初詣臨を撮影する
1月のお楽しみと言えば、首都圏各地から成田・鎌倉・高尾方面へ運転される初詣臨だ。かつては、12・14系客車や165系電車が活躍していたが、現在では、183・189・485系と言った一世代前の特急形車両が活躍している。
私は、毎年1月になると成田線に遠征して、この初詣臨を撮影するのだが、今年は、年明けから銚子電鉄オフもあったりして、成田線に行っている暇がなくなってしまった。しかし、成田線以外の区間でも初詣臨は撮っておきたい。そう思っていたところ、20日の朝、高崎線籠原駅付近で初詣臨を撮影する事ができた。
1月20日の朝、高崎線籠原駅付近で捕らえた初詣臨。大宮総合車両センターの183・189系には特製の絵入りヘッドマークが掲出されていた。
この初詣臨、鉄道ダイヤ情報2月号を見ると、信越線横川発の列車らしい。大宮総合車両センターのOM102編成が充当されていたが、この編成は、上野方の先頭車がご覧のように特急シンボルマークが付いており、特製の絵入りヘッドマークと合わせて、良い被写体となった。多少帯の太さが往年の時とは違うものの、特急シンボルマークが付いた国鉄特急色は良いものだ。
さて、前記事でも触れたように、1月20日は、午後から高尾に向かった。12時45分頃に高尾駅に到着すると、駅構内の留置線には、同じく大宮総合車両センターに所属する189系「彩野」の姿があった。
高尾駅構内に留置中の189系「彩野」編成。
この189系「彩野」編成も、宇都宮線の黒磯から、初詣臨として高尾にやって来たのだ。折り返し列車の出発時刻まで、この留置線で過ごす事になっている。中央線沿線は滅多に見られない「彩野」編成だけに、走行シーンも撮りたいところ。夕方の折り返し列車を、八王子駅で狙ってみた。
初詣客を乗せて、再び黒磯へと向かう189系「彩野」編成が八王子駅に到着。
朝、籠原駅付近で撮影した列車と違って、ヘッドマークも「団体」と表示しただけなので、素っ気無い感じもするが、車両が「彩野」編成だけに、これはこれで良かったと思う。
今年の初詣臨、どうやら、これが最初で最後の撮影となってしまいそうだ。
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