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秩父夜祭ダイヤを観察する 西武鉄道編

では、続いて西武鉄道の夜祭ダイヤのレポートです。

前記事でも触れたように、今回の観察では、明るい時間帯に秩父鉄道を観察したため、西武鉄道の本格的な観察は日が暮れてからとなった。しかし、秩父へ向かう際に乗車した列車でも面白いシーンが幾つか見られたので、まずはそちらから触れておく事にする。

12月3日の午後、私は、飯能駅13時04分発の西武秩父行きに乗り込んだ。通常ダイヤであれば、4両編成の4000系によるワンマン運転であるが、さすがに夜祭当日とあって3ドア車の8両編成に増強されている。私が乗車したのは、8両固定編成の303Fであった。

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夜祭ダイヤのため、通常の4000系4連から3ドア車8両編成に増強された飯能始発の西武秩父行き。

この列車は定期列車であるが、臨時特急列車の運転に伴い、途中駅で時刻変更が行われていた。どこかで長時間停車があるだろうと予想していたら、飯能から2駅目の高麗駅で、いきなり長時間停車が待っていた。車掌さんのアナウンスによると、この駅では、上りと下りの両方の特急に抜かれると言う。となると、普段は列車が入らない側線の3番線の出番か?と思い、ホームに降りて、西武秩父方の先端でカメラを構えてみた。暫くすると、前方から上りの特急がやって来た。良く見ると、3番線を通過しているではないか。予想的中。

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上り池袋行き特急「ちちぶ」がホームの無い高麗駅3番線にゆっくりと進入してきた。

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そして下り特急が2番ホームを通過。高麗駅での電車3本並びを半ば強引ではあるが撮影した。

秩父へ向かう途中に撮ったのはこれだけ。ここから先は、日が暮れてから撮影したものをアップしていきます。

黒谷駅での秩父鉄道の撮影を終えて、西武秩父駅に戻ってきたのは17時20分頃の事だった。これから暫くの間撮影が続く。腹の中に多少の食料を入れておきたかったので、仲見世通りに出ていた出店でお切り込みうどんを購入して食べた。寒かった事もあり暖かいものが嬉しかった。気分を少しでも暖めて西武秩父駅のホームへと向かう。2・3番ホームでは、ちょうど101系・301系が並んで停まっていた。

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西武秩父駅に並んだ3ドア車。

最近では4ドア車に押され気味の3ドア車も、秩父夜祭の日は主役級に格上げである。しかし、ここでも昨今の事情を表すかのように、4ドア車の姿も見る事がある。西武秩父駅17時43分着の列車が、4ドア車の2000系を使用していた。

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西武秩父駅に到着した4ドア車2000系。これも夜祭ならではの光景である。

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西武秩父駅に到着した2000系は折り返し回送電車となっていた。

秩父にやって来たのは2000系でだけではない。2000系と同一性能である3000系も召集令状が掛かっていた。

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西武秩父駅に到着した3001F。数少なくなったスカートなしの編成だった。

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101系の飯能行きと並んだ3001F。先程の2000系に続いて、この3001Fも回送列車となる。

西武秩父駅での撮影は、ここまでとして、今度は一駅先の横瀬駅へと移動した。ここでも暫く撮影をする。横瀬駅で撮影の準備をしていると、先程まで西武秩父駅に停まっていた3001Fが回送として横瀬にやって来た。

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折り返しまでの間、3001Fはここ横瀬で小休止。

私は、この3001Fと絡めながら各種車両の撮影をした。

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3001Fと普段は横瀬で見る事がない西武秩父行きの「むさし号」との並び。

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続いてやってきたのは、3001F同様、折り返しまでを横瀬で過ごす101系8両編成の回送。

この101系の回送は、一旦、1番ホームに到着後、西武秩父方の引き上げ線へと引き上げてから、横瀬車両基地内の留置線へと入っていった。鉄道の日の横瀬車両基地でのイベントでは良く見られる光景であるが、普段はこんなシーンもなかなか見る事はできない。

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西武秩父から回送されてきた101系は、転線を繰り返してこの場所に。

ちょうどこの頃、知人より、飯能18時52分発の西武秩父行きに2065Fが充当されているとのメールが入った。横瀬駅到着は19時46分。早速ホームの時刻表を見ると、ちょうど47分発の上り特急が2番ホームから出る事が解った。と言う事は、この2065Fが3001Fと並ぶ。普段は秩父線内で絶対に見る事ができない組み合わせが実現する。ますます気合が入った。

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3001Fと2065Fの西武秩父行きとの並び。

寒い中待っていた甲斐があった。ここまでで横瀬駅での撮影を終了し、暫くの間、駅ホーム上より羊山公園で上げている花火を見学。そして戻ってきた2065Fで秩父路を離れる事にした。途中、芦ヶ久保では下り列車と登り特急列車の待ち合わせと言う事で、昼間の高麗駅同様、ここでも電車3本並びが実現する。半ば強引に撮ろうと思ってホームに出ると、もっと貴重なシーンを撮る事ができた。

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芦ヶ久保駅で上り特急を先に通す2065F。同駅停車中は一部ドアが締切り扱いになった。

ご覧のように、停車時間の間は、車内温度を保つために一部のドアが締切り扱いとなっていた。最近の電車には良く付いている機能であるが、恥ずかしながら、この機能が新2000系にも付いていたのを初めて知った。新2000系でこの機能を使用しているのが撮れた事も収穫である。

その後、この2065Fを飯能まで乗り通した。飯能到着後、2065Fはそのまま回送列車となった。飯能駅で暫く観察していると、3000系の回送列車がやって来た。この3000系も西武秩父行きとなっていった。

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3009Fの西武秩父行き。この日は合計3編成の3000系が西武秩父まで入線した。

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3009Fの西武秩父行きと並んだ8両編成の準急池袋行きは、西武秩父からの臨時列車。

西武秩父・横瀬・芦ヶ久保と撮影してきた後に辿り着いた飯能駅。寒さには慣れていた筈だったが、飯能駅で感じた寒さは、それまでの各駅とは違った寒さで、何故か体の震えが止まらなかった。この撮影を以って、今年の秩父夜祭ダイヤの観察を終了。帰りに所沢で軽く晩飯を食べてから帰宅した。

来年の秩父夜祭は月曜日。今度はどんな臨時列車が走るかな。

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コメント

当日はお疲れ様でした。

最近は2000系のLED化が進んで幕の編成は8連では残り5本ですし、夜祭ならではの光景が撮影できたようで何よりでした。

新2000系にドアの一部締め切りがあったのは初めて知りました。6000系以降の車両についていると思っていたのですが(汗)

ここ2年の間は新宿線からの車両借入もなかったようですが、来年は仰るとおり月曜日に開催されるので、その時に新宿線の車両が走るかもしれませんね。

投稿: みなづき | 2006/12/10 00:02

みなづきさん、コメント有難うございます。

2000系8連の幕車は残り5本ですか。新宿線の場合、いつでも池袋線に貸し出せるようにと言う配慮なのか、新2000系の8両固定編成で幕のままの編成は2061Fだけになってしまいましたから、幕車が来ると嬉しいものです。

来年の夜祭は月曜日ですから、夕方からは、池袋発準急西武秩父行きが運転されるかもしれませんね。

投稿: TOMO | 2006/12/10 02:45

こんにちは。
僕はこの日、夜は用事があったので、午前中だけ秩父路に赴きました。

今年の夜祭ダイヤでは、朝の快速急行長瀞・寄居、三峰口ゆきはそのまま運行されたようで(この事実は当日知った。所沢駅の貼紙には確かに「西武秩父まで」の文字があったのだが)、本来ならば4000系の快急西武秩父ゆきを撮影したく入間市に向かったのですが、なんか定期通りに来てしまいました。
とりあえず横瀬まで行き、初めて分割作業を見ました。

この日は昼間からは秩父線内はオール8両&ツーマン運転だったようで、定期の4両の列車が折り返すときに、武蔵丘から来た回送と定期列車が飯能で連結して8両にする光景も見られたようです。

秩父線内の2000系・・・見てみたいですね。2000系にドア一部閉め切りがあることは驚きました。101/4000/10000系のは見たことあるんですけどねぇ。

ところで、この日の快急西武秩父ゆき1本目は元秩父鉄道乗り入れ対応の101系4+4編成でした(これも初めて見た)

毎度長々すみません

投稿: vizell | 2006/12/11 18:32

vizellさん、コメント有難うございます。

4000系の快速急行西武秩父行き、以前は存在していましたが、今では秩父鉄道直通列車のみになってしまいましたから、夜祭ダイヤの時が撮影のチャンスですね。昨年ですと、2本ある直通列車が西武線内のみの運転となってしまいましたので、久々に見る事ができましたが、今年は下りのみ直通運転がありましたから、残念ながら見られませんでしたね。その代わりに、本編で紹介した秩父鉄道線内運用が久しぶりに見られたのは収穫でした。4000系の快速急行西武秩父行きは、幣ブログの昨年12月の記事で紹介していますので、宜しければご覧下さい。

新2000系の一部戸締め機能の件ですが、恥ずかしながら私も初めて知りました。ただ全ての新2000系に付いているんでしょうかね。この2065Fは、今年度、武蔵丘検修場に入場したときに、何らかの手を加えているのは間違いないみたいです。

投稿: TOMO | 2006/12/12 21:08

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