臨時特急「風林火山号」運転開始
JR東日本では、今年1月よりNHKで放送されている大河ドラマ「風林火山」に合わせて、舞台となる山梨県・長野県を紹介する「風林火山 甲斐・信州紀行キャンペーン」を展開しているが、このキャンペーンに合わせて、4月7日より、臨時特急「風林火山号」の運転を開始した。
臨時特急「風林火山号」は、ラッピングを施したE257系を使用する事になっており、通常の「あずさ」「かいじ」とは違ったE257系が見られるチャンス。そこで、私は運転初日である7日早朝、新宿駅へと出向き、ラッピングを施したE257系を撮影する事にした。ところが、この日の朝、不覚にも寝坊してしまった。とりあえず、身支度を整えてから最後の情報収集をして、家を出たのが6時23分。最寄の萩山駅から、多摩湖線国分寺経由で新宿方面を目指す。運良く、国分寺から中央特快に当たる。すると、運良く6時59分頃に新宿に到着する事が解った。「風林火山号」の発車まで約3分ほどある。私は、この3分に賭けることにした。
6時59分、私を乗せた中央特快は新宿駅に到着した。私は急いで4番線へと向かう。「風林火山号」は5番線から出るので、隣の4番線からならば、上手く撮れる筈だ。ところが、4番線に到着すると、無常にも埼京線新宿どまりの列車の接近放送がかかっている。私は、急いでカメラを構えて、黄色い線の内側から急いでE257系を撮影した。
大河ドラマの舞台へ一直線。臨時特急「風林火山号」が4月7日より運転を開始した。
接近放送がかかっている割には、まだ列車が入ってこない。そこで、もう少し車両のラッピングを撮影する事にした。
E257系の側面に施されたラッピング。
私自身、ラッピングを施したE257系で運転と聞いたとき、大掛かりな装飾をするのかなと思ったのだが、いざ現物を見てみると、それほど目立った装飾ではない。これならば、沿線でカメラを向けるよりも、駅停車中に側面だけを撮影した方が記録になりそうだ。
この撮影が終わったと同時に、背後から埼京線の205系が入線して来た。そして、5番線では、出発式が終わり、「風林火山号」が出発して行った。実に撮影できた時間は僅か1分ほど。本当にギリギリのタイミングだった。
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コメント
こんばんは。
私もトラックバックを送信しました記事にありますように、「風林火山号」を逆光承知で西荻窪で撮影しました。新宿ではこのような撮影が可能だったのですね。
おっしゃるとおりこのような外観ですので、走行シーンよりも駅で停車中の姿のほうが記録になりそうです。
投稿: Kaz-T | 2007/04/09 23:11
Kaz-Tさん、コメント&トラックバック有難うございます。
今回の「風林火山号」ですが、この列車の存在を知ったときは、私もホームグラウンドである西荻窪での撮影を検討しました。実際に、ラッピング車を考慮して、どのようにしたらラッピング車である事を強調した写真が撮れるかと、西荻窪駅の緩行線ホームで、何度もE257系を撮影して検証しましたが、ラッピングを強調するには、どれもイマイチな写真になってしまいましたので、西荻窪駅での撮影は断念しました。そして時刻表を見ると、「風林火山号」の新宿駅での発車ホームが5番線となっていた事から、思い切って新宿へと向かった訳です。4番線からでも撮影には支障が無いだろうと思っていましたが、実際には、4番線に埼京線が入線してしまったので、撮影時間は1分ほどしかありませんでした。運転期間中に、もう一度撮影したいところではありますが、時間には、余裕を持って出かけないといけませんね。
投稿: TOMO | 2007/04/10 00:16