JR東海 ユーロライナー 首都圏を走る
3月13日(日)の出来事。
前日、尾久車両センターで停泊していたJR東海の欧風客車「ユーロライナー」が、宇都宮線(東北本線)を黒磯まで北上した後、JR東海沿線に戻ることになった。私も首都圏を走る「ユーロライナー」の記録をするため、朝から沿線へ出かけた。
まずは朝9時。尾久駅に着くと、前日までと違い、ホームからも楽に撮影できるところに停車していた。まだ機関車は連結されていない。ホームの赤羽方には、大勢のファンが機関車を待っていた。
手短に撮影の後、9時11分発の宇都宮線に乗車。白岡へ先回りする。駅から徒歩10分ほど行くと、線路を越す陸橋があり、この上から「ユーロライナー」の通過を待つことにした。首都圏で見る機会が少ないことと、引退が近いと言うこともあって、この場所も大勢のファンが詰め掛けていた。待つこと約20分。EF65 1106に牽引された「ユーロライナー」が通過していった。上り列車に被られることなく、ホッと一安心。
ここの撮影を終えた後は、久喜の模型屋さんに立ち寄ってから都心へ戻り、東京駅の本屋さんで鉄道ダイヤ情報を購入。再び16時ごろ、今度は武蔵野線西浦和駅へ向かい、もう一度「ユーロライナー」を撮ることにした。ここも武蔵野線の撮影ポイントの一つ。既にホームの武蔵浦和方は人一人入る隙も無い。私はホームの反対側で待つことにした。こちらは人も少ない。しかし、目の前にいる赤いジャンバーを着た同業者がどうしても気になった。何となく撮り鉄の直感で、この人を入れないで撮るのは厳しいかと。最近はデジカメが普及してきたこともあり、撮り鉄もデジカメの人が多くなってきた。一眼レフ形のデジカメなら問題ないのだが、小さなデジカメで撮る人の場合、脇を広げて撮る人が多い。これって後ろで撮る人にとってかなり迷惑。この人も本番になったら、やはり脇を広げて撮っていた。結局、この現場では、望遠をセットした一眼レフでは撮れず、急遽しゃがんでデジカメで撮ることに。こちらも考慮して両方用意していたので問題ないが、こう言う時は、お互いが譲り合う気持ちも大切である。
さて、今回が最後の上京かと思われた「ユーロライナー」だが、13日入手した鉄道ダイヤ情報4月号によると、4月9日から10日にかけて、再び首都圏へ。しかも「ユーロライナー」色のEF64と一緒にやって来ることがわかった。しかし、9日から10日は旅行中。9日は名古屋泊まりとなる。何とも皮肉なスケジュールだ。
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