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活躍の場が広がった名鉄2200系

長々と書いてきました名古屋ネタも、これが最終章となります。もう少々お付き合いください。

今回の名鉄の撮影は、主にダイヤ改正を機に大幅に運用縮小、あるいは廃車となる車両の話題を取り上げてきたが、これとは対照的に、ここ最近、活躍の場が大幅に増えた車両が存在する。それが、今回取り上げる2200系である。

名鉄2200系は、2005年2月、中部国際空港の開港に合わせて登場した車両で、全車座席指定の快速特急に使用される2000系とは対照的に、2200系は、中部国際空港行き一部特別車特急用として開発された車両で、主に名鉄岐阜~中部国際空港間の特急に使用されてきた。しかし、2007年6月のダイヤ改正より、名古屋本線の名鉄岐阜~豊橋間を運転する特急や快速特急にも運用されるようになった他、名鉄が進める特急政策の見直しにより、これまで一部特別車特急が走行していなかった、犬山線などにも一部特別車特急の運転開始により、2200系が乗り入れるようになった。

今回の名鉄の撮影時も、実は、この2200系が以前に増して目立つようになったと感じられた。そこで、今回は、今後も益々活躍が期待される2200系にもカメラを向けてみた。

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中部国際空港行き一部特別車特急用としてデビューした2200系。最近では、増備も進み、名古屋本線の特急や犬山線にも進出するようになった。

2200系は、特別車2両+普通車4両と言う組み合わせで6両固定編成を組んでいる。この点は、名古屋本線を中心に活躍している1000系・1200系の一部特別車編成と条件は一緒。しかし、6両編成では、朝夕のラッシュ時を乗り切るのは辛い。1000系・1200系には、更に増結用の1800系と言うのが存在するが、2200系には、増結用の車両が用意されていない。ではどうするのか。今回、平日朝に神宮前~金山間で撮影していた事により、以前から話には聞いていた異形式との併結シーンを押さえる事ができた。

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通勤車3100系を岐阜方に連結し、8両編成で運転される2200系。

ご覧のように、通勤用車両である3100系やステンレス製の3150系を岐阜方に増結し、8両編成で運転されるのである。編成美と言う点を考慮すると、あまり綺麗な編成ではないが、これはこれで実にユニークな光景で、2200系を語る上では、是非押さえておきたいシーンではないかと思う。

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日中の神宮前駅で見かけたワンシーン。

神宮前駅では、豊橋発中部国際空港行き特急と、名鉄岐阜発豊橋行き特急が、同一ホーム上で接続しており、ご覧のように特急同士が並ぶシーンが見られるのだが、この特急同士の並びも2200系同士が並ぶシーンを見かけることが増えてきた。この時は、全車特別車の2000系による快速特急も停車しており、この並びが、名鉄の新時代を象徴しているようにも見える。

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お馴染みのシーン、中部国際空港へと向かう2200系一部特別車特急。豊田本町駅にて。

デビューのきっかけとなった空港特急以外にも進出するようになった2200系。ダイヤ改正を機に運用を離脱した1600系も、今後は、2200系の普通車と同タイプの車両が連結されて、新たな一部特別車編成を組む事になっている。これから年末にかけて、2200系が更に発展していく事になるのは間違いないだろう。

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コメント

お久しぶりです。

2200系は2201~2209Fの9本が在籍し、空港開業時には4本が空港アクセス特急として運行され、さらに2007年には5本が製造されて6月30日のダイヤ改正により、名古屋本線の快特などでも運行されるようになりました。

2200系は1700-2300系と運用が共用であり、これらを通称C2運用と呼んでおり、12月27日のダイヤ改正後には常滑・空港線の太田川~中部国際空港間は全てC2運用になったことに加えて、中部国際空港~岐阜の折り返しの運用が大半となったほか、そのほかの犬山線・河和線・名古屋本線でも運用数が増えましたが、現在早朝と深夜のみ特急運用のある西尾線・知多新線ではパノラマスーパーによるB2運用のみですが、早朝に1本だけある豊川稲荷行きはC2運用となっています。

投稿: 秋元こまち | 2009/05/12 20:37

秋元こまちさん、コメントありがとうございます。

2200系及び1700・2300系の運用がどうなっているのか、実は気になっていたところでしたので、今回の解説はとても有難かったです。

実は、1700・2300系の運用を、まだ一度しか見かけた事が無く、しかも、その時は布袋駅のトイレから出てきたら、目の前を通過して行ったと言う状況でして、当然のことながら撮影もできていません。まあ、デビューしたばかりで、無くなる事はないですから、次の名古屋訪問時にでも撮りたいと思います。

確実に捕まえようとするとなると、常滑・空港線の特急運用の時が効率良さそうですね。

投稿: TOMO | 2009/05/13 01:44

常滑・空港線はすべてC2運用であるために、2200系か1700-2300系のみの運行のために確実に見ることができます。

昨年の12月26日まではパノラマスーパーもわずかながら運行されていました。

常滑線の新舞子駅では特急列車の時刻が、下り(中部国際空港方面)が26・56分で、上り(名古屋方面)が27・57分のため、特急列車同士が並ぶので上手くいけば1700-2300系同士の並びが見れることもあります。

http://expert.web.infoseek.co.jp/search/24/index.htm

このページにて、名鉄の運用が詳しくレポートされているものが検索できるものです。

投稿: 秋元こまち | 2009/05/13 22:45

補足ですみません。

1700-2300系は12月27日から運行開始と聞いていましたが、1日早い26日から運行を開始し、私も神宮前駅でパノラマカーの式典を待つ中で、2本の1700-2300系が通過しましたが、人混みの関係で1700系として復帰した初日の運行が撮影できない状況でした。

投稿: 秋元こまち | 2009/05/13 23:05

秋元こまちさん、コメントありがとうございます。

常滑線の新舞子駅は、なかなか面白そうですね。うまいこと1700系同士が並んでくれると良いですね。常滑線で1700系を多く見た日は、ちょっと挑戦したくなりますね。

1700系は、改正前日から運用に入ったんですか。私もその場にいたら、たぶん驚いていたと思います。おそらく、ダイヤ改正前の車両運用の調整が絡んでいたのでしょうね。

投稿: TOMO | 2009/05/14 02:43

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