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影森へ

前記事に引き続き、2月11日のお話。

横瀬車両基地で225Fに別れを継げた後に向かった先は、秩父鉄道の影森だった。

2月8日午後、秩父鉄道の影森駅構内で、石灰石を積んだ貨物列車のブレーキが効かなくなり、引き上げ線の車止めを突破。機関車と数両の貨車が、線路下の畑に転落すると言う大事故が発生した。この場所、私自身、撮影で何度も訪れた事があり、どうしても事故現場をこの眼で確かめておきたかった。そこで、横瀬車両基地の観察の後に、この場所まで足を伸ばした。

西武秩父駅から秩父鉄道御花畑駅へ徒歩で移動し、秩父鉄道の下り列車で一駅、影森へと向かう。秩父鉄道は、9日の夕方より秩父~影森間の運転を再開しており、御花畑駅から列車に乗るときは、いつも通りの光景であった。私は、先頭車両に被り付くが、途中まではいつも通りの走り。ところが、列車が事故現場付近に差し掛かると、徐々にスピードが落ち、完全に徐行運転に。事故現場が近付くと、進行方向左側にある畑に、青いシートが被った事故車が見えてきた。

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2月11日、横瀬車両基地を後にした私は、そのまま影森へ。悪夢の貨物列車脱線事故発生から3日後、現場には、青いシートを被った車両たちがそのままの状態で置かれていた。

列車は、かなり遅い速度で事故現場を通過。そして、そのままの速度で影森駅へと到着した。

影森駅構内には、デキに連結された状態で停められている貨物列車を発見した。とりあえず、ホーム上から、この貨物列車を撮影してみる。

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影森駅構内には、デキ505+ヲキ+ヲキフの編成が留置中。

この貨物編成、よく見てみると、貨車の両数がいつもより短めである。引き上げ線の車止めから転落した貨物編成の生き残りの貨車なのかもしれない。とりあえず、デキ503に連結されていた状態をホームから撮影。

ホーム上から貨物編成を撮影した後、改札を出て、羽生方の踏切へと向かう。ここでは、様々な列車を撮影してきた。まさかこんな形で訪れる事になるとは思ってもいなかった。とりあえず、踏切から事故現場方向を見渡してみた。

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影森駅の羽生方にある踏切から、事故現場を見てみる。引き上げ線には、1両だけヲキが取り残されていた。

この後、事故現場の方向へ歩いてみる。適当に細い路地を入ってみると、そのまま事故現場の畑につながっていった。そこには、目を覆いたくなるような光景が広がっていた。

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事故現場には、青いシートが被さった機関車や貨車が倒れたままとなっていた。

目の前に転がっている車両たちを見ると、この事故が大変な事故だった事を改めて実感する。貨物列車を運転していた運転士さんが軽い怪我をしただけで犠牲者が出なかった事が、せめてもの救いだ。現場では、数カットだけ撮影して駅へと戻った。帰りの電車内で、再び事故現場を見る。今後、このような大事故が二度と起きないことを祈りつつ影森を後にした。

事故から一週間が経過。秩父鉄道の公式サイトによると、鉱石貨物列車は、本日より運転を再開したとのことです。

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コメント

デキ106だったらしい。
復活を祈る。

投稿: ふずりな | 2008/02/16 00:52

ふずりなさん、コメント有難うございます。

事故車はデキ106でしたか。ファンとしては是非復活を願いたい所ですが、現場の状況を見ますと、ちょっと厳しいのかなと思ってしまいます。

一応、現場では、畑の中に車両(重機)搬入用の通路が設けられていました。現場に残された車両が、この後どうなっていくのか、とても気になりますね。

投稿: TOMO | 2008/02/16 22:37

痛ましい光景ですね。
今回は誰も亡くならなかったのが不幸中の幸いです。
鉄道に限らずこのような事故が無くなって欲しいと思います。
一鉄道好きとして利用時などで安全運行に協力的にしなければと思いました。

投稿: maa | 2008/02/17 13:24

maaさん、コメント有難うございます。

仰るとおり、今回の事故に関しては、貨物列車の運転士さんが軽症で済んだだけと言うのが不幸中の幸いですね。実際に現地を見ますと、近くには民家もありますし。

>一鉄道好きとして利用時などで安全運行に協力的にしなければと思いました。

全く同感です。鉄活動時も、撮影時に危険な場所に近付かないといった些細な事が安全運行につながりますから、まずはこう言った事から心掛けていきたいですね。

投稿: TOMO | 2008/02/17 23:49

時期的に遅いコメントになってしまい恐縮ではありますが…

自分も秩鉄へはちょくちょく足を運ぶいちファンですがここ最近は1000のリバイバル塗装等をはじめ営業活動が活発な反面、ドアの誤開閉や停車駅通過など安全面で「どうしたんだろう?」という印象が少なからずあります。
今回の事故は停車駅通過のトラブル(2/6)の矢先に起こっただけに第一報を聞いた時は本当に耳を疑ってしまいました。
このテのトラブルは基本的にあってはならないものだけに本末転倒にならぬよう職員の方々には何とか頑張ってほしいものですねぇ。

投稿: 明之秀次(仮名) | 2008/02/20 12:59

明之秀次(仮名)さん、コメント有難うございます。

仰るとおり、このところ秩父鉄道では、大事故につながらないまでも、人為的ミスと言えるようなトラブルが相次いでいましたので、私も少々気になっていたのですが、今度は脱線事故と言うことで、乗客に不安感を与えてしまっている部分は少なからずあるでしょうね。

社員の皆さん達は、全力で再発防止に取り組んでいる事と思います。二度とこのような事故が起きないように頑張ってほしいですね。

投稿: TOMO | 2008/02/21 01:22

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