赤ガマ来阪 甲子園臨を撮影する
痛勤形酷電さんと新大阪で合流した後は、大阪駅構内で朝食。ここで、痛勤形酷電さんより、「専大北上」の甲子園臨の情報を聞いた。赤ガマこと、JR東日本のEF65 1118号機が大阪へ向かっているということは聞いていたが、まだまだ撮影には充分間に合う時間帯だと知り、これは撮影に行かねばと言う気持ちになる。早速、痛勤形酷電さんの案内で、タクシーを利用して上淀川橋梁へと向かった。
甲子園臨の大阪着は9時52分とのこと。我々が現地に到着したのは、甲子園臨通過のおよそ1時間ほど前だった。この時点で、この河川敷には20人前後が集まっていた。早速、我々も準備を開始する。列車が通過するまでの間、色々な列車でカメラリハーサルを繰り返した。通過20分ほど前になると、この場所に集まってきた同業者の数も徐々に増えてきた。
赤ガマ通過を今か今かと待ち構える人達。
増えたと言っても、ご覧のように、比較的余裕がある状態で、まだまだ撮影は可能だった。痛勤形酷電さん曰く、今年に入ってから、1118号機が来阪する機会が多く、中には少々飽き気味のファンもいるのかもしれない。しかし、関東在住の私は、暫く撮影していない。全く不思議な話だ。
そして、暑さと戦いながら待つこと1時間と少々。少し遅れ気味だったが、ようやくEF65 1118号機が牽引する甲子園臨が我々の前に現れた。
今夏の甲子園臨の目玉か?EF65 1118号機が24系7両を牽引して来阪。(画像はトリミング処理済)
ちょうど順光と言うこともあり、側面の「EF65」と言う表記が綺麗に写ってくれた。暑い中、1時間少々待って良かった。
撮影終了後、我々は、JAM会場へと向かい、一通り見物。そして夕方は、大阪駅近くのお店で痛勤形酷電さん主催のオフ会に出席し、楽しいひと時を過ごした。そして、ホテルに帰る前に、ちょっと大阪駅に立ち寄ってみると、何やらファンがいっぱい。どうも「専大北上」の応援団列車の折り返し列車があるらしい。そのまま11番線で待機していると、予想通り、赤ガマが10番線に入ってきた。
観戦を終えて、地元へ帰る応援団を乗せて、大阪駅を旅立とうとする赤ガマ。
この列車が10番線に入線してくると、11番線の先端で待ち構えていたファンは大騒ぎ。罵声が飛び交い、私もホームの柱から一歩も出られない状態であった。
そして、列車は大阪駅を出発。あれだけ罵声が飛び交っていたのだが、列車が動き出すと、罵声から一変。「ありがとう。」「また来いよ。」と言う声が目立つようになった。この辺りは関西流なのだろうか。撮影を終えて、私は淀屋橋のホテルへと戻った。
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