新宿駅線路切替工事に伴う特別ダイヤを観察する 埼京線・りんかい線編
埼玉県と東京都心とを結ぶ埼京線とりんかい線との直通ルートも、この新宿駅の工事では寸断され、埼京線は池袋で、りんかい線は大崎での折り返し運転となっていた。当然、注目されるのが、埼京線内に封じ込められたTWR車と、りんかい線内に閉じ込められたJR車の存在は気になるところである。
まず、湘南新宿ラインのチェックも兼ねて大崎駅でチェックすることにした。大崎駅に到着すると、さっそくTWR車が入線。TWR車が大崎駅で折り返すのは、よく見かける光景ではあるが・・・
大崎駅で折り返すTWR車。でも運行番号を良く見ると・・・
御覧頂いているTWR車は、運行番号が01Kとなっている。通常、TWRの車輌は80~90番台の運行番号になるので、この01Kは、所定ダイヤではJR車になる。従って、いつもとはちょっと違う光景である。こうなると、TWR車の運用に就くJR車が見てみたいところ。その願いは、あっさりと適ってしまった。
大崎駅5番線で折り返すJR車の新木場行き。通常はTWR車が入る83運行である。
大崎でのチェックを終えた後、中野を経由して最後に訪れたのが池袋。もう時刻は23時20分になろうとしていた。そろそろ西武線の終電の時刻が気になるので、まさに駆け足取材である。
池袋駅での埼京線の折り返しは、3・4番線を使用していた。私が池袋に到着した時は、既に先発電車が4番線に停車していた。通常ダイヤでも新宿や大崎方面から到着する下り電車が4番線に入るので、この光景は見慣れている。
池袋駅4番線に停車中の埼京線下り電車。この光景はいつもと同じである。
この電車の後に4番線に入線する電車を撮れれば良かったのだが、終電車の時刻に合わせるとなると、その撮影は不可能だった。しかし、3番線に入線する電車は撮影が出来たので、それで我慢することにしよう。
池袋駅3番線に到着した埼京線上り電車。既に行先表示は下り電車の表示になっている。
なお、東京駅や大崎駅で出会った知人の話では、埼京線内に封じ込められたTWR車の運用は実際にあったらしい。流石に私が撮影した時間帯では見る事が出来なかったのかもしれないが、出来ればその光景は見てみたかったが、この時間では仕方ない。諦めて帰宅することにした。
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