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運転報告 西武9105Fが東急車輛へ入場

このところ、リアルタイムで記事の更新が出来ず、「運転報告」と言う形で、事後報告記事が多くなってしまっていますが、今回も「運転報告」です。しかも西武ネタ。西武鉄道ファンの皆さん、申し訳ございません。暫くの間、事後報告ネタにお付き合いください。

西武池袋線で活躍する9000系電車。この電車は、2000系の車体に101系の足回りを再利用した更新車で、10両編成8本が在籍している。登場時は再利用できた足回りも、部品そのものの老朽化が進んでいるほか、環境問題を考慮して、平成16年度より、年間2本ずつ足回りをVVVFインバータ制御方式に更新する省エネ改造工事が行われている。平成17年度からは、この省エネ改造を東急車輛で担当しており、昨年度は9101Fと9104Fが入場した。

そして、今年度も2編成が省エネ改造を行う。その第1弾となる9105Fの東急車輛への甲種輸送列車が6月7日に運転された。平日ではあるが、西武線内を担当するE31形電気機関車の行方も気になることもあり、昨年に引き続き、当日は有給休暇をとって、逗子までの追跡取材をすることにした。

今回、私がまず最初に選んだ撮影場所は所沢陸橋の上である。去年のダイヤを思い出し、8時ごろには陸橋上に到着できるように家を出発。現地に到着すると、既に同業者が2名ほど待機していた。私も撮影準備を開始し、列車の通過に備える。そして8時20分頃、お目当てのE34+E33+9105Fがゆっくりとこちらへ向かってきた。

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E34+E33に引かれて、まずは新秋津へ向かう9105F。

通過後、すぐに撤収作業をして所沢駅へ。そして所沢駅から一駅だけ池袋線に乗車して秋津駅下車。徒歩で新秋津へと向かった。既に機関車の付け替え作業は終了しており、今度はJR貨物のEF65 1117が9105Fの前に連結されていた。

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JR線内は逗子までEF65 1117が担当。

ここで、出発まで多少時間があるので、この付近を一回り。甲種輸送時特有のスカートが外された9000系や、西武線内の牽引を担当したE33+E34のコンビを撮影した。

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今回もJR線内の輸送に備えて、事前に9105Fのスカートが外されている。

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新秋津までの牽引を担当したE33+E34コンビ。

ここまで撮影したところで、JR新秋津駅へ移動。甲種輸送列車の出発をホームから撮ることにする。東急車輛がある逗子まで行くには、線路配線の関係からか、一旦、新座貨物ターミナルへ向かうこととなり、そこで再び機関車の向きを変えて南下するのだ。武蔵野線ホームの府中本町方からカメラを構えるが、甲種輸送列車の出発とほぼ同時に、府中本町行きが出発してしまったため、思うようには撮影できなかった。

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まずは新座貨物ターミナルに向けて新秋津を出発。武蔵野線電車の被りにより、まともに撮れたのは、この2枚だった。

ここから先は、いよいよ9105Fの追跡、と言うか先回りを開始する。新秋津で合流した知人と共に、府中本町・川崎を経由して、まずは根岸線の新杉田へと向かった。9105Fの甲種輸送列車は、貨物線を経由して、桜木町から根岸線に合流する。大船の1駅手前である本郷台で少々停車するため、それまでのどこかで撮影をしようと言う事になった。どこでも良かったのだが、たまたま新杉田駅の構造が良かったので、ここで撮影と言うことになった次第である。

到着後、横浜方面行きホームの最前部付近へ移動。ここでカメラを構える。209系の大船行1本を挟んだ後、すぐに9105Fがやって来た。

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ここまで来ればゴールも近い。逗子を目指してEF65 1117+9105Fが新杉田を通過。

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突然やって来た黄色い電車に、ホームで電車を待つ人たちも驚いた感じだった。

撮影終了後、後続の電車で逗子へと向かう。本郷台で甲種を追い越し、再び先回り。逗子に到着すると、東急車輌への専用線(ここは電化されていない)の牽引を担当するDE11 2004が構内にいた。それを横目に我々は、線路沿いの道をどんどん進み、とある踏切へ向かう。この踏切は、東急車輛へ入場もしくは出場する車両があるときだけ列車が通過するため、遮断機も警報機も無く、列車が通過する時だけ係員が待機して車を止めるのだ。このシーンを撮りたくて来たのだが、踏切へ向かって歩いている途中に激しい雷雨になってしまった。仕方なく、甲種が来るまで京急の高架下で雨宿り。ようやく雨が小降りになった頃、DE11に引かれた9105Fがやって来た。

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東急車輛への専用線を通過する9105F。

そして、この後、我々は神武寺駅近くの留置線が見える位置へ移動。すぐに追い掛けたのだが、ここまで牽引してきたDE11の姿は既になく、9105Fだけが停められていた。ここに夜まで留置され、係員が車輌にもしもの事が無い様に警備するらしい。私は、ここで京急の車両との一瞬の並びを撮影。少なくなった旧1000形も姿を見せてくれた。

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神武寺では夜まで留置。ここで京急の車両と暫くの間競演する。

京急車とのツーショットを数パターンか撮影して、追跡取材を終了。神武寺駅から京急に乗り込んで帰る事にした。

9000系の省エネ改造は、この9105Fで5編成目。既に半数は改造を終えており、抵抗制御車のままで残る編成は、ついに3本となってしまっている。前回までの例から考えて、この9105Fが東急車輛から戻ってくるのは、おそらく3ヵ月後の9月頃だろう。また戻ってきた時には、所沢へお迎えに行こうと思っている。


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