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「パノラマSuper」の生まれ変わり 名鉄5000系に遭遇する

では、引き続き5月4日のお話。

犬山遊園での撮影を終えて、名古屋へ戻るために上り列車を待っていると、反対側の下りホームにステンレス車両の岐阜行きがやって来た。最初は、3300系だろうと思っていたのだが、良く見るとちょっと違う。新形式5000系であった。

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犬山遊園駅で遭遇した名鉄の新型車両5000系。

この5000系、最新鋭車両にしては、パンタグラフが菱形パンタだったり、最近の車両と何となく趣が違う。実は、この車両こそ、特急列車の一部特別車化に伴い職を失った、1000系「パノラマSuper」全車特別車編成の生まれ変わりなのである。主要機器を流用して誕生した事から、パンタグラフやクーラーなどに、種車の面影を見る事ができる。

さて、5000系の名鉄岐阜行きを見送った後、いよいよ私が乗る犬山行きが到着となる。ホームの新鵜沼方からカメラを構えてみると、やって来たのは、こちらも5000系だった。

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犬山橋を渡り、犬山遊園駅に進入する5000系犬山行き。

僅か1駅ではあるが、この5000系に乗車する事になった。とりあえず最後部車両に乗り込む。車内の作りは、最新鋭の3300系・3150系と殆ど差は無い。乗車したのがク5100形だったこともあり、走行音も静か。犬山までの体験乗車は、あっという間に終了してしまった。

犬山からは、2分の待ち合わせで準急中部国際空港行きに接続しているという。この準急には、最新鋭の3150系が連結されており、5000系と上手く並んでくれた。そこで、この準急には乗らずに、3150系と5000系との違いを比較してみる事にした。

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5000系(左)と3150系(右)

こうして見ると、3150系は前面に貫通扉があるのに対して、5000系は非貫通構造。さらに3150系と5000系とでは、正面の赤帯の配置も異なっている。5000系は、「パノラマSuper」の一般座席車である1200系と似たラインになっていることが、生まれ変わりの証となっているのかもしれない。

犬山まで乗車した5000系は、この直後に回送列車として引き上げてしまった。そして、準急中部国際空港行きも出発。比較写真が撮れたは良いものの、犬山駅で足止めを食う事になってしまった。

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コメント

5000系は運用が決まっており、パノラマカーの6両の離脱車と入れ替わる感じで運用を予定より1週間早く開始しました。今年度と昨年度の予定分の8本の導入が完了しています。前面的のデザインは3300系に似ているのですが、制御装置が異なることで連結不能を識別するために完全に赤のカラーリングになっているのが特徴です。さらによく見ると運転台のハンドルも流用されており、パノラマスーパーの車体以外のものは殆ど再利用されていることから、よく考えれば車体だけが入れ替わったようなイメージもあり興味深いです。

投稿: 水原暦 | 2008/06/03 00:43

水原暦さん、コメント有難うございます。

一見すると似ている3300系と5000系ですが、前面のデザインや帯の配列に微妙な違いがあるのは、やはりそう言った原因からでしたか。クーラーやパンタグラフ、床下機器などに流用部品を使っているのは、実車を見てもすぐにわかりましたが、運転台のハンドルまで流用品とは、乗った時には気がつきませんでした。やはり、その辺りは普段から実車を見ている地元の方達には敵いません。

ところで、5000系は7000系6連の離脱車と入れ替わりで営業を始めたとなると、6連から4連に減車となる列車がかなり合ったわけですね。確かに5000系はロングシート車ですから、乗降時間短縮も出来ますけど、2両分減車となると、サービス面では低下する部分もありますね。

投稿: TOMO | 2008/06/03 12:56

補足ですが、5000系は各務原線・犬山線・常滑線をメインに7000系6両の急行・準急の運用に代ったのが多く、これらの3路線の駅案内に3月30日より6両から4両に変更となる列車の時刻が書いてあるお知らせが貼ってありました。その関係で6両運用が減ったために、その分やや混雑する現象も起きています。

投稿: 水原暦 | 2008/06/03 21:32

水原暦さん、補足コメント有難うございました。

今のところ、5000系は、これまでに7000系の6連で運用されていた各務原線・犬山線・常滑線の急行・準急運用が多いのですね。現行ダイヤでの置き換えと言う事で、今現在は列車によって混雑も問題になっているようですが、次のダイヤ改正で、その辺りが上手く改善されると良いですね。

投稿: TOMO | 2008/06/05 07:37

パノラマスーパーの廃車時期や編成番号などの関係で現在、欠番を生じさせる形で投入されていますが、今年度で予定数の14本が揃うことになっています。

2007年度は5001~5004F、2008年度は5005・5010・5011・5013Fが投入されてきました。

今年度の最初の甲種輸送は28日に行われ5008・5009Fが早速投入されましたが、次に5007・5014F・一番最後は5006・5012Fが投入されそうな感じがします。

当初は各務原線・常滑線・犬山線などの優等運用が多かったのですが、現在では津島線・西尾線系統の準急及び各線の普通の運用でも目立つようになってきており、全ての本数が揃ったら重連での運用も出てきそうな気がします。

投稿: 秋元こまち | 2009/05/31 01:03

秋元こまちさん、名鉄5000系の最新状況をご紹介いただきありがとうございます。

2007年度までは、編成番号順に製造されていた5000系は、2008年度から欠番が出ていたんですね。この欠番の理由は、種車となる1000系の廃車時期などが影響していたんですね。

今のところ4連での運転となれば、確かに各線の準急か各駅停車の運用が多くなりますね。でも、本数が出揃えば、仰る通り、8連運用もありそうですね。ロングシート構造を生かして、朝ラッシュ時の犬山線の急行などで8連で走行するシーンも見てみたいです。

投稿: TOMO | 2009/05/31 23:06

お久しぶりです。

5000系は2007年度からパノラマスーパーの廃車時期などに関連して導入されてきましたが、5001~5014Fの14本全てが出揃い、歯抜けとなっていた番号もしっかり埋まりました。

今年度投入分の編成については、床材の色調が異なるなどしており、2007~2008年度導入分までの床材は淡グレー(通路部分が濃グレーのツートン)であったのに対し、淡グレー1色になったほかに出入り口部分が黄色くなるなどの変化が出ました。

今年度は5008・5009Fが5月28日投入で、5006・5014Fが8月25日投入で、そして最後の5007・5012Fが9月8日の投入をもって5000系の製造は完了しました。

パノラマスーパー廃車の順番からして、8月25日には前者の5007F(元1004F)・9月8日には前者の5006F(元1002F)になると思っていましたが、これらの2本は機器流用の対象編成が急遽変更されたのか、ただ単に前後しただけなのかは不明なところです。

また、10月3日に築港線でダイヤ改正が行われることと、5000系が全て揃ったことを機に車種や両数の変更が一部行われることになっており、平日の770レの急行新鵜沼は5700系の6両(5701~5705Fのうち5701・5702Fが6両)+5300系2両=8両で運行されていましたが、9月いっぱいで5700系の6両も消滅したために、現在は5300系または5700系の4両+5300系の2両×2での代走となっており、770レは4+4両に車種変更されると一部の駅で案内されており、車種までは案内されていませんでしたが、これがもし5000系であれば営業運転初の重連が登場することになりますが、10月3日以降が本当に気になるところです。

長文失礼しました。

投稿: 秋元こまち | 2009/10/02 02:36

訂正です。

770レではなく、771レでした。

大変に申し訳ありませんでした。

投稿: 秋元こまち | 2009/10/02 02:40

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