武川駅で貨物列車を撮る
さて、広瀬川原車両基地から、間違えて影森行きに乗ることになってしまったのだが、乗車券もホリデーパスを使用していたこともあり、熊谷経由で帰宅することにした。せっかくなので、熊谷までと同額の230円で乗車できる武川まで乗車して折り返すことにした。
時刻は15時を過ぎている。持参した「貨物時刻表」によると、武川駅には15時24分頃まで影森と三ヶ尻とを結ぶ貨物列車が上り、下りともに停車していることが判明していた。転んでもタダでは起きない。ここは貨物列車を撮影して帰る事にしよう。ところが、実際に武川に到着すると、貨物列車は三ヶ尻行き7006列車のみが停まっていた。土曜日だったからか、下りは運休のようだ。まずは、三ヶ尻行きの貨物列車を、ホーム上から撮影してみた。
広瀬川原車両基地から影森行き臨時列車に乗車し、武川駅で下車。貨物列車を撮影する事にした。
続いて、今度は改札を出場。駅近くにある歩道橋から撮影してみる。すると、タイミングよく関西線色の1000系による羽生行きがやってきた。貨物列車と関西線色1000系との並びを撮影する。
1000系関西線色編成と並ぶ。
さらに、歩道橋上からは、武川駅構内にある機関車の留置線も良く見えた。留置中の機関車も合わせて撮影しておく。
デキ504。
デキ506(奥)とデキ301(手前)
この後、私は熊谷方の踏切まで行き、三ヶ尻行きの貨物列車を撮影することにした。2箇所ある踏切付近で、ああでもない、こうでもないとイメージを膨らませながら、結局は駅に近い方の踏切で撮影することで落ち着く。そして数分後、三ヶ尻行きの貨物列車がゆっくりと通過していった。
三ヶ尻へ向けて出発する7006列車。
貨物列車は、この武川駅から三ヶ尻線へと入るため、駅構内をクネクネと曲がっていく。長い編成の列車の場合、このクネクネした状態がしっかりと表現できるの嬉しい。今回も後追いでクネクネと曲がっていく姿を撮影した。
独特な表情でおなじみのヲキフも撮影しておく。
この撮影を以って、武川駅周辺での貨物列車の撮影を終了。再び武川駅へと戻り、1000系の羽生行きに乗車した。最後に車内から広瀬川原車両基地を覗く。いつもの静かさが戻っていた。そして、車両基地最寄のひろせ野鳥の森駅のホームは、まだ大勢のファンが列車を待っていた。最後の2駅だけ1000系で満員の車内を体験し、熊谷へと戻った。
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コメント
TOMOさんこんにちは。秩父鉄道のイベント盛り上がっていたようですね。私も一度行ってみたいです。小田原から湘南新宿ラインがありますし。貨物用の電気機関車に、C58にカラフルな1000系電車と言い、動く鉄道博物館ですね。
投稿: オグリキャップ | 2008/05/20 18:26
オグリキャップさん、コメント有難うございます。
この日の秩父鉄道は、1000系国鉄色編成復活後初のイベントと言うことで、大変盛り上がっていました。イベントが無い日も、秩父鉄道には、SLや貨物列車もあり、大変魅力ある鉄道です。ぜひ、湘南新宿ラインを使って、秩父鉄道を尋ねられてみてはいかがでしょうか。
投稿: TOMO | 2008/05/21 02:34