E257系風林火山編成の回送を撮影する
さて、T133編成の大月行きで三鷹まで戻ってくると、3番線にE257系M116編成が停車していた。
M116編成とは、臨時特急「風林火山号」に限定して使用されているラッピング車。中央線のE電区間では、早朝か夜間帯の走行となるため、私自身も「風林火山号」としての撮影は、まだ1度しかしていない。この回送列車も、上りの「風林火山号」として新宿に到着した後、所属車両基地である松本車両センターへ回送される途中であった。
これまでに、あまり撮影機会がなかったM116編成。しかし、限定運用と言う事が幸いし、八王子支社管内でのハンドル訓練などに使用されることがあり、試運転と言う形では、撮影チャンスがあった。
私は、M116編成を見て、思わず三鷹駅で下車してしまったのだが、ホームの発車案内表示を見れば、回送列車は、あと1分で発車してしまう。このままでは、指を加えて見送るだけ。M116編成はすぐに出発してしまった。しかし、ホームのベンチに座り、鉄道ダイヤ情報を広げてみると、先程の回送は、東小金井で中央特快などを先に通すため、約15分停車する事が解った。であれば、次の下り電車で追跡しても間に合う。そこで、続いてやってくる下り電車に乗り込み、東小金井へと向かった。
下り線が高架化された東小金井駅には、地上時代に引き続き、副本線が設けられており、臨時列車の長時間停車に対応している。下り電車で東小金井に到着すると、M116編成は静かに停車していた。早速、最前部へ向かうが、停止位置の関係で、編成全体の撮影は出来ない。悪戦苦闘していると、武蔵小金井行きが入線して来た。まずは、武蔵小金井行きとの並びを撮影する。
東小金井駅で、E231系武蔵小金井行きと並ぶE257系風林火山ラッピング編成。
こんな所で、E257系風林火山ラッピング編成と、総武・中央緩行線用のE231系が並ぶとは夢にも思っていなかった。まあ、事前に鉄道ダイヤ情報を見ておけば解った事なのだが・・・
さて、貴重な並びを撮影した後も、まだ停車時間に余裕がある。せっかくなので、このM116編成を1両ずつ撮影してみる事にした。
11号車 クハE256-16
10号車 モハE256-116
9号車 モハE257-116
8号車 サロハE257-16
7号車 サハE257-16
6号車 モハE257-1016
5号車 モハE256-16
4号車 モハE257-16
3号車 クハE257-116
東小金井駅のホームは、10両編成対応となっている。M116編成は9両編成と言う事で、東京方先頭車である3号車側からは余裕がある。そこで、3号車側からは編成全体を入れた状態でも撮影する。
ホーム東京方からM116編成全体を見渡す。
ここまで撮影したところで、回送列車の発車時刻までは4分ほどある。当初は、東小金井駅でM116編成を見送ろうかと思ったのだが、続けて下り列車がやって来たので、回送列車を見送らずに、東小金井駅を後にした。
この後は、そのまま国分寺まで乗車して、西武多摩湖線に乗り換え。東京駅から自宅まで1時間30分以上掛かってしまった。
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コメント
TOMOさん、こん**は。
M116編成が東小金井駅でこんなに綺麗に撮れるなんて知りませんでした。
私も今度行ってみようと思います。
情報をありがとうございます。
投稿: タコ安 | 2007/10/09 22:06
タコ安さん、コメント有難うございます。
この回送列車は、風林火山号が運転された頃から、同じダイヤで運転されていたのだと思いますが、この日初めて気が付いたということで、真にお恥ずかしい話であります。また、東小金井駅が高架化されてから、この副本線を使用しているのを見たのも、この時が初めてでした。東小金井駅は、夜間でも照明が明るく、撮影はしやすいですね。風林火山のラッピングをじっくり撮るには最高の場所ではないかと思います。是非一度撮影してみてください。
投稿: TOMO | 2007/10/10 23:39