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西武 南入曽車両基地「電車夏まつり」会場へ

さて、所沢で6116Fを撮影した後は、新宿線の下り電車に乗り込んだ。

この日は、夏休み最後の土曜日。西武鉄道の南入曽車両基地にて、恒例の「電車夏まつり」が開催された。すっかり夏の定番イベントとして定着したこのイベントに、今年も行く事にしたのである。

所沢から新宿線の下り電車に乗り込み、2駅目の新所沢で下車。ここで、新所沢と南入曽車両基地とを結ぶアクセス列車を待つ事になるのだが、この時点で、アクセス列車に使用される30000系が4番ホームに停車している。新所沢発の南入曽車両基地行きは、下りの2番ホームから発車と聞いていた。なぜ、その車両が4番ホームにいるのだろうか。そう思っていると、4番ホームからアクセス列車用の30000系が西武新宿方向に向けて動き出した。これは、もしや・・・ 私は、下りホームの西武新宿方へと移動する。そして、10分ほど経過しただろうか。前方から、南入曽車両基地行きとなる38102Fの回送がゆっくりと新所沢駅2番ホームに入線してきた。

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夏休み最後の土曜日は、恒例の南入曽車両基地「電車夏まつり」を開催。今年もアクセス列車は30000系を使用している。

アクセス列車は、昨年と異なり、所沢駅2番ホームを使用して折り返してくるらしい。これが解っていれば、所沢の入線シーンから撮っても良かったかなあと思った。

撮影後、入線してきた38102Fに乗り込み、いよいよ南入曽車両基地へと向かっていく。本線上は快調に飛ばして行くのは例年通り。しかし、車両基地の手前にある南入曽信号所まで来ると、動きが一転して遅くなる。今年は、ここで、車両基地を出発してきた新所沢行きアクセス列車と並んだ。ヘッドマークを掲出した30000系同士の並び。これは、今年のアクセス列車のダイヤの大きな特徴であるから、しっかりと押さえたい所。車内から撮影できそうな場所を探り、後で撮影する事にした。

その後、38102Fは、車両基地の洗浄線に設けられた臨時ホームに到着。昨年と同じで、先頭の8号車と4号車の2カ所の扉が開くため、私が乗車した1号車は、一番最後の案内となる。ただ、昨年と違って、ホームに降りれたのは早かったのだが、折り返し新所沢行きに乗り込む乗客の案内を優先したため、通路上で10分ほど待たされることになってしまった。仕方がないので、待ち時間を利用して、こんなものを撮影してみる。

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留置中の295F。

現存する2連101系では、唯一のスカート取り付け編成となった295Fが出迎えてくれた。

ようやく列が動き出し、ゆっくりと前へ進んでいく。まずは車両基地内に設けられた改札口にパスモをタッチ。出場処理を済ませて、いざ会場内へと進んでいく。この時点で時刻はお昼に近い。まず先に、軽く食事をしておこうと思い、会場内の模擬店に並ぶが、どこも混雑が激しかった。そんな中、比較的空いていた模擬店で焼きそばを購入。暑いので、休憩車両になっていた4000系に乗り込み、車内で食べる事にした。

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休憩用車両として使用された4013F。

普段は、秩父線で運用に就く4000系。翌日に運転される団臨に絡んで、南入曽入りし、休憩用車両として開放されたものと思われる。車内は、家族連れでいっぱい。ボックス席も含め、座席は全て埋まっており、結局は、買った焼きそばを立って食べる事になった。それでも、炎天下の会場で食べるよりは、幾らか涼しい。

4000系車内で食事を済ませると、いよいよ本格的な撮影へと移る、まずは、目の前に停まっていたこの車両から。

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「通勤急行 萩山」の行先表示で停まっていた32101F。

今回のイベントに合わせて、池袋線から派遣された32101Fは、お子様向けイベントの一つである「電車と綱引き」用として派遣された。たまたまカメラを向けた瞬間に行先表示が「通勤急行 萩山」に切り替わった。

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クハ32201のヘッドライトには、目のステッカーが貼られていた。

綱で引っ張られる側のクハ32201には、御覧のように、目のステッカーが貼られており、名実ともにスマイルトレインとなっていた。

この32101Fを撮り終えた後、いったん会場の外へ移動する。南入曽信号所で行われる、アクセス列車同士の交換シーンを撮るためであるが、ちょうど昼を過ぎて、暑さもピークに達したころだったので、歩くのもちょっとしんどかった。10分ほど歩いて、信号所を見渡せる位置に到着すると、既に8名ほどの先客の方たちが待機していた。やはり、同じ事を考えている方が多いのだろう。私はまず踏切付近から望遠で狙ってみる。準備をしていると、背後より、車両基地へと向かう38101Fがやって来た。

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南入曽信号所へと進んでいく38101F。

38101Fは、ここで、車両基地の特設ホームから出てくる38102Fの到着を待つ事になる。およそ3分後、前方より、ゆっくりと38102Fがやって来た。

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38101Fと38102Fが並ぶ。

両編成の並びは、およそ1分ほどだったかと思う。

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その後、それぞれが目的地へと向かうために動き出した。

こうして、アクセス列車の並びは無事に撮る事が出来た。この後は、来た道を再び車両基地へ向けて歩きだす。途中で水分補給をした関係で、車両基地に到着したのは、およそ15分後の事であった。今度は、メインの撮影会場へと向かう。今年も例年同様、新宿線系統で見られる主力車両たちが並んでいたが、その前に、こんな派手な車両が停められていた。

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池袋線から貸し出された3011F。

銀河鉄道999のラッピングが施された3011F。実はこの車両、2008年6月のダイヤ改正を機に池袋線へ転属している。今回の南入曽車両基地のイベントの貸し出しは、同編成にとっては里帰りと言える。ちなみに、この編成は、「区間準急 田無」と表示されているが、池袋線の車両にも、野球開催日の臨時列車への充当を考慮して、西武新宿・上石神井・田無の3駅は幕が用意されている。このイベントは、あくまでも新宿線の車両基地でのイベントであることから、この3駅の行先幕を表示して、新宿線らしさを演出していたようである。

3011Fの前を通り越すと、いよいよ新宿線でお馴染みの車両達の並びが見えてきた。

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新宿線系統で活躍中の車両達が集められたメインの撮影会会場。

101系から30000系まで、新旧の車両が集められた撮影会会場。今年も、LED表示や方向幕を変えながら様々な演出をしてくれた。

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101系同士の並び。

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E31と多摩湖線の261Fとの並び。

西武秩父線の開業40周年記念及び101系電車登場40周年を記念して、デビュー当時のカラーになった多摩湖線の261Fも、このイベントで展示された。また、引退が噂されていたE31は、もう暫くの間、継続して使用される事が決まり、最近になってE32が重要部検査を受けるなど、明るい話題も出てきた。

ちなみに・・・

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E31は3重連での展示

261Fとの並びのアングルでは解りにくいが、御覧のように、E31は、E31+E34+E32の3重連で展示された。

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2000系と30000系との並び。

撮影会会場に停められた30000系は38103F。通常は、綱引き用に貸し出された32101Fとペアを組み、池袋線で使用されている車両である。30000系の新宿線所属車は、現在、電気連結器が取り外されている事もあり、電気連結器付きの30000系が展示されていると言う事で、池袋線の車両である事がお解りいただけるかと思う。

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30000系と特急用10000系との並び。

10000系は、前面の列車名表示がLEDとなっている事から、VVVF車の10112Fである。どうやら、特急車両を使用した団体列車運転時に使用される「小さな旅」と表示してあるようだが、撮影時には一切気付かず、シャッター速度を下げずに撮ってしまった。

ここまで一通り撮影してきたが、ここで、アクセス列車に使用されている30000系の所沢駅での折り返しシーンが気になってしまった。まだ、運転台見学用の101系と、お絵かきヘッドマーク撮影用の2000系をチェックしていなかったのだが、所沢駅の方が気になったため、この撮影を以て、南入曽車両基地の会場から離れる事にした。私は、会場内に設けられた改札口へ向かう。ちょうど13時50分改札締め切りの新所沢行きの改札をしていたので、そのまま乗車。所沢へと向かった。アクセス列車で新所沢へ行くと、4番ホームに到着。その後、3番ホームには先の発車となる西武新宿行きが到着。そのまま乗り込み、所沢へ先回りした。

所沢では、2番ホームへの入線シーンを撮るため、1番ホームへと移動する。すると、この折り返しシーンを撮ろうと言う方が、何人かいらっしゃっており、私もその中に混じって、到着を待った。待つこと数分。38102Fの回送列車が、所沢駅2番ホームに入線してきた。

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38102Fの回送列車が、所沢駅2番ホームに入線する。

新宿線の上り電車が、所沢駅2番ホームに入線して、そのまま下り方向へ折り返すと言うシーンは、普段でも土曜・休日ダイヤの上り最終電車が、本川越発所沢行きであるため、このように2番ホームに入線し、折り返し回送列車となって、南入曽車両基地へと向かうのだが、深夜の運転のため、私自身は記録した事がない。しかし、今回は真昼間の運転。ここはしっかりと記録しておきたい。

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所沢駅2番ホームで出発を待つ38102F。

この直後、38102Fは、南入曽車両基地に向けて出発して行った。後追いも撮影予定だったのだが、ちょっと失敗してしまった。残念。

この後、気を取り直して、後続の電車で新所沢へと戻る。すると、4番ホームには、南入曽車両基地からやって来たアクセス列車が停車中。この列車は、既に南入曽車両基地までのアクセス列車の運転が終わっている事から、直接2番ホームに優先し、折り返すものとばかり思っていたが、どうやら、これまでの列車同様、所沢で折り返してくるようである。これを知っていれば、もう少しゆっくり見る事が出来たのに・・・またしても残念。気にしても仕方がないので、そのまま所沢から戻って来るのを待つ事にした。

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所沢で折り返してきた38101Fが新所沢駅に入線。

ちなみに、この38101Fには、第3回キッズデザイン賞受賞記念のヘッドマークが掲出されている。この賞は、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を拓くデザイン、そして、子どもたちを産み育てやすいデザインの顕彰制度で、2007年から実施されて今年が第3回目。鉄道車両としては、西武鉄道30000系が初の受賞なのだと言う。38101Fは、8月30日以降もヘッドマークを掲出して運転しており、当分の間、このままの姿で運転されるものと思われる。

そして、時刻はいよいよイベント終了時間となる。南入曽車両基地と新所沢駅とを結ぶ臨時列車、最終便は、新所沢駅3番ホームでの折り返しだった。

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新所沢駅3番ホームに入線する、最終の臨時列車。

新所沢駅3番ホームに到着した臨時列車は、そのまま駅の本川越方にある渡り線を使用して、南入曽車両基地へと戻って行った。

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南入曽車両基地へと向かう38102F。

この渡り線を使用して折り返すシーンを見たのは、私自身初めての事であった。

これで、南入曽車両基地の電車夏まつりは終了となるが、終了後に気になるのは、展示された車両の返却回送である。今回は、特に池袋線から派手な車両も派遣されており、沿線在住のファンは気になるところ。終了後も、新所沢~所沢間の各駅では、ファンがホーム上で観察している姿が見られた。私も、当日お会いした方達と、所沢駅4番ホームで貼り込む事にした。そして、17時04分頃のこと。3011Fの回送列車が、所沢駅4番ホームに入線してきた。

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所沢駅の連絡線を行く3011F。

新宿線と池袋線を結ぶ連絡線上を行く3011Fが撮れたのは収穫だった。

この撮影を以て、いったん撮影を中断。所沢駅近くの居酒屋さんでささやかな飲み会に参加したが、20時過ぎに30000系の回送が有るんじゃないかと言う話になり、そのまま新所沢へ。すると、21時過ぎの事だが、32101F+38103Fの回送が、新所沢駅3番ホームに入って来た。

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任務を終えて小手指へ帰る32101F+38103F。

30000系の2連は、新宿線に配属されていないため、新宿線の駅で30000系の前パン姿を拝めるのは、何とも新鮮だ。しかし、このままでは、新宿線らしさが出ない。そう思っていたところ、こんな車両が入線してきた。

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20101Fの本川越行きと並ぶ32101F。

新宿線の20000系による本川越行きと並ぶ事で、前パンの30000系が新宿線の線内にいると言う証拠写真を撮る事が出来た。

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出発を待つ32101F+38103Fの回送。

この直後、32101F+38103Fの回送列車は、新所沢駅を出発。小手指車両基地へと帰って行った。この回送の撮影を以て、この日の撮影を終了。新所沢から萩山へと戻った。

昨年は、イベント終了後の返却回送のうち、大物を逃してしまったが、今年は、返却回送も2件撮影する事が出来、最後まで電車夏まつりを堪能する事が出来た。そして、会場では、横瀬車両基地での恒例のイベントが10月4日に開催される事も予告されていた。今年は西武秩父線開業40周年の節目の年でもあり、横瀬のイベントにも期待できそうだ。

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コメント

西武スマイル館 サスケです。
そういえば261の武蔵境行きを見ましたか(・◇・)?

投稿: サスケ | 2009/09/02 19:42

サスケさん、コメントありがとうございます。

当日は、会場内で方向幕を頻繁に変えて、来場者の目を楽しませていたようですね。よく、方向幕が変わるたびに、夢中になって撮られている方がいらっしゃいますが、私はそう言うのがあまり好きな方ではないので、あまり気にしないで撮っています。どうも普段見ることができない組み合わせを見るのがちょっと・・・

と言う訳で、261Fも、今回掲載した西武園しか撮っていません。多摩湖線の101系は、リニューアルを受ける前ですと、西武鉄道全線のうち支線の行先がずらりと並んでいたという記憶があります。その中には、当然の事ながら多摩川線も含まれています。リニューアル工事後も、武蔵境があったとなると、基本的にはリニューアル前と変わらないのでしょうね。今後、現在多摩川線で使用中の低運車の置き換え用として、新101系を改造したワンマン車が増備されるかもしれませんね。そうなると、261Fも多摩川線を走る日が来るかもしれません。

投稿: TOMO | 2009/09/03 17:52

はじめまして。
管理者様はこのイベントに何度か行かれているようですがこのイベントでは武蔵丘のイベントのように鉄道部品の販売はあるのでしょうか?

投稿: かつお | 2010/06/06 13:36

かつおさん、コメントありがとうございます。

ご質問の件についてですが、このイベントは、夏休み最後の土曜日に開催と言う事で、どちらかと言うと子供向けに企画されたイベントです。その為、グッズ販売は有っても、部品の販売は無かったと記憶しております。今年開催されたとしても、このような趣旨ですので、部品の即売に関しては、横瀬で開かれるであろう秋のイベントに期待された方が良いかと思います。

投稿: TOMO | 2010/06/08 00:28

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8月29日(土)、恒例の「南入曽車両基地 電車夏まつり」が開催されました。今年も、新所沢駅からの来場者輸送に30000系2編成を使用。38802Fには「電車夏まつり」ヘッドマーク、38801Fには「キッズデザイン賞受賞」ヘッドマークがそれぞれ掲出されました。「キッズデザイン賞受賞」マークは、当面、定期運用にそのまま使用されるようです。 南入曽基地発、新所沢駅発共に30分ヘッドで交互に編成使用。新所沢着後は所沢へ一旦回送し、折り返し新所沢発に充当。南入曽出発線では両者が並ぶ姿(上の画像)も見られたほか... [続きを読む]

受信: 2009/09/03 00:00

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