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「ホリデー快速むさしの号」に乗る

9月20日の話題があと1つ残っています。お付き合いください。

大宮での撮影を終えて、次に向かう先は立川だった。立川駅近くの模型店、マイホビーキョーサンで予約してあった品を取りに行くのが目的なのだが、18時頃に、大宮から立川への移動となれば、当然のことながら利用する列車は、「ホリデー快速むさしの号」となる。

「ホリデー快速むさしの号」は、府中本町・八王子から武蔵野線を経由して大宮まで運転される臨時の快速列車。平日は「快速むさしの号」と名乗るが、基本的には「ホリデー快速むさしの号」と同一の列車である。武蔵野線から大宮への直通列車は、臨時列車として国鉄時代から設定されていたが、秋田新幹線開業に合わせて、八王子から大宮への直通列車として「こまちリレー号」を設定。以後、「新幹線リレー号」を名乗ったが、後に「むさしの号」に改称。現在に至っている。使用車両も、「こまちリレー号」として運転を開始した当初は、三鷹電車区の169系による運転で、急行型電車に気軽に乗れる列車であったが、後に、豊田電車区(現:豊田車両センター)所属の115系専用編成に置き換えられた。通常はあまり通過することが出来ない、武蔵野線から中央線や東北本線との連絡トンネルを通過する事も、この列車の楽しみ方の一つとも言える。

そんな「ホリデー快速むさしの号」だが、まずは、乗車する前に、今や貴重な存在となりつつあるスカ色の115系の撮影から始める。

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大宮での撮影を終えた後は、「ホリデー快速むさしの号」で立川へ移動する。まずは同列車に使用される115系を撮影してみた。

E231系などの新型車両の投入により、今や115系自体も、首都圏では貴重な存在になりつつある。さらにスカ色。「むさしの号」に使用される115系は、豊田車両センターのM40編成と名乗り、数ある豊田車両センターの115系の中でも、このM40編成は唯一の6両固定編成で、「むさしの号」専用編成となっている。

そして、この編成には、今や「この車両だけ」と言う存在の車両が2両も連結されている。

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3号車 サハ115-319

かつて、中央本線の普通列車として活躍していたスカ色の115系は、8両編成の中間にサハを2両挟むのが特徴だった。中央本線の普通列車では当たり前のように連結されていた、スカ色のサハ115も、今やこの車両のみとなってしまっている。それ以前に、サハ115自体も、JR東日本管内に6両が残るのみで、300番台車に至っては、この車両が唯一の現役車両となっている。

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4号車 モハ115-348

6両固定編成のスカ色がこれ1本のみと言うことで、中間に入るモハ115も、スカ色ではこの車両のみと言うことになる。

モハ115-348とコンビを組む、モハ114-374も、1つの車両で菱形パンタグラフとシングルアームパンタの2種類のパンタグラフを搭載すると言う珍車である。これは、かつて中央本線の普通列車に使用されていた時、霜取り用のパンタグラフが増設された。当初は集電用、霜取り用ともに菱形のパンタグラフであったが、後に集電用のみシングルアームパンタに交換。その為に、2種類のパンタグラフを搭載する車両となってしまったのだが、現在では、霜取りパンタは使用されていない。本来ならば撮影すべきところであるが、京浜東北線の入線と重なってしまい、撮り損ねてしまった。

さらに、6両全車に言えることは、この車両は、一度、松本へ転属しており、一時的に長野色を纏っていた時期があると言うこと。しかし、三鷹電車区(現:三鷹車両センター)の169系を置き換えて、「むさしの号」専用編成となった際に、豊田電車区(現:豊田車両センター)に復帰した事から、スカ色に戻された。

さて、出発3分前に車内に入ると、各車両ともボックス席は程よく埋まっていた。これまでに、この列車には何度か乗車したことがあるが、この日は、いつもと比較して乗車率が良かったと思う。私は、最後部のクモハ115-318に乗車した。連絡トンネルを抜けて、西浦和から武蔵野線に合流。北朝霞・東所沢・新秋津と停車していく。新秋津から先は、ボックス席を占拠することが出来た。新小平を通過したところで、列車の速度が落ちる。中央線との連絡線に入ってからは、トンネル内で停車してしまった。この日、中央線は吉祥寺駅での線路内人立ち入りがあり、ダイヤが乱れていたため、なかなか中央線に合流できなかった。それでも、所定時刻から3分ほどの遅れで立川に到着。115系M40編成を、たっぷりと堪能することが出来た。

今や貴重な車両で構成されるM40編成で運転される「むさしの号」だが、専用編成が1本しかないと言うことで、検査時には、ほかの車両での運転となり、長野総合車両センターの115系で運転されることもある。首都圏で115系を堪能することが出来る快速電車として、これからも注目していきたい列車である。

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コメント

 こんばんは。前の部署にいたときにさいたま新都心駅で大宮行きが目の前を通り過ぎるのを見かけていました。その際に車内の様子も見るんですけど、武蔵野線沿線から直通で大宮まで来れるためなのか、朝の列車は結構乗車率が高いですね。ただ代走で189系が充当されていたときは、大宮駅での客扱いに苦労をしていたようですが、普段通勤で使用する身にとっては、通勤車両の方が使い勝手はいいですね。

投稿: mattoh | 2008/09/27 22:36

mattohさん、コメントありがとうございます。

武蔵野線沿線から大宮への需要は結構ありますので、「むさしの号」のような直通電車は、もう少し本数が増えればいいのになと常に思うのですが、なかなか増えませんね。朝の大宮行きは、通勤利用も多いと言う話はよく聞きます。しかし、なぜか115系が運用に就けない時は、この列車に189系が充当されるケースが多いんですよね。朝の時間帯に代走で送り込める車両が他にないと言うことなのかもしれませんが、やはり朝の通勤時間帯には、通勤車両を使うのが一番でしょうからね。この列車を今後も維持するためには、直通列車の本数だけでなく、予備車の確保も問題になりそうですね。

投稿: TOMO | 2008/09/28 14:18

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