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西武 曼殊沙華輸送を観察する その1

9月も中盤に突入。まだまだ暑い日もあるが、最近ではすっかり涼しくなり、秋が一歩ずつ近付いてきている。

西武沿線に秋の訪れを告げる高麗の巾着田の曼珠沙華。西武鉄道各駅にもPR用のポスターが貼られており、開花状況も駅で確認できるようになった。その巾着田への観光客対策として、西武鉄道では、今年も9月12日より9月27日まで、巾着田最寄となる高麗駅に、一部の特急列車を臨時停車させたり、飯能~高麗間で臨時普通列車を増発して対応している。

弊ブログでは、これまで毎年、曼珠沙華輸送の模様を見学してきた。今年も、前年同様、曼珠沙華輸送の見学を臨時ダイヤ初日となる9月12日の午後に実施した。

前の記事触れたように、所沢で少々撮影した後、飯能行きで飯能へと向かう。この飯能行きは、東京メトロの車両の21S運用であり、飯能到着後は、武蔵丘車両基地へと回送されていった。そして、この回送列車と入れ替わるように、高麗行きの臨時列車がやって来る。まずは、この列車の撮影から観察を開始する事にした。駅の発車案内機には、「8両3ドア」となっている。101系か、それとも3000系か。どちらの車両が来るのか気にしながら待っていると、やって来たのは、こんな車両であった。

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高麗始発飯能行き臨時列車が飯能駅に到着する。

御覧のように、高麗からの臨時列車として到着したのは、3005Fであった。これまで、曼殊沙華の臨時列車には、様々な車両が使用されてきたが、このところの101系・301系の大幅減少により、今年の臨時列車には、2000系や3000系の出番が有るかなと思ったのだが、やはり3000系の出番と言う事になったようである。おそらく、朝の快速急行で西武秩父まで運用された車両を入庫させずに、臨時列車に充当させていたのだろう。ちなみに、昨年も夕方の高麗始発飯能行きに、3000系が使用されていたのを確認している。

入線シーン撮影後は、最後部車両へと移動する。ここで、高麗行きとして停車中の3005Fを撮影する。

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飯能駅にて出発を待つ3005Fの高麗行き。

101系や301系、そして3000系にも、「高麗」の幕は用意されていない。その為、今回も行先表示は「臨時」と表示している。ちなみに、4000系には「高麗」の幕が用意されているのだが、ここ最近は、4000系の高麗行きは、私が観察できる土曜・休日ダイヤでは、確認できていない。

この後、私は高麗行きを見送って、後続の西武秩父行きに乗車。高麗へと向かう事にした。入線してきた西武秩父行きは、301系の301Fによる運転で、定期列車も通常の4000系によるワンマン運転から、8両編成に増結して対応している。

数分後、高麗駅に到着。さて、巾着田へ向かう観光客でにぎわっているかと思いきや、駅構内は人も少なく静まり返っていた。この日の時点では、巾着田の曼殊沙華も、早咲きのものが咲き始めたばかり。駅前に設けられた花さんぽステーションも、開店休業中といった感じであった。この駅では、暫く留まり、特急の臨時停車シーンなどを観察する。まず最初に撮影したのは、こんなシーンである。

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高麗駅1番ホームに入線してきた10000系。

高麗始発として設定された臨時特急「むさし92号」に使用される10000系の回送列車である。発車時刻のおよそ15分前に入線してきた。ちなみに、この回送列車の入線の際、1番ホームに列車接近放送が流れたが、なぜか「通過電車」となっていた。

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8両編成に増結された4000系使用の飯能行き定期列車。

1番ホームに入線してきた10000系の客扱いシーンを撮ろうとしたところ、2番ホームに4000系の飯能行きが入線してきた。「むさし92号」の送り込みが、やや早いような気がしたのだが、単線区間もある中での臨時列車運転と言う事で、この飯能行きの高麗到着前に送り込んだのだろう。

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高麗駅1番ホームに停車中の「むさし92号」

この後、駅の外から臨時特急を撮ろうと改札を出ると、飯能~高麗間の臨時列車に使用されている3005Fが2番ホームに到着。高麗駅は、1・2番ホームとも臨時列車同士が並ぶと言う状況になった。

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「むさし92号」と3005Fの臨時飯能行きが、高麗駅で並ぶ。

臨時列車同士の並びを、駅に隣接した踏切上から撮影してみるが、特急と飯能行きでは両数が異なるため、踏切からでは上手く並んでくれない。出来るだけ正面を入れて撮ろうとするが、ホーム上の柵は、どうしても避けられなかった。

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池袋を目指し高麗駅を発車する「むさし92号」

「むさし92号」出発時に、3005Fと無理やり並べて撮影してみた。この際、出発して行く「むさし92号」を眺めてみたが、この日の乗客は、高麗駅出発時の時点で、ざっと数えても10名以内だったと思う。

このシーンを撮影した後、今度は臨時停車となる「ちちぶ28号」の観察をする為、再びホーム上へと移動する。高麗始発の「むさし92号」は、1番ホームからの出発であるが、定期列車である「ちちぶ28号」は、あくまでも通過列車扱いであり、2番ホームへの入線となる。実際に停車して、ドアを開けているシーンを撮ろうと、1号車付近で待機していると、先ほどと同じく通過列車接近を知らせる自動放送が流れた。

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高麗駅に臨時停車する「ちちぶ28号」

これで、特急の臨時停車シーンも撮り終えたので、あとは、臨時列車に使用されている3005Fの走行シーンの撮影を最低限クリアしておきたい。持参したリーフレットを見ると、下りに関しては、飯能発15時25分の高麗行きが、臨時列車の最終となる。ちょうど停車していた臨時の飯能行きに乗れば、ギリギリ間に合うというタイミングだった。3005Fの飯能行きに東飯能まで乗車する事にした。この時、乗務員室内の列車番号表示機で、この列車が5920列車である事を確認している。

東飯能駅を出て、北飯能信号所を目指す。10分ほどで、東飯能4号踏切に到達するが、ここも、臨時列車を撮影しようとするようなファンの姿は無く、私一人といった状況であった。通行人の方達の邪魔にならないように待機し、臨時列車の通過を待った。撮影準備を終えた頃、飯能から折り返してきた3005Fの高麗行きがやって来た。

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3005Fによる臨時高麗行き。

雲行きも怪しくなってきた中での北飯能信号所での撮影決行だったが、どうにか雨が降る前に、最低限の撮影はクリアする事が出来た。この後も、時間と天候の許す限り、この場所で撮影を続けた。

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8両編成に増結された4000系による飯能行き定期列車。

先程の高麗に続き、ここでも4000系の8両編成による飯能行きを撮る事が出来た。前4両は、「北辰の梟号」のステッカー付きだった。

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高麗始発「むさし94号」

この日2本目となる高麗始発の「むさし」は、確か10108Fだったような・・・

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臨時飯能行き、3005F。

3005Fは、この列車を以てお役御免となったようで、これ以降、この場所で見かける事は無かった。

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西武秩父より戻って来た301F。

私が高麗まで乗車した301Fが、西武秩父から折り返してきた。

この時点で、飯能発高麗行きの運転は終了しているが、高麗からの飯能行きの運転は、まだ残っている。そこで、3005Fに代わる車両が送り込まれる事になるのだが、こんな車両が回送列車として通過して行った。

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高麗へと向かう101系8両編成の回送列車。

101系8両編成の回送列車。飯能方より243F+239Fと言う組み合わせであった。ようやく出てきた101系。そろそろ露出も厳しくなってきたのだが、せっかくなので、この101系が折り返して来るまで、この場所で待つ事にした。回送列車通過からおよそ30分後、243F+239Fによる飯能行きがやって来た。

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243F+239Fによる臨時飯能行き。

この撮影を以て、曼殊沙華輸送の観察を終了とした。私は歩いて飯能駅へと移動。西武秩父からやって来た3009Fによる快速急行池袋行き、1106列車に乗り込み帰宅した。通常であれば、飯能始発となる列車であるが、行楽シーズンと言う事で、西武秩父からの運転となっている。使用された3009Fは、昼間も飯能~西武秩父間の折り返し運転に就いていたが、残念ながら撮影する事は出来なかった。この列車で帰宅すると言う事で、曼殊沙華輸送の観察には、相応しい幕切れになったのではないかと思う。

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