中央線で183系を追う
今日は、183系を追いかけてきた。
中央線は、夕方になると「ホリデー快速河口湖号」として183・189系が2本やって来る。1本目は国鉄特急色の大宮行き。2本目は旧あずさ色の新宿行きである。この時間帯は光線状態が良くないのが欠点なのだが、まあ仕方ない。
私はまず八王子へ向かい、16時31分発の大宮行き「ホリデー快速河口湖号」を撮影した。この駅では、後続の特急列車を先に通すのだ。かつての特急形車両も、今は特急に追い越されてしまうのである。
大宮行きと言う事もあり車内はガラガラ。せっかくなので立川まで乗ってみた。この車両は田町車両センターのH61編成なのだが、中間のモハ車は全て元幕張車だった。座席の柄が違うのも出身地の違いの証拠でもあり、この辺りも面白い。
立川駅にて↓
立川からは再び八王子へと戻る。今度は1時間後の新宿行き「ホリデー快速河口湖号」を撮る。この列車は、豊田電車区のM50編成だ。御覧の通り「あずさ」色のままで、ほぼ毎週末、中央本線を走る車両だ。「あずさ」で使用されていた車両の中では、一番幸せな車両かもしれない。
多客臨の183系はこれが最後なのだが、今日は他に団臨があった。幕張電車区の8両編成なのだが、17時38分に豊田へやって来る事が解っていた。八王子での撮影を終えて、後続の快速電車で豊田へ向かう。10分ほど待って、幕張電車区の8両編成が豊田駅へやって来た。国鉄特急色で正面にシンボルマークもあるのが良い。
このタイプの編成は、もともと房総半島の特急に使われていたが、ここもE257系の投入により置き換えが進んでしまった。今では「さざなみ」「わかしお」からは完全に撤退しており、8両編成も「しおさい」に使われる程度で運用に余裕があり、最近では団臨にも充当されている。この後、同編成は豊田電車区へと入っていった。
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