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西武 芝桜ダイヤを観察する

西武沿線の春の風物詩としてすっかり定着した、秩父の羊山公園の芝桜。ゴールデンウィークに突入し、いよいよ芝桜も見頃を向かえ、西武池袋線・秩父線は、芝桜輸送で活気付いている。

今から1週間ほど前の4月20日。私は、芝桜ダイヤの様子を見に、池袋線の所沢~飯能間で観察をしてみた。まず、芝桜ダイヤで何と言っても注目されるのは、3ドア車による急行・準急列車の西武秩父延長運転。次世代通勤形車両の30000系も営業運転を開始し、いよいよ101系・301系の置き換えが本格的に始まる。それだけに、3ドア車両による優等列車の延長運転の記録は、しっかりと押さえておきたいところ。特に池袋線の場合は、優等列車の10両化がかなり進んでいる事から、8両編成で運転している所を強調して撮影しておきたい。池袋線の場合、3ドア車でも増結用の2両編成には、女性専用車のステッカーが貼られている事から、飯能方は前パンのクモハでの走行シーンが見慣れた光景。8両編成となれば、10両編成時は先頭に立たない飯能方のクハが先頭に立つ。今回は、飯能方のクハを強調して撮影することにした。まずは所沢駅からスタート。9時46分発の急行西武秩父行きを、東口エレベーター乗り場から撮影してみた。

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今年も西武鉄道の芝桜ダイヤの観察を実施。まずは、所沢駅で急行西武秩父行きを撮影してみた。

スカート付きの301系による西武秩父行き。芝桜ダイヤで最も良く見られるタイプではないかと思う。

所沢では、この列車1本のみの撮影とし、続いて武蔵藤沢へ移動する。およそ40分後の準急西武秩父行き(4121列車の延長運転)と更に続けてやってくる急行西武秩父行き(2113列車の延長運転)の2本を撮影する事に。

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準急西武秩父行きは、スカート無しの305F。

7編成ある301系のうち、唯一スカートが付けられていない305F。この編成の今後の行方も大変気になるところである。

305Fの準急西武秩父行きに続いて、20000系の回送がやって来た。

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20107Fの回送。

今回の芝桜輸送、池袋~飯能間の定期列車を延長する形で運転しているため、西武秩父行きとして運転すると、当然の事ながら飯能駅で折り返す上り列車に使用する車両が無くなってしまう。そこで、本来の折り返し列車に使用する車両を補充するため、小手指~飯能間で10両編成の回送列車を運転し対応している。8両から10両、10両から8両への車両交換も、飯能で実施するようで、芝桜ダイヤ期間中は、小手指~飯能間で回送列車が多く見られる事になる。

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武蔵藤沢駅に進入する急行西武秩父行き。

武蔵藤沢駅での撮影は、これにて終了。更に先に進む。続いて下車したのは仏子。下り列車を2本ほど撮影していたのだが、ここから飯能へ移動しようとした際、肝心な事を忘れている事に気づいた。芝桜輸送で増発されるのは、急行・準急の延長運転だけではなく、特急列車も増発されている。増発された特急列車は、この仏子駅で先行していた飯能行きを追い越す事になっているのだ。私は、入線してきた飯能行きの車掌のアナウンスで気付き、慌てて改札を出て、追い越しシーンを撮る事にした。

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仏子駅で飯能行きを追い越す、西武秩父行き臨時特急。

中線を使った追い越しシーンは、今のところ、芝桜ダイヤでしか見られない光景。危なく忘れて立ち去ってしまうところであった。

この後、特急退避で停車していた飯能行きに乗り込み飯能へ。ここで、暫くの間、撮影を続ける事にした。

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4000系4連から101系8連に増強された西武秩父行き定期列車。

この列車は、定期列車なのだが、使用車両が101系の8連に変更されている。101系の西武秩父行きは、優等列車かどうかに関係なく、しっかりと記録しておきたいところである。

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東京メトロ7000系の回送列車。

時刻は、この時点で既に14時に近い。一見すると、芝桜ダイヤと関係ないように感じられる東京メトロ7000系の回送列車だが、実は大きく関係している。この回送列車が飯能駅を出発した後、こんな列車がやってくるのだ。

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235F+237Fによる西武秩父発準急池袋行き。

この辺りから、そろそろ池袋方面への直通電車が増えてくる時間帯となる。元秩父鉄道乗り入れ対応車である235F+237Fが充当された準急池袋行きは、5034列車と4116列車を直通化した列車。この列車が、飯能駅4番ホームの到着となるのだが、この時間帯、4番ホームには有楽町線直通列車が27分間停車し、ホームを塞いでいる。この準急列車を入線させるため、一時的に有楽町線直通運用の車両を疎開させるのである。この疎開回送、西武車の場合は武蔵丘へ。メトロ車の場合は、仏子へ回送しているようである。

さて、5034列車が池袋へ直通してしまうとなると、折り返しの5029列車になる車両が足らなくなってしまう。そこで車両が補充されるのだが、この5029列車には、こんな車両が補充された。

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2000系による西武秩父行き5029列車。

普段はあまり秩父方面に入線しない4ドア車、2000系の出番である。昨年の芝桜ダイヤでも、この列車には2000系が使用されていた。5029列車に使用された2000系は、西武秩父到着後、一旦横瀬へ回送された後、西武秩父16時00分発の快速急行池袋行きとなる。西武鉄道では、吾野変電所及び正丸変電所に、環境配慮型蓄電装置が導入された事から、2000系のような回生ブレーキを装備した車両でも、頻繁に秩父方面へ入線する事が可能となった事から、今後は良く見られる光景かもしれないが、2000系自体、次のダイヤ改正に向けて、新しい方向幕やLEDのROM交換が進んでいる事から、3ドア車の臨時列車と合わせて、今現在の姿をしっかりと撮影しておきたい列車である。

この日の芝桜ダイヤの観察は、この撮影を以って終了。今回は、301系で唯一スカートのない307F305F、そして秩父鉄道直通車最後の編成となってしまった235F+237Fなど、今後の去就が気になる編成の活躍する姿を見る事ができ、実に充実した芝桜ダイヤの観察となった。

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コメント

TOMOさん、お久し振りです。

下から4行目はタイポと思いますが、スカートがない301系は305Fですので、よろしくお願いいたします(ブラウザによっては行数は変わると思いますが)。

投稿: 鈴木やす | 2008/04/30 20:41

鈴木やすさん、ご指摘有難うございました。

いやあお恥ずかしい。頭の中では解って305Fと書いているつもりだったんですが、最後の最後で307Fと書いてしまいました。本文の方は早速訂正をさせていただきました。

今後ともどうぞ宜しくお願いします。

投稿: TOMO | 2008/04/30 21:32

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