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伊豆急8000系に乗る

今回の静岡地区遠征のもう一つの目的は、この伊豆急8000系の様子を見ることであった。

伊豆急8000系は、親会社の東急電鉄で長年通勤輸送に君臨してきた8000系電車を譲り受けたもの。昨年の12月14日から15日にかけて、東急電鉄から伊豆急へ甲種輸送が行われている。その時の模様は、当ブログの2004年12月14日付記事で取り上げている。このときに伊豆急入りした車両10両は、その後、伊豆急側でも手が加えられた後、乗務員訓練などを経て、今年4月より営業運転に就いた。伊豆急では、この8000系を使って、元JRの113・115系が種車の200系や、あのリゾート21の一部も置き換えることになっている。私は、以前より、この8000系のその後の様子を見に行こうと計画していたのだが、今回ようやく実現となったのである。

14時35分ごろ、私は熱海駅2番線の下り方に立った。5分後にやってくる伊豆高原からの5650Mを撮影するためだ。この列車に、伊豆急8000系が使用されている。熱海止まりの列車をよけるように前の方で待つことに。暫くして、予定通り8000系が1番線に入線。御覧のように増結車を連結した6連であった。

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4両編成の方は「スケッチトレイン」のヘッドマークつきであった。

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JR乗り入れにあわせて、こんな所にJRの無線アンテナも設置。

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慌しく撮影した後に1番線へ。今回は青春18きっぷを活用して、この8000系に伊東まで乗車することにしよう。車内は、地元客・観光客が入り乱れて座席は殆ど埋まっており、中には立ち客が出る車両も。私は後部2両へ移動。この列車は、伊豆高原で2両切り離すと言う。後ろから2両目に空席を見つけ、海側のクロスシートに座った。東急時代は純粋な通勤車なのでロングシート車であったが、伊豆急入りに際して、海側のみクロスシート座席にした。この座席には、なんと西武鉄道の10000系で使用されていた座席が流用されている。

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車内全景。山側は東急時代のロングシートがそのまま流用されている。↓

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さて、列車は熱海駅を定刻通りに出発。来宮・伊豆多賀・網代と伊東線内を各駅に停車していく。あの8000系特有のモーター音も、JR線内で聞くと何となく新鮮。ドア上に設けられたLED案内機は、しっかりと伊東線内も対応していた。レッドアローで慣れ親しんだ座席に座りながら海を見ると言うのもなかなか面白い。東急の電車に西武の座席を足して、伊豆急の車両が出来たと言うのも、一昔前なら考えられない話だ。そんな事を考えながら、伊東までの8000系体験乗車はあっという間に終了した。8000系の乗り心地はなかなか快適で、30年選手とは思えない走りだった。

伊東からの帰りは、伊豆急200系による熱海行きに乗車した。こちらは元中央本線の普通列車に使われていた115系。しかも熱海方の3両は、低屋根車800番台を含む編成だった。200系にも塗装が3種類存在するが、今回は6両とも赤をベースにした車両だった。

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空いていた事もありボックス座席に座ったが、車端部だったこともあり揺れが激しい。私が乗車した車両は、元115系300番台の車両なので、8000系よりも若干古い程度の車両と思われるが、あまりの揺れの多さに、かなり古さを感じてしまった。と同時に、古さを感じさせない8000系の出来の良さに改めて感心してしまった。

まだまだ少数派の8000系だが、これから少しずつ仲間を増やしていくことだろう。それと同時に、200系が少しずつ姿を消していくことになる。200系も低屋根車が残る今のうちが記録するチャンス。今後も静岡方面へ向かった時は、熱海駅で伊豆急の車両も観察していこうと思っている。


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