中央線の臨時快速を撮る
さて、前記事でも触れたとおり、7日朝は、E655系の団臨を撮影した後も、暫くの間、西荻窪で過ごした。
6月に入り、山梨方面は、さくらんぼシーズンに突入。さらに今年は山梨DCキャンペーンも展開している事もあり、山梨方面へ向かう臨時列車、特に快速列車に個性豊かな列車を多く走らせて対応している。今回は、魅力の多い臨時快速列車を撮影してみた。まずは、定番とも言えるこの列車から。
中央線ホリデー快速の定番ともなった、「ホリデー快速河口湖号」。
豊田車両センターの189系を使用したホリデー快速河口湖号」。休日の中央線では、お馴染みの列車となった。6月に入ってからも、同編成には山梨DCキャンペーンのラッピングが施されている。
オール2階建て車両、215系を使用した「ホリデー快速ビューやまなし号」。
通勤時間帯の混雑緩和の切り札として、オール2階建て構造で登場した215系電車。東海道線の通勤時間帯の座席定員制列車「湘南ライナー」や、快速「アクティー」、さらには湘南新宿ラインにも運用されていたが、現在では、快速「アクティー」と湘南新宿ラインの運用からは撤退し、平日の「湘南ライナー」や、この「ホリデー快速ビューやまなし号」が、唯一の活躍の場となっている。
この後、歯医者の予約を入れていたので一旦帰宅。そして、夕方、立川駅へ。山梨方面から戻ってくる臨時列車を2本撮影してみた。
大宮総合車両センターの183系を使用した快速「甲州さくらんぼ号」
「甲州さくらんぼ号」は、6月に入ってから設定された列車で、大宮~甲府間を武蔵野線経由で運転している。普段は、あまり中央本線で運用されない、大宮総合車両センターの183系国鉄特急色編成が使用されるのが特徴で、運転初日となる6月7日は、OM103編成が使用された。臨時列車の宿命か、立川では15分も停車していた。ヘッドマークが「臨時」と言うのが少々残念なところ。
大宮に向けて立川を出発。
この後、立川から国分寺へ向かおうとすると、駅の案内表示に「快速 千葉」の文字が。一瞬なんだろうと思ったのだが、お座敷電車「華」を使用した臨時快速「お座敷さくらんぼエクスプレス」である事を思い出す。足早に青梅線ホームへと向かい、立川駅に進入する「華」を撮影してみた。
485系お座敷電車「華」を使用した臨時快速「お座敷さくらんぼエクスプレス」
千葉始発と言う事で、幕張車両センターのお座敷電車「ニューなのはな」を使用するのがベストなのだが、お座敷電車と普通の座席の両方で運転が出来る「ニューなのはな」には、集約臨に使用すると言う別の使命があり、小山車両センターの「華」を使用する事になったようである。485系のお座敷電車自体、こんな時でないと、なかなか撮影しないので、良い機会だったかもしれない。
この撮影を以って、6月7日の撮影、40Dの試運転を終了とした。
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