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秩父夜祭ダイヤを観察する 秩父鉄道編

お待たせいたしました。ココログのメンテナンスで報告が遅くなっていましたが、これより秩父夜祭ダイヤの報告を開始します。

日本三大曳山祭りの一つである秩父夜祭。毎年12月3日に開催されているのだが、今年は前夜祭の2日が土曜日と言う事もあり、かなりの見学者が見込まれていた。秩父夜祭の会場である秩父市への足となっている西武鉄道と秩父鉄道では、毎年、夜祭当日に特別ダイヤを実施している。特に、秩父鉄道は屋台が通過する御花畑No1踏切の架線を外し、秩父~影森間を一時的ではあるが、列車の運行を中止するため、かなり大掛かりなダイヤとなっている。私自身、この秩父夜祭特別ダイヤの観察は、毎年の恒例行事となっており、幣ブログでも今回が3回目となる。毎年、事前に作戦を練るのだが、今回は、明るい時間帯は秩父鉄道を撮影し、西武鉄道は暗くなってから撮影する事にした。

12月3日、私は昼頃から家を出て、一路秩父へと向かった。西武秩父線で西武秩父駅に到着したのは14時ごろのこと。人がごった返す仲見世通りを抜けて、秩父鉄道の御花畑駅へと向かった。ここで、前もって乗車券を購入してから、駅近くの駐車場へ移動する。ここへ来たのは、急行「SL秩父夜祭号」を撮るためである。秩父鉄道では、土曜・休日に熊谷~三峰口間でSL列車「パレオエクスプレス」を運転しているが、この「SL秩父夜祭号」は「パレオエクスプレス」の特別バージョン。そして、秩父鉄道の今シーズンのSL最終運行でもある。駅近くの駐車場は、鉄道ファンとSLを見たい観光客で既に沢山の人が集まっていたが、私もその中に入り込んで撮影した。およそ10分後、前方よりC58が見えてきた。何と日章旗付である。

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大勢の観光客と鉄道ファンに見守られながら御花畑駅を出発する「SL秩父夜祭号」

去年の「SL秩父夜祭号」は、円形のヘッドマークをつけていたが、今年は秩父鉄道のSL最終運行日ということもあってか、このように日の丸を掲げての運転となったようである。日の丸を掲げたC58は、とても凛々しく見えた。

SL撮影後は、御花畑駅から秩父鉄道の電車に乗り込んだ。目指した場所は、御花畑駅から熊谷方面へ3駅進んだ黒谷駅。ここでは、夜祭ダイヤ特有の列車を何本か撮影した。まず最初は、この列車である。

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西武4000系による各駅停車秩父行き。

この列車、本来ならば快速急行池袋行きとして運転される列車なのだが、この日は秩父止まりとなった。今年の12月3日は日曜日で、翌日が平日となる事から、平日朝に運転される秩父鉄道からの飯能行きに使用する車両を前日中に確保しておく必要がある。普段ならば、夜間に秩父鉄道線内への送り込みの列車を運転するのだが、夜祭当日は、御花畑駅付近の架線切断の事もあり、回送列車のダイヤを組み込む事が難しい。そこで、池袋方面への直通運転を解除して、秩父止まりにする事で、翌朝の直通列車用車両を確保する事にしたものである。西武4000系、以前であれば、秩父鉄道線内の折り返し運転もよくあったが、現在では、秩父鉄道の各駅停車のワンマン運転開始に伴い、このような線内運用が見られなくなってしまったので、ある意味貴重なシーンと言える。

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元都営三田線の車両である5000系による影森行き。

続いては、影森行きの各駅停車である。影森駅は、貨物列車なども含め、運転の拠点となっている事から、普段からでも影森発着列車は存在している。しかし、明るい時間帯の運転は殆ど無い。その為、なかなか影森行きと言う列車を撮るのは、沿線のファンの皆様でないと難しいかもしれない。

そしてお待ちかね。6000系による急行「秩父夜祭号」がやって来た。

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急行列車の新しい顔、6000系電車も3編成全てが稼動してフル回転。なぜか西武時代に使用していた種別幕「急行」の文字が見える。

秩父鉄道の急行列車の新顔である6000系は、秩父鉄道へ譲渡された際に様々な工事を実施している。その際に、正面には列車名を表示できるLED表示機を設置しているのだが、今回、「秩父夜祭」と表示した場合、この場所に「急行」の二文字が入れられないようだ。そこで、西武時代に使用していた種別幕を一時的に復活させて「急行」と言う幕を使用していたらしい。秩父鉄道では、他にも「そばまつり号」など、特殊な名前の急行を運転しているので、今後もこの幕が見られる事があるかもしれない。

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下り急行「秩父夜祭号」が黒谷駅を通過する。この列車は、秩父止まりとなっている。

この列車の撮影を最後に、黒谷駅での撮影を終了とした。再び黒谷駅から電車に乗り込み、秩父へと向かった。西武4000系による秩父行きに乗り込んで秩父駅へと着くと、ちょうど熊谷行き急行が入線。先程撮影した秩父行きの「秩父夜祭号」に使用された編成が、留置線に停まっていたので、6000系同士が一瞬だけ並んだ。

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一瞬ではあるが、秩父駅では6000系同士の並びが見られた。

秩父駅で、この並びを撮影した後、後続の三峰口行きで御花畑駅まで乗車。今度は西武秩父駅へと向かった。

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屋台が通過する際には架線が外される御花畑No1踏切。

「秩父夜祭ダイヤを観察する 西武鉄道編」へ続く。

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コメント

『急行』幕
訊いたところによると、西武時代と書体・字の太さが違ってて、どうやら余所物を付けたらしいですね

投稿: 閑人 | 2006/12/09 23:20

閑人さん、コメント有難うございます。

秩父鉄道6000系の「急行」幕ですが、西武時代のものそのままだと思っていましたけど違うんですか。そう言われて比較してみますと、う~ん、仰るとおり、西武時代のものとは違うようにも見えますね。と言う事は他の会社のものを付けたのでしょうか?他社ですと、特急運転開始前の東横線で急行運用に活躍していた、8590系や9000系に使用していた幕が似ているような気もしますね。

投稿: TOMO | 2006/12/10 02:27

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