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183系「中央ライナー」に乗る

本来であれば、関西ネタを書かなくてはいけないのですが、また地元ネタに浮気してしまいました。

18日、仕事を終えてから野暮用で都心方面へ。19時45分頃、東京駅まで戻ってきて中央線のホームへ上がると、ホームは人でいっぱい。疲れたし座って帰りたいなあと思っていたら、ホームの発車案内機の表示に「中央ライナー」の文字を見つける。「中央ライナー」は、東京から八王子・高尾を結ぶ座席定員制のライナー列車。兄弟列車に青梅線へ乗り入れる「青梅ライナー」があるが、どちらも183系・E257系と言った特急形車両を使うので、とても快適。でも、この列車は国分寺に停まらない。普段は乗らないのだが、3月のダイヤ改正で、この「中央ライナー」から、183系が撤退する事を聞き、一度は乗っておきたいという気になっていた。そこで、今日は思い切って「中央ライナー」に乗ってみよう。勇気を出して、整理券発売機に500円を投入。無事に4号車の座席をゲットした。

私は東京駅に停車中の183系の姿を撮ろうと、まずは1号車付近で待機。発車4分ほど前になって、国鉄特急色の183系が入線して来た。

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3月のダイヤ改正で「中央ライナー」から183系が撤退する事になった。そこで、今日は都心方面へ出掛けた帰りに、183系が使用される「中央ライナー」に乗ってみることにした。

この日、私が乗車した「中央ライナー」に使用されていたのは、幕張車両センター所属の183・189系C1編成。幕張車両センターには、「中央ライナー」用のC編成と呼ばれる編成が全部で4編成あり、このC1編成には、今や貴重となった183系唯一のグリーン車、サロ183-1115が連結されているが、東京駅では停車時間も3分ほどしかなく、撮影は出来なかった。

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乗車前に側面方向幕も撮影。

さて、私が乗車するのは4号車、モハ189-46である。かつては信越本線の「あさま」や、中央本線の「あずさ」「かいじ」にも使用されていた車両で、特急列車に使用されていた当時にグレードアップ改造が施されており、座席もゆったり。さらに窓も拡大されており、座席の位置が通路より一段高くなっている。今になってみれば、バリアフリーに対応していないため、厄介者にされそうな車両であるが、当時としてはこれが流行だった。2002年から登場した幕張のC編成は、先頭車とグリーン車以外、房総特急から転用された183系0番台車で固められていたが、E257系などの次世代特急車両が全盛となった今では、房総特急から0番台車を追放したグレードアップ車が特急運用から次々に離脱し、このC編成にも組み込まれるようになった。その結果、9両編成中8両までがグレードアップ車という、10年前ならば考えられない大変豪華な編成となった。

撮影後車内へ。車内に入ってすぐに感じた事は、車内温度の異常な暑さだった。183・189系は暖房が良く効くのだろう。ホームが寒かった事もあり、自販機で暖かいレモンティを買ったのだが、こんなに車内が暑いのであれば、ビールにすべきであった。

指定された席に座ると、もう発車時刻。C1編成は、八王子に向けてゆっくりと動き出した。183・189系は、長年、中央本線で活躍してきたが、もともと中央本線の長距離列車は新宿始発と言うイメージが強いこともあり、この車両で、東京~新宿間を乗るのは、今でも何となく違和感がある。列車は、ゆっくりとした速度のまま新宿に到着。ここで、車内は全て満席となる。2分ほど停車して出発するが、やはり先行の快速電車を三鷹まで追い越せないため、本来の183・189系の走りとは思えないほどの遅さ。三鷹で快速を追い越し、少し速くなるかと思いきや、今度は、東小金井辺りからノロノロ運転。やはり国分寺まで我慢させられる事に。やはり過密ダイヤの中での通過列車の運転が難しいのだろう。列車が、ようやくライナーらしいスピードが出てきたのは、西国分寺を通過した頃からだった。それでも、中央線で久しぶりに183・189系に乗れたことはとても楽しかった。東京駅から40分ほどで立川駅に到着した。

立川駅では、国分寺へ折り返すため、一旦改札を出場して折り返す。再び改札口から入場すると、EF64-1000番台車重連の下り貨物列車が来ている事に気付き撮影。

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「中央ライナー」を立川で降りると、EF64 1014+EF64 1004牽引の貨物列車が続けてやって来た。

思わぬところで原色のEF64-1000をゲット。思い切って立川まで「中央ライナー」に乗車して本当に正解だった。

3月のダイヤ改正で「中央ライナー」の運用を終える幕張車両センターの183・189系C編成。この改正時に1編成を除き廃車になるという説も出ているようである。C編成は、昼休み時間帯に西荻窪を回送列車で通過している。

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幕張車両センターへ向けて白昼堂々と回送される183・189系C編成。2008年1月17日、西荻窪駅にて撮影。

C編成が日中走行する数少ない列車の一つでもあることから、これから先、ダイヤ改正までの間、機会があれば、この回送列車も撮影し、C編成最後の活躍ぶりを記録していこうと思っている。

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コメント

TOMOさん、こんにちは。
中央ライナーを新宿駅で見かけたので自分のブログにあげたところで、TOMOさんの記事に気がつきました。まもなく消えてしまうと思うと残念ですね。
しげしげと車両を見ていたら、確かにグレードアップ車が多くて、いいなと思いました。それとたまに利用する東北・高崎方面のライナーと違って、中央ライナーは指定席なんですね。新宿ではデッキに立っている人いましたが、立席券はないと思うのでどうなっているんでしょう。
立川のEF64も美しいですね。

投稿: 鉄と馬 | 2008/01/19 08:54

TOMOさんこんにちは。中央ライナーから183系が撤退するんですね。ホリデー快速河口湖号とムーンライトながら91号のことも気にはなりますが、立川までいい骨休めになったのではないでしょうか?183系と一口で言っても、色々あるんですね。たしかに、快速電車が頻繁に走る中央線では、高速運転は難しいですよね。それでも安い料金で優雅に帰宅できるのは、大きいと思います。

投稿: オグリキャップ | 2008/01/19 12:05

鉄と馬さん、オグリキャップさん、コメントありがとうございます。

鉄と馬さん>
ブログ拝見しました。どうやらC4編成の中央ライナーをご覧になったようですね。あの編成は飾り帯もクリームに塗り潰されてしまっているのが特徴だったりします。
さて、中央ライナーのライナー券ですが、仰るとおり座席指定になっていまして、他線のライナーとは異なっています。ただ、私が乗車した時もそうですが、検札は行われていませんでした。となると、ライナー券のチェックはどうするんだろうと言う疑問は確かに残ります。そして立ち席の扱いはどうするのか。たまたまデッキに立っていた人は、携帯電話で通話していると言う事もあるかもしれませんが・・・

オグリキャップさん>
普段乗らない列車に乗ることが出来ましたので、仰るとおり良い骨休めにはなったかもしれません。スピードは遅いですが、ゆったりと座って帰ることができると言うのは、良いサービスですよね。国分寺に停車してくれれば、都心方面へ出掛けた帰りに、必ず使ってしまいそうです。

投稿: TOMO | 2008/01/20 01:58

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