« 西武 車内非常通報装置にSOSマークを貼り付け | トップページ | 臨時快速「お座敷ゆとり碓氷号」運転される »

総武流山電鉄「流馬」さよなら運転を追う

今日で11月も終わり。11月の話題の中で、速報記事だけ書いて、そのままに放置していたあの話題を、11月の最後の記事として書きたいと思います。

西武鉄道からの譲渡車で運転されている千葉県の総武流山電鉄。TX開業で、苦しい経営を強いられている会社だが、この度、元西武鉄道の801系を改造した2000形「流馬」が引退する事になった。西武鉄道OBの車両と言う事で、私も何度かお世話になった車両だけに、最後の姿は是非見届けておきたい。ところが、引退が決まってからと言うものの、走行するのはいずれも平日のみ。そして最終日の18日だけ、休日に動くと言う事で、流山への遠征は嫌でも最終日となってしまった。

11月18日、私は西武の「サイクルトレイン」を撮影した後、武蔵野線で新松戸を目指した。途中、西浦和で貨物列車を撮影して、現地に到着したのは11時過ぎごろの事であった。とりあえず、新松戸駅のすぐ近くにある、総武流山電鉄の幸谷駅より電車に乗ることにする。やって来たのは、701系を改造した黄色い2両編成の「なの花」編成だった。とりあえず、この電車に鰭ヶ崎まで乗ることにする。途中、小金城址で「流馬」とすれ違った。

鰭ヶ崎駅で下車し、まずは、同駅の流山方で撮影しようとするが、ここはかなり人が多くて断念。線路沿いの道を馬橋方向に向かって歩く事にした。そして、小金城址と鰭ヶ崎の中間地点にある踏切に到達。ここも人が多かったが、どうにか中に入れていただいて撮影する事に。まずは、馬橋からやって来た流山行きを後追いで撮影する事にした。

Img_200590001

11月18日、総武流山電鉄の2000形「流馬」のさよなら運転が行われた。

とりあえず、順光の中での撮影ができた。ここで折り返しの馬橋行きも狙う事にする。流山行きを撮影した場所から若干移動する。そして、この場所から、地元在住のくましげさんと合流し、撮影を続ける。

Img_200620002

折り返しの馬橋行き。

ここでの撮影は、これで終了。今度はくましげさんと流山方向に向かって歩く。先程の鰭ヶ崎駅近くのポイントは、相変わらず人が多くて撮影は断念。仕方なく、鰭ヶ崎では駅進入時の様子を縦向きに撮影するだけに留めた。

Img_200670001

鰭ヶ崎駅に進入する「流馬」。

撮影後、再び線路沿いを歩き続ける。ここから先、暫く進むと、複線分の用地が確保されており、光線状態は良くないものの、複線分の用地を走る「流馬」を撮影する事にした。

Img_200720003

Img_200790004

複線分の用地が確保されている鰭ヶ崎~平和台間を行く「流馬」。

ここで、一旦、総武流山電鉄から離脱し、くましげさんの案内でTXの撮影へ。そこで、同じく地元在住のマニはらさんと合流し、ここからは3人で行動する事に。平和台駅近くで昼食タイムをノンビリ取っていたら、早くも「流馬」の最終列車の時刻が近付いてきた。足早に流山駅付近へ徒歩で移動し、到着を待ち構える事にした。

Img_201020001

ゴール目前。「流馬」最終列車には、「惜別」の板が掲出された。

「流馬」の流山行き最終列車には、西武時代の種別板を真似た「惜別」の札が掲出された。この辺りの演出は、本家、西武鉄道の101系低運車さよなら運転に良く似ている。

Img_201030005

最後部車両に「惜別」札は無かった。

この時点での流山駅は、物凄い数のファンが集まっていた。ホーム上は、「流馬」の最後の姿を一目見ようとしているファンと、最終列車に乗ってきたファンが重なってかなり大変な事になっている。とりあえず、我々は、混雑しているホーム上は避け、駅周辺で見物と言う事にした。「流馬」は、営業運転終了後、2両編成の「青空」と車両交換をする事になるが、入替の都合上、一度には出せない。そこで、3000形「流星」が1往復代走を務める事になった。

Img_201040006

営業運転を終えた「流馬」と1往復代走を務める「流星」(同左)との並び。

Img_201150007

「流星」発車後、「流馬」の入替作業が始まる。

「流馬」が検車区に入った事で、検車区内から入れ替わりに「青空」が流山駅に入ってきた。

Img_201330001

「青空」がホームに横付けられ、さらに「明星」も入替を始める。

Img_201350002

「青空」と「流星」の並び。共に西武時代は801系を名乗っていた。

Img_201380008

入替作業が終わった頃、代走を務めた「流馬」が帰ってきた。

この後、総武流山電鉄さんの粋な計らいで、「流馬」の撮影会が行われ、私も公道よりその様子を撮影した。

Imgp95290001

電鉄側の粋な計らいで、僅かな時間ではあるが、撮影タイムが設けられた。

そして、本当のラストラン。「流馬」は検車区内へと入って行き、「明星」の隣で静かにパンタグラフを下ろした。

Imgp95500002

静かにパンタグラフを下ろし、「明星」と並んだ「流馬」。(敷地外より撮影)

西武時代から合わせて39年間の現役生活。その最後は、大勢のファンに見送られて有終の美を飾った。

さよなら運転から早くも2週間が経過。もともと車両の置くスペースが広くない流山だけに、もう「流馬」の解体作業は始まっているかもしれない。39年間、本当にお疲れ様でした。

|

« 西武 車内非常通報装置にSOSマークを貼り付け | トップページ | 臨時快速「お座敷ゆとり碓氷号」運転される »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:流鉄(総武流山)」カテゴリの記事

鉄道:西武」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52372/17237436

この記事へのトラックバック一覧です: 総武流山電鉄「流馬」さよなら運転を追う:

« 西武 車内非常通報装置にSOSマークを貼り付け | トップページ | 臨時快速「お座敷ゆとり碓氷号」運転される »