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中央東線の115系を撮影

さて、7月4・5日は、201系「四季彩」のさよなら運転の撮影の関係で、2日続けて中央東線へ撮影に出かけた。高尾以遠のローカル列車の主役と言えば、何といっても115系である。長い間、スカ色の車両がローカル列車に君臨し、通称「山スカ」とも言われてきたが、2000年12月のダイヤ改正より、普通列車の一部が、松本運転所(当時)に移管されたことにより、現在では、長野色の115系とスカ色の115系が共演する形で運用されている。

まず、7月4日夕方、高尾から相模湖まで乗車した普通列車松本行きは、長野車両センター所属の115系で、長野色と呼ばれる車両であった。この列車は撮影せず、そのまま相模湖で下車。そして、相模湖駅で、201系「四季彩」や、183系の「富士登山高嶺号」を撮影した後、115系の普通列車で上野原へと移動するが、その際に乗車する115系の甲府行き553Mの入線シーンを撮影してみた。

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相模湖駅に進入する、豊田車両センターの115系。(M10編成+M7編成)

中央東線の普通列車といえば、やっぱりこの色。という方は多いかと思う。伝統的なスカ色を纏う豊田車両センターの中央東線用115系は、3両1編成で構成され、現在12編成が在籍している。最短3両編成で運用に就けることから、主に甲府を中心とした運用に就いていることが多く、高尾~大月間では、6両編成の列車が主体となることから、このスカ色編成よりも長野総合車両センター所属の長野色編成を見かけることの方が多くなっている。

撮影後、最後尾車両に乗車し上野原へと移動する。ここでは、201系の「四季彩」を待つ間に、さまざまな車両を撮影することになるのだが、もちろん115系も、上り列車に関しては漏れなく撮影することにした。

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長野総合車両センターの115系C6編成による高尾行き554M。

6両固定編成で、長野色を纏う長野総合車両センター所属の115系による高尾行き。2000年の運用移管後、このカラーの車両が、立川まで入線するようになった。この6両固定編成は、当時、宇都宮線へのE231系投入により、捻出された115系の中のうち、基本の7両固定編成から、サハ115を抜いて6両固定編成化。更にパンタグラフをシングルアームパンタに乗せ換えた上、中央東線に転用された。高尾方の先頭を務めるのは、クハ115-365。この車番だけを見て、この車両に乗ったぞ!と思いだす方も多いかと思う。正面の列車番号表示機がLED式になっていない点も、昔ながらの感じで良い。

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長野総合車両センターの115系C2編成による高尾行き442M。

一見すると、554Mに使用されたC6編成と差ほど変わらない車両であるが、この編成は6両全車が1000番台車で構成されている。よく見ると、正面の列車番号表示もLED化されている。

7月4日に撮影したものは、この3本。そして、翌5日。上野原駅を通過する201系「四季彩」編成を撮った後、上り・下りの普通列車を1本ずつ撮影してみた。

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豊田車両センターの115系M11編成他による高尾行き536M。

スカ色の115系による高尾行き。この列車は、甲府から来た3両と河口湖から来た3両を大月駅で連結し、高尾へと向かう列車である。こう言った運用は、3両1組で運用に就く、豊田車両センターの車両しか出来ない運用である。

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長野総合車両センターの115系C6編成による甲府行き539M。

長野総合車両センターのC6編成。気がつけば、前日も、この上野原で撮影した編成である。まあ、同じ編成の高尾方・松本方の両側から撮影できたのだから、記録するという点では良かったと思う。

これまで安泰と思われいた中央東線の115系だが、房総地区への209系転用に伴い捻出されるであろう211系の動向次第では、この地の115系の存在にも大きく影響が出てきそうな気配になってきた。伝統のスカ色、爽やかな長野色と、2種類の115系を楽しむことができる今のうちに、しっかりと記録しておきたい。そう思いながら、上野原を後に、一路都心へと向かった。

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コメント

私には…長ナノ、長モトに湘南色115系1000番台が投入されたのが、ついこの間のように感じます!
クモニ143を連結した信越線の姿は未だに印象が強いですね!
115系300番台が長野に…真冬大丈夫なのかなんて思いますが、70・80系に比べれば…。

一昨年の夏に内房線を乗ったときに211系が居たのに…ヘェ〜と思ったのですが、中央東線に転属という話もあるんですか…。

300番台の車歴を考えると…相当頑張っいますね!

投稿: 準急豊島園 | 2009/07/10 12:38

2007年に静岡地区から撤退して以来てもまだまだ中央本線地区や高崎地区で残っているんですね。房総地区の113系は一部が211系に置き換わってしまいましたので、次に209系を投入すると113系は最早過去のものおとなってしまうでしょう。

さて、中央東線地区に211系を転用するという話がありますが、こちらは主に東海道線へのE233系の本格投入により捻出された編成をそちらへ転用するという話だと思います。昨日乗車した211系は2000番台で、平成2年の製造です。0番台の場合は昭和時代からの製造ですので、E233系本格投入ともなれば0番台を廃車にし、2000番台を転用させるということになるかもしれません。

また将来は東京~上野間に東北縦貫線という路線が完成しますが、基本的に現在は上野止となっている宇都宮・高崎・常磐線を東京まで乗入れさせ、山手線の最大混雑区間である上野~東京間の混雑緩和を目的としています。基本的に相互乗入れは湘南新宿ラインを介して東海道線は高崎線と行っていますので、東海道線との相互直通が実現するのは宇都宮線のみが相手になりそうです。常磐線は特急列車を中心とした乗入れなので・・・。だが、東京始発の列車を設定するともなれば今のラッシュ時、日中、夕方のダイヤから本数的に精一杯となりそうな上、秋葉原から先は東北新幹線の線路より高い位置を走行することになるので、東京駅ホームは現在の東海道線ホームの真上設置となり、上記3路線の東京乗入れで留まることも考えられます。

東北・高崎系統でも211系置き換えと東北縦貫線用増備車用にE233系を投入することになりそうです。そちらは1000番台を廃車、3000番台を転用となりそうです。

投稿: mi-ha- | 2009/07/11 13:25

準急豊島園さん、mi-ha-さん、コメントありがとうございます。

準急豊島園さん>
115系1000番台車は、今でも長野や新潟ではエース級の活躍を見せていますので、まだまだ新しいと思ってしまいますが、既に登場から30年は経過していますね。300番台車は、寒冷地向けではないですが、仰るように、70系や80系と比較すれば、十分に耐えられるはずです。もともと、中央本線では長いこと300番台が活躍していますし、更に北の新潟には、越後線・弥彦線電化用に0番台車や2000番台車も配属されている事から考えますと、問題ないのでしょう。

mi-ha-さん>
この記事は、中央東線の115系に関するものですので、中央東線関連にのみコメントさせていただきます。まず、予想される211系の転用に関してですが、長野総合車両センター所属車分に関しては、何とも言えませんが、豊田車両センター所属車分に関しては、本文でも触れているように、甲府周辺の折り返し列車や、富士急線内への乗り入れもあることから、3両編成単位にすることが要求されます。現時点で、幕張には211系が14編成あります。この中からサハ2両を抜くと3連が14本できます。それに対して、豊田の中央東線用115系は、3連12本です。単純計算しますと211系の方が3連2本余る計算となりますが、豊田には、快速「むさしの」用の6両固定編成が1本ありますので、この編成も置き換えることにすれば、車両数は一致します。また、3000番台車を転用すれば、半自動ドア対応にもなっていますので、中央東線への転用にはピッタリです。

尤も、これは数字上だけでの予想ですから、この通りになるとは限りません。ただ、はっきりと言えることは、今のうちから113系・115系はしっかりと記録しておかなくてはならないということではないかと思います。

投稿: TOMO | 2009/07/12 11:24

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