秩父鉄道の貨物列車を撮影する
前の記事でお解かりの通り、24日は朝から秩父鉄道沿線へ出掛けていた。3連休の中日であるこの日は土曜日。と言う事で、いつも通り貨物列車が多数運転されていた。今回、1000系リバイバルカラーの撮影の合間に、これらの貨物列車も撮影してみた。
9時25分、黒谷駅に到着した私は、改札口を出て、撮影地となる踏切へと向かう。早速、カメラを取り出して撮影の準備をしていると、前方より貨物列車が接近してきた。
秩父鉄道1000系の3色並びを撮影した11月24日は土曜日。と言う事で、この日は普段どおり貨物列車が運転されていた。
手元の貨物時刻表によると、この列車は7303列車。石灰石の返空列車で、平日・休日問わず、この列車が下り貨物の1番列車らしい。
7303列車の通過からおよそ40分後のこと。今度は秩父方から上りの貨物列車がやって来た。時刻からして7204列車と思われる。
デキ106牽引の7204列車。
ヲキ・ヲキフ編成を後ろから見る。
ヲキ・ヲキフという独特の名称の形式の貨車で構成された秩父鉄道の貨物列車。特に最後部に連結される事が多い車掌室付きのヲキフは、独特の表情をしており、いつ見ても面白い列車だ。
そして、およそ1時間後。再び下りの貨物列車がやって来た。
デキ105牽引の7403列車。
この7403列車は、黒谷駅で下り急行の通過待ちと上り列車との交換のため暫くの間停車していた。貨物列車の編成は長いので、この列車が停車している間、黒谷駅の羽生方にある踏切は、閉まったままとなってしまう。
まずは下り急行「秩父路3号」に道を譲る。
上り羽生行き1530列車と交換。
そして上り貨物7304列車と交換。
黒谷駅では、この後も貨物列車と遭遇したのだが、ちょうど1000系3本並びを撮り終えて、近くのコンビニに行っている間に来てしまったため撮影は出来ず、そのまま影森へ移動する。影森駅では、ちょうど7006列車が出発するところであった。
デキ105を真横から。
影森駅ホームより、最後部のヲキフを眺める。
この後、波久礼へ移動。1000系の上り臨時急行を撮影した後に、下りの貨物列車がやって来たので撮影してみた。
波久礼に進入するデキ501牽引の7205列車。
この列車も波久礼駅では上り列車と交換するため、ホームの無い線路を通るのだが、黒谷駅同様、駅に隣接した踏切は、貨物列車が停車している間、踏切が閉まったままとなる。
最後部車両は、ヲキフではなくヲキだった。
この撮影を以って、今回の秩父鉄道の貨物列車の撮影は終了となった。
改めて撮影した画像を見直してみると、この日は、デキ105とデキ501を2回ずつ撮影している事に気づく。影森ですぐに折り返してきて、貨物列車を牽引していく姿を見ると、まだまだ秩父鉄道の貨物列車の運転は活発だなと感じる。これからも、秩父へ出掛けた時には、復活した国電と合わせて貨物列車も記録しておきたい。
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