青梅で再会!201系のラストナンバー車
青梅線へ「風っこ」を撮りに行った際に、こんな車両に遭遇した。
一見すると、普通の201系だが、この奥多摩行きの最後部車両は、クハ201-155と言う車両である。
タイトルでお気づきかと思うが、この車両が201系のラストナンバーである。この青10番編成は、両端のクハも、中間のモハユニットも、全てラストナンバーで固められており、隣の車両もモハ201-299と言う、こちらもモハのラストナンバーであった。
同じ時期に製造された201系は、コストの面から、車内の窓ガラスの開閉方式を変更したり、車体に表記されるナンバーも切り抜き文字じゃなかったりするなど、部分的には103系に近いところもある。
ちなみに、この編成、平成9年10月の大月事故による車両不足を補うために、三鷹電車区から当時の武蔵小金井電車区に貸し出された事がある。その頃の塗装はカナリアで、もちろん中央・総武緩行線で使用されていた。しかし、中央快速線貸出に際して一時的にオレンジに塗り替えられたのだ。この時、10両編成全部は貸し出されず、2~9号車の8両のみが対象だった。その8両に快速用の先頭車2両(H9編成の1号車と4号車)をつなげた10両編成となって使用された。
豊田電車区には、ラストナンバーとは逆のトップナンバー車も所属している。時にはトップとラストが競演することもあるのであろう。そんな並びも引退前に一度は撮っておきたいとは思っているのだが、果たして撮れるかどうか・・・
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