JR東日本 183系・189系を追え!田町編
ここ最近、私は183系を追うことが多いが、幕張電車区の183系だけではなく、他所の183系も追っている。今回は、田町車両センターの183系・189系の話。
首都圏を走る団体列車用として配置されていた167系の置き換え用として、昨年から田町車両センター(旧田町電車区)にも183系・189系が配置されるようになった。167系は、4連単位で使用されていたが、183系・189系の場合は、4連から10連まで4種類の編成を用意し、対応しているのも大きな特徴である。
当区の車両は、他区の車両と異なり、団体列車として使用されることが多い。その中でもよく目にするのが、首都圏の小学生たちを日光まで運ぶ修学旅行列車だ。この列車には、8連と10連のどちらかが使用され、ヘッドマークにも、しっかりと「修学旅行」と表示される。↓
183系シリーズ唯一の4連として使用されているH41編成は、小回りが利くことから、広範囲な活躍が目立つ。通常は4連しか入線できない、相模線・八高線・青梅線青梅以遠などに入線できることも大きい。
大崎駅にて。↓
時にはJR東海エリアにも。沼津駅にて。↓
団臨としての活躍が目立つ田町車だが、6連のH61編成は、他客臨での使用もある。つい先日、今シーズンの運転が終了してしまったが、大宮から河口湖までを結ぶ、「ホリデー快速河口湖3・4号」にも使用されている。このときは、かつて特急として活躍した中央本線を「快速」と表示して走ることになる。しかし、臨時列車の悲しい宿命か。下り列車は立川駅で、上り列車は八王子駅で特急「あずさ」「かいじ」を先に通すことになっている。写真は、上り列車を八王子駅にて撮影した物。
さて、田町車の新しい動きだが、10連のH101編成又はH102編成が、しばらくの間、上野発の「ホームライナー鴻巣」の一部に使用されているらしい。この列車には、急行「能登」で上京してきているJR西日本の489系が使用されているのだが、新潟県中越地震の影響により、最近では、田町の車両が使用されているというのだ。これらの編成は、冬休みになれば、「ムーンライトながら91・92号」に使用されるので、おそらく12月20日頃までの運転ではないかと予想される。期間限定ではあるが、かつては、特急「あさま」として上野駅に出入りしていた車両も含まれているだけに、思わぬことで里帰りを果たしたことになる。機会があれば、こちらも追ってみようと思っている。
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