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佐久間レールパーク見物客で賑わう飯田線を撮影 その1

9月20日。宿泊した東横イン豊橋駅東口よりスタートとなる。

この日、飯田線沿線ではさわやかウォーキングが開催されており、早朝から臨時列車を増発して対応していた。5連休の間、どこかで1日、飯田線の撮影をと考えていたのだが、さわやかウォーキング関連で、117系が都合2編成入線する20日に実行する事とした。当初は、早朝の新幹線で現地入りし、日帰りの予定だったのだが、この臨時列車を撮るために、前日中に豊橋入りする事にしたのである。

7時40分、ホテルを出発。前日中に入手しておいた「青空フリーパス」で入場し、豊橋駅飯田線ホームへ。7時49分発の新城行きに乗り込む。目指すは東上駅。この列車で東上まで行き、後続の117系による「さわやかウォーキング号」から撮影を開始する予定だった。無事に列車に乗り込み、落ち着いたところで、カメラのレンズ交換をする。この時、大変な事に気付いた。

デジタル一眼レフのバッテリーが無い

そう。部屋で充電をしていたら、そのまま忘れてきてしまったのだった。これは撮影どころではない。コンデジは使えるが、本格的な撮影までコンデジでするにはきつ過ぎる。幸いなことに、気付いた場所が下地駅を出発し、小坂井駅の手前だった。ここはいったん引き返す事にしよう。私は小坂井駅で下車した。

突然のアクシデントで下車する事になった小坂井駅。ひとまず、豊橋行きの時刻を確認する。都合良く、約10分後に豊橋行きがあった。この待ち時間が、実に長く感じる。待っている間には、当初撮影予定だった「さわやかウォーキング号」が通過していく。この列車に関しては、コンデジで撮影する事にした。まずは気持ちを落ち着かせて、117系の通過を待つ事に。小坂井駅到着からおよそ8分後の事。117系の「さわやかウォーキング号」が、ゆっくりと通過して行った。

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小坂井駅を通過する臨時快速「さわやかウォーキング号」

この日、「さわやかウォーキング号」に使用されていたのは、S2編成だった。通常、117系が「さわやかウォーキング号」として使用される場合は、白地に濃紺の斜体で「快速」と言う幕を使う事が多いのだが、今回は「臨時」幕による運転であった。

アクシデントから下車して撮影する事になってしまった小坂井駅だが、光線状態は恵まれており、これだけが唯一の救いだった。

さて、撮影後に豊橋へと引き返すが、やって来たのは、119系の2連。しかも2両とも両運転台車と言う豪華な組み合わせだ。こう言う時に限って、こんな編成に当たるとは・・・ 更に、途中で天竜峡行きとすれ違うが、これがまた、増結対応となっていて、両運車が辰野方に連結されており、前パンによる3連だった。これも撮りたかったが、小坂井で撮っていると、後のスケジュールに影響が出てしまう事から、泣く泣く諦めたのである。

再び戻った豊橋。私は急いで東横インへ。フロントから鍵を預かり、すぐに部屋へ。宿泊した部屋が、エレベーターを出てすぐだった事。更に、充電していた差込口が入口を入ってすぐだった事もあり、乗って来たエレベーターが、折り返す前にバッテリーを取る事が出来た。私はその足で、すぐに豊橋駅へと向かう。ギリギリのタイミングだったが、117系による臨時快速「佐久間レールパーク号」に乗る事が出来た。

当初は、撮影予定だった「佐久間レールパーク号」。この列車には、5月の連休中にも乗車していたが、この時との違いは2つ。まず1つは、前の記事でも取り上げたように、117系がリバイバルカラー車になっている事。そして、もう1つは、指定席車が1両増えて2両になっていた事。その為、指定券を持っていない私は、前2両へと進む事になる。当然のことながら、自由席は全て席が埋まっており、立ち客が出るほどだ。この列車に、新城まで乗る事にした。途中駅での運転停車を繰り返しながら、列車は先を目指す。当初、撮影する予定だった東上の踏切を車内から確認すると、多くのファンが待機していた。みんな、この列車を狙っていたのだろう。

豊橋を出発して約50分。新城に到着する。ここで、12分間の停車時間が有る。私は、ここで上り列車に乗り換えて、東上へと引き返すが、上り列車の到着までの間、乗車してきた「佐久間レールパーク号」を撮影する事にした。

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新城駅に停車中の「佐久間レールパーク号」

この「佐久間レールパーク号」の正面には、大きなヘッドマークを掲出しているが、このヘッドマークは、今月より、一般から公募したものが掲出されるようになり、毎週、デザインを変えるのだとか。と言う事で、ここではヘッドマークも合わせて撮影してみる。

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豊橋方、クハ117に掲出されたマーク。

豊橋方のクハ117に掲出されたマークは、御覧のように、かつて80系電車が準急列車に使用されていた際に掲出されていたマークをイメージしたものとなっていた。

続いて、中部天竜方の先頭車を見てみる事にする。電車1両分ずつホームを歩き、先頭へ。光線状態は良好なのだが・・・

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中部天竜方、クハ116側から編成全体を見渡すが・・・

クハ116の正面には、御覧のように架線柱の影が。ほんの少しだけ停止位置がずれると、この影は回避できたのかもしれないが、こればかりは仕方がない。

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中部天竜方、クハ116に掲出されたマーク。

中部天竜方、クハ116のヘッドマークは、御覧のように、佐久間レールパークで展示されている保存車、クハ111-1、0系新幹線、キハ181-1が仲良く並んだ状態を描いたものであった。

ここまで撮り終えたところで、「佐久間レールパーク号」は、新城駅の出発時間となっているのだが、ここで交換する上り列車がやや遅れており、もう暫く停まる事に。4分ほど待って、ようやく駒ヶ根からの豊橋行きが新城駅に到着した。私は、この豊橋行きに乗り込み、東上駅へと移動する。

ようやく辿り着いた東上。ここまでの道のりが長く感じた。車掌に、「青空フリーパス」を見せて出場。駅に程近い踏切へと移動する。先程の「佐久間レールパーク号」の車内から見たときには、多くの撮影者がいたこのポイントだが、117系による「佐久間レールパーク号」が通過した後は、撤収組が有ったようで、私が到着した時点で、この場所に待機していたのは、3名の方のみであった。ご挨拶をして、この場所で撮影を始める。

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本長篠行き515Mは、R1編成。

515Mは、119系R1編成での運転だった。R編成は、飯田線北部のワンマン運転に対応した編成。豊橋口では、ワンマン運転を実施していないため、この列車も車掌が乗務しているが、半自動ボタンスイッチが設置されていたり、一部の戸袋窓が埋められている事もあって、ノーマルの車両とは、やや異なる印象を受ける。

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豊橋行き526Mは、E7編成。

この列車の後は、いよいよデビュー当時のカラーに復元されたE4編成による団体列車である。前の記事でも触れたように、この連休中は、JR東海ツアーズが企画した、「佐久間レールパーク」と、伊那松島運輸区に保管してある旧型車両を見学するツアーの専用列車に使用されており、豊橋周辺で明るい時間帯に撮影するチャンスは、これ1回のみである。この場所に到達するまで、自分の不注意で回り道をしてしまったが、どうにか、この団臨には間に合ってホッとした。

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デビュー色E4編成による団体列車。

このカラーが、前方のカーブ付近に現れた時は、前夜、豊橋駅で見たときよりも、更に懐かしさを感じた。やっぱり明るい時間帯に見るのが一番である。

さて、団臨撮影後は、中部天竜へ向かう予定なのだが、新城以遠へ行ける列車が暫くないため、この場所に留まり、暫くの間、撮影を続けることにした。

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飯田線の花形列車、373系による特急「伊那路」

豊橋~飯田間に2往復運転されている特急「伊那路」は、1996年3月のダイヤ改正より、定期列車化の上、165系の急行から、373系の特急列車へと格上げとなった。長らく、「ムーンライトながら」の間合いによるダイヤが組まれていたが、今年3月のダイヤ改正で、「ムーンライトながら」が臨時列車化された事に伴い、ダイヤが大幅に見直され、1日2往復と言う本数は変わらないものの、今まで設定のなかった、朝の飯田発上りと、夕方の豊橋発下りが設定されるようになった。通常、「伊那路号」は、自由席でも空席が有るほどの乗車率なのだが、「佐久間レールパーク効果」なのだろうか。この日の「伊那路1号」は、かなり混雑していた。

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豊橋行き528Mは、R8編成。

駒ヶ根からやって来た528Mは、ワンマン運転用のR8編成だった。この日2本目となるR編成の撮影である。

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新城行き517Mは、単行用のM9編成。

実は、この車両、小坂井~豊橋間で乗車していたのだが、あの後、1両切り離して、単行での運用になった。M編成による単行は、豊橋~豊川間が主体となるが、御覧のように、豊橋~新城間の折り返し列車でも、一部の列車が単行での運転となっている。

この517Mの撮影を以て、この踏切での撮影を終了とした。私は、線路沿いの道を歩き、東上駅へと移動する。ここから後続の天竜峡行きで中部天竜を目指す事に。

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東上駅に到着する天竜峡行き519M。

入線してきた519Mは、レールパーク関連による増結対応なのか、豊橋~中部天竜間は、4両編成での運転であった。御覧のように前2両と後ろの2両とでは、屋根上に載っているクーラーの形状が異なっている。前2両は、各車両中央に、大きなクーラーが1台ずつ搭載しているが、これは、1986年11月のダイヤ改正以後、約2年間、東海道本線静岡地区の短距離普通列車「するがシャトル」用に転用された実績を持つ車両で、東海道本線への転用時に冷房改造を実施しているため、冷房改造の方法が異なる他、車番も登場時のままとなっている。このような元「するがシャトル」用車両は、2両編成8本存在している。

東上での撮影は、約1時間ほどではあったが、119系は全タイプを撮影する事が出来た。

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コメント

飯田線への遠征お疲れ様でした。

今回はバッテリーを忘れられたとのことで、3508Mや増結された511Mを撮影できなかったのが残念ですが……次回以降は是非とも撮影しておいて欲しいと思っています。

511Mの増結は繁忙期(というか青春18シーズン?)の休日のみですし、3508MのようにM+Mは多く見られるようで実はあまり見られないものですし……

投稿: ゆず | 2009/09/22 01:54

ゆずさん、コメントありがとうございます。

今回はご期待に添えず失礼いたしました。3508MのようなM+Mを見られる機会と言うのは、意外と少ないのですね。

次回の遠征時には、3508Mを撮影対象に入れたいと思います。

投稿: TOMO | 2009/09/23 23:14

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