24系「旅のプレゼント号」 高崎線を走る
さて、白岡で「ゆとり」を撮影した後は、大宮へと戻り、エキュートで昼食。そして、高崎線の宮原へと向かった。
宮原での撮影の目的はただ一つ。今日2本目の客車列車の団臨である「旅のプレゼント号」の撮影である。「旅のプレゼント号」とは、JR東日本の各労働組合が、障害を持つ子供たちに旅行を楽しんでもらうために企画する団体列車。毎年、秋の行楽シーズンによく運転されており、今年も既に各地で運転されている。「旅のプレゼント号」には、主に首都圏近郊の通勤形電車や近郊形電車が使用されるパターンが多いのだが、昨日から今日にかけて、上野~新前橋間(回送で渋川まで)で、「北斗星」で使用中の24系客車を使用した「旅のプレゼント号」が運転された。昨日は、台風の影響で生憎の天気の中での運転となったが、復路となる今日は台風一過の快晴。しかも、今日はEF81のプッシュプルでの運転と言う事で、高崎線沿線の有名撮影ポイントは、かなりの鉄道ファンで賑わったようだ。
私が宮原駅に到着したのは、「旅のプレゼント号」通過のおよそ30分前。目指すは、宮原駅から少々大宮寄りに戻った線路沿いの道なのだが、この場所にも既に大勢のファンが待ち構えていた。私は、さらに大宮方に進み、ようやく撮影できそうな場所を確保。ただ、影が気になるので、望遠レンズで引っ張って撮る事に。今回は、先行列車で練習する暇も無く、いきなり本番。撮影準備が整った頃、前方より、EF81 95号機が近付いてくるのが見えてきた。
24系客車を使用した「旅のプレゼント号」が高崎線で運転された。牽引機は、虹釜ことEF81 95号機。
さらに近づいてきた所をもう1枚。虹ガマには、しっかりと光が当たった。
この場所では、編成全体を入れることは出来ないのだが、後ろのカシオペア機にもヘッドマークが付いていると言うので、後ろ側も撮影する事にした。
高崎方には、カシオペアカラーのEF81 79号機が連結されていた。
台風一過の青空の下、EF81のネタガマによるプッシュプルで運転された「旅のプレゼント号」。実際に乗車した子供たちも、そして沿線で撮影した鉄道ファンにも、忘れられない思い出になった事だろう。
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てっくう撮影隊さん
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コメント
トラックバックありがとうございました。
この列車は新前橋で偶然目撃し、高崎駅に先に行って撮影
したのですが、EF81-95にカシオペア機のプッシュプルとは
なかなかな組み合わせでしたね。知らなかったのでプッシュプル
を意識した撮影をすることができませんでした。
投稿: GO | 2007/11/03 00:07
GOさん、コメント有難うございます。
今回の旅のプレゼント号ですが、私も直前までプッシュプルだとは知りませんで、宮原へ向かう前に、鉄道ダイヤ情報を見て確認した所でした。それだけに、場所選びは悩みましたね。結局は、宮原~大宮間にしてしまったのですが、後ろのカシオペア機に関しては、ただ単に連結されていると言うのが解る程度の写真になってしまいました。
それにしても、14系座席車無き今、客車による団臨を仕立てると、首都圏エリア内の往復でも24系を使う事になってしまうんですね。
投稿: TOMO | 2007/11/03 01:55