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西武 「Valentine 小手指車両基地 Day」に行ってきた

建国記念の日である2月11日、西武鉄道では、小手指車両基地にて、「Valentine 小手指車両基地 Day」と称するイベントが開催された。

このイベントは、2007年2月に初めて開催された。しかし、昨年は、3月に30000系デビューイベントを開催したため、このイベントは実施せず、今回は2年ぶりの開催となった。2年ぶりのバレンタインイベントと言う事で、出来れば朝から行きたいところではあるが、この時期は、私も本業が多忙になる。2007年同様、今回も午前中は仕事だった。イベントは15時までと言う事で、仕事を終えてから食事をして、西荻窪から小手指へと向かった。会場に着いたのは14時12分頃の事。残り時間約50分と慌しいが、駆け足で見学してきた。

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2月11日、「Valentine 小手指車両基地 Day」と称して、小手指車両基地の公開イベントが開催された。

まずは入口の看板を撮影して中へ進んで行く。通路を進んで行くと、女性の社員さんから「こんにちは」と声を掛けられた。このイベントは、バレンタインデーを前に開催されるイベントなので、来場者にはチョコレートが配られることになっているのだが、もう時間が遅かったせいか、品切れとなってしまっていたようで、私は貰う事が出来なかった。

さあ、気を取り直して、先に進もう。まずは、検修ピット内の床下機器見学コーナーから進む。目の前には、床下機器見学用として2067Fが停められていた。

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床下機器見学用として留置中の2067F。

検修ピット内と言う事で、床下機器はよく見ることが出来る。ここを通路として通過してしまうのでは勿体ない。せっかくなので、ここでしか撮れないものをいくつか撮ることにした。

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FS072台車。

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界磁チョッパ装置。

2067Fは、池袋線用の2000系のうち、8両固定編成では池袋線第1号となった2065Fに次いで作られた車両。西武所沢車輛工場の生れで、登場時は、所沢工場の製造能力の都合から4両の暫定編成で登場し、練馬~豊島園間の折り返し運転に就いていたのを何度か見た事がある。検修ピット内では、当然のことながら、こんな物も簡単に撮影が出来る。

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2067Fの西武所澤車輛工場のプレート。

最近では、転落防止用外幌が設置されている事で、ホーム上からでは、こう言ったものが見えにくくなっている。私も久しぶりにこのプレートを撮影したのだが、平成3年に登場した2067Fのプレートでも「澤」と言う字を使用しているのかと、この時、改めて気付くことが出来た。

更に検修ピットを先へ。すると、今度はこの車両が出迎えてくれた。

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連結器の説明用に展示してあった2451F。(クハ2452)

新2000系の2連のうち、唯一、貫通扉の窓が小窓となっているのが、この2451Fである。通常の運用では、池袋方のクハ2452が先頭に立つ事は少ない。新宿線の2000系では、偶数番号のクハのスカートに、転落事故防止用アナウンスを流すスピーカーの設置が進んでいるのだが、このクハ2452に関しては、普通のスカートと同じである事から、この工事を実施していないようである。その前に、池袋線の2000系でスピーカーを付けた編成は存在するのだろうか。

この後、撮影会場へ向かうため、検修ピットを抜けて外へと向かう。通路が狭いため、なかなか思うように先に進めない。そんな中、ちょっと振り返ると、こんな車両が見えた。

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東京メトロ10000系、副都心線対応の西武6155F、そして東京富士大学ラッピング車の西武9102Fの並び。

1月末から池袋線と新宿線で東京富士大学のラッピング車が走っているが、これまでに9102Fの姿は撮れなかった。それだけに、こんな形であっても見ることが出来たのはうれしい。

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今度は9102Fのみを撮影。

更に先を目指す。ようやく展示車両のある場所までやって来た。まずは、この車両から撮影する。

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展示されていた20107F。

展示用車両として留置されていた20107F。池袋方先頭車には、ご覧のように、今回のイベントに合わせた特製ヘッドマークが掲出されていた。そして、行き先は「急行 入間市」を表示。現行ダイヤでは運転されていない組み合わせである事から、訪れたファンは「レアな行先表示」と思ったかもしれない。尤も、1年に1回、11月3日の入間航空祭の日には、入間市行きが運転されるので、急行以外の種別であれば、決して珍しい組み合わせではない。

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三重連の形で展示されたE31形電気機関車。

工臨や甲種輸送などで活躍して来たE31形電気機関車。引退も近いと言う事で何かと注目を浴びている。今回は、E31+E34+E32の三重連の形で展示されていた。しかも、3両ともパンタグラフを2台上昇させており、その姿は圧巻であった。

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「北辰の梟号」のヘッドマークを掲出した4007F。

2008年10月25日から、秩父鉄道直通の快速急行に「北辰の梟号」のヘッドマークを不定期的に掲出している。運転開始当初は、ご覧のような大型ヘッドマークだったのだが、現在では、4021Fと4023Fの2編成に、ステッカー方式のヘッドマークを張り付けて対応している。この大型マークは撮影していなかったので、このイベント会場で撮れたのは大きな収穫だった。

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4007Fの車内に飾られていた吊下げ式種別板。

701系や101系低運車などで使用されていた吊下げ式の種別板。今回も4007F車内に展示されていた。右側の「ワンマン」は、昨年2月に惜しまれながらも引退した多摩湖線225Fの形見だろう。

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総合検測車。

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軌陸車も展示。

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「準急豊島園」幕で展示されていた新101系。

車両基地の一番奥にいた、20000系、新101系、30000系に関しては、運転台見学用車両であるが、先ほど展示してあった4000系も含め、種別・行先表示を頻繁に変更して、集まったファンを喜ばせていたようである。私の場合、方向幕をぐるぐる回して行先を変えるのは、限が無いし、組み合わせによっては現実味のないものになってしまう事から、あまり好きではない。まあ、もともと持ち時間が少ないので、行先表示については拘らず撮影したが、中には長時間粘って、様々な行先を撮影したと言う方もいらしたようだ。

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副都心線対応の西武6114Fと東京メトロ7110Fとの並び。

徐々に数を増やしている副都心線対応の6000系。今回のイベントで撮影用として用意された展示車両では、この2本の並びをメインとしているようである。私が訪れた時は、6000系も7000系も副都心線内で見られる行先表示を出して展示していた。

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副都心線コンビの横に留置されていた20151F。

20000系8両固定編成のトップナンバーである20151F。新製当時は、新宿線で活躍していた。新宿線時代に付けられた連結器カバーが同編成の大きな特徴となっている。

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2+8の状態で展示された30000系と、新101系の並び。

ここまで撮影したところで、いよいよ時間切れとなる。出口へ向かうため、来た道を少しずつ戻って行く。4007Fの前まで来たところで、ファンサービスなのか、まだ方向幕を回しており、撮り鉄さんたちが足を止めてしまっていた。これではなかなか出口にたどり着けないだろう。

今回も慌ただしい見学となってしまった小手指車両基地のバレンタインイベント。私は見られなかったが、鉄道アイドル木村裕子さんのトークショーも行われたとの事で、バレンタインらしい華やかなイベントではなかったかと思う。来年もまた小手指車両基地でバレンタインイベントが開催されることを期待したい。

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コメント

こんにちわ。私も午後1時過ぎに子供を連れて行ってきました。当日は天気があまりよくなかったですね。寒さが気になり、子供も落ち着かないので、制服を着させてもらい写真を撮っただけで帰ってきました。子供連れの方も最近は多くなってきましたね。出来たら落ち着いて見学したいものですが、この種のイベントでは、マナーの悪い方を必然的に見ざるを得ないことも多く、いささか考えさせられました。

投稿: 豆の木 | 2009/02/13 11:51

豆の木さん、コメントありがとうございます。

当日はお子さんと一緒に会場へ行かれたんですね。寒い中、お疲れ様でした。

西武に限らず、鉄道会社各社では様々なイベントを開催していますが、最近は仰る通りマナーの悪さも目立つようになりましたね。自分たちの首を絞めるような結果にならないように願いたいものです。

投稿: TOMO | 2009/02/13 12:25

寒い中お疲れ様でした
私も体験乗車「20000系」をしたのですが
紙芝居なんかもあり楽しかったです。

配られたチョコレートは大阪の会社で作られたものみたいですね。
歯が痛いなるほどおいしかったです。

投稿: 如月瑞穂 | 2009/02/15 15:18

如月瑞穂さん、コメントありがとうございます。

小手指車両基地へのイベントへ行かれていたんですね。寒い中お疲れ様でした。体験乗車では紙芝居もあったのですか。こう言う情報は、終了48分前に到着した私にとっては、全く知らなかったことですので教えていただけると助かります。

チョコレートは美味しかったですか。歯が痛くなるほど美味しかったとなると、歯医者へ通っている私には辛いかな?(と言っても虫歯の治療は終わってますが)

投稿: TOMO | 2009/02/16 13:05

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