お帰りなさい 西武9105F
西武鉄道では、前年度に引き続き、今年度も9000系の省エネ改造を進めている。前年度同様、今年度も2編成が省エネ改造を受けるが、今年度の第1弾として6月7日に東急車輛へ入場した9105Fが、この度、改造を終えて、甲種輸送により地元に戻ってきた。
この日、私は仕事を終えた後に、新宿で買い物を済ませて、西武新宿駅から特急「小江戸33号」で所沢へ向かい、地元に帰ってきた9105Fを撮影する事にした。いつものダイヤのパターンであれば、所沢には21時頃まで停まっている筈である。小江戸号から下車して6番線に目をやると、9105Fの姿を確認する事ができた。早速、跨線橋の上から撮影を開始する。
東急車輛での省エネ改造を終えて地元に帰ってきた9105F。
跨線橋から、ホームへ下りて、今度はモハの撮影をする。これまでの改造車同様、VVVF制御装置の部分とシングルアームパンタだけが綺麗なのが目立つ。
入場前とは明らかに違うモハ9805の床下機器。
そのままホーム飯能方へ進み、今度は正面を撮影してみたが・・・
ご覧のように、機関車の停止位置が微妙に悪かった。そこで、この列車に先回りして小手指へ向かう事にした。20時26分発の飯能行きの乗り込み、小手指に着くと、上りホームの飯能方の先端には、既に何人かの同業者が集まっていた。私も、そこへお邪魔して、獲物の到着を待つことにした。
そして21時15分頃であるが、E34を先頭に9105Fの甲種輸送列車が、小手指駅に到着した。私は、停車する前から、速度が遅くなった頃を見計らって撮影を開始した。
E34+E33+9105Fの編成が小手指に到着。
約3分ほど停車した後、車両基地へと入っていった。
9105Fの東急車輛からの出場により、9000系は8編成中5編成が省エネ車と言う事になった。まあ、9105Fが出場したとは言っても、今までの改造車のパターンどおりで動けば、近日中に武蔵丘検修場へ入場し、全検を受ける可能性が高いので、同編成が近日中に営業に入ると言う可能性は低いかもしれない。いずれにしても1ヶ月以内には、営業運転を開始するだろうから、そうなると、ますます原形の9000系を見る機会は減ってしまうだろう。原形車もしっかりと記録しておきたい。
関連記事
2006年6月28日付記事 運転報告 西武9105Fが東急車輛へ入場
この記事より下記ブログへトラックバックを送信しています。
鉄ちゃんの鉄道日記さん
| 固定リンク
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武2000系2513Fが小手指車両基地へ貸出 狭山線の運用に就く(2022.05.06)
- 西武多摩川線 101系251Fの甲種輸送を撮影する(2022.05.03)
- 西武多摩川線へ向かう101系245Fの甲種輸送を撮影する(2022.05.01)
- 秩父鉄道 急行「さくら号」と「SL秩父錦号」を撮影する その2(2022.04.30)
「鉄道:西武」カテゴリの記事
- 西武2000系2513Fが小手指車両基地へ貸出 狭山線の運用に就く(2022.05.06)
- 西武多摩川線 101系251Fの甲種輸送を撮影する(2022.05.03)
- 西武多摩川線へ向かう101系245Fの甲種輸送を撮影する(2022.05.01)
- 秩父鉄道 急行「さくら号」と「SL秩父錦号」を撮影する その2(2022.04.30)
コメント