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鉄道感謝フェア1日フリー乗車券で下仁田へ

さて、鉄道感謝フェア会場内で入手した、1日フリー乗車券。1000円で1日乗り放題と言う事で、単純に計算すれば、吉井までの往復で得になる計算だが、せっかくなので、終点の下仁田まで乗車する事にした。

鉄道感謝フェア会場から、通路を抜けると、直接高崎駅0番線へ入る事が出来た。ホームに上がると、13時19分発の下仁田行きが入線していた。

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1日フリー乗車券で下仁田へ。

高崎駅0番線ホームで待っていたのは、旧西武鉄道の401系を改造した150形の第1編成である。もともと、この編成は、このカラーではなかったのだが、500形の501Fが「銀河鉄道999」のラッピング車になってから、501Fが纏っていたカラーに改められていた。

ホームでの撮影を手短に済ませて、先頭車両であるクモハ151に乗車する。車内は、ワンマン運転対応工事を受けた以外は、ほぼ西武時代のまま。多摩湖線の国分寺口で唯一の冷房車と言う存在だった、1989年ごろの記憶が蘇って来た。

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ワンマン運転用の運賃箱が設置された乗務員室付近。

乗務員室後ろには、鉄道ファン特等席とも言えるような座席があったのだが、ワンマン運転対応工事の際に撤去されていた。

一通りの観察を終えると、電車は高崎駅を出発した。下仁田まで各駅に停車して行くが、途中駅は無人駅が多く、駅に停車する度に、運転士が乗務員室の扉を開けて、降車客から乗車券を回収し運賃箱へ入れて行く。このような光景は、ワンマン運転を実施しているローカル線なら、よく見かける光景ではあるが、他の線では、運転士がすぐに乗客と接する事が出来るように、乗務員室と客室との仕切りが簡易化されているケースが多く、上信電鉄のように、しっかりと仕切られている例は、そう多くない。駅に停車する度に、乗務員室扉がバタンと閉まる音が繰り返されるのは、ちょっとなあと思ってしまった。

そんな事を考えながら列車は下仁田へ向けて進んでいく。上信電鉄自体、今年1月に根小屋まで乗車したのが初めての乗車で、初めて見る景色が続くのだから、しっかり景色も楽しまなくてはいけないのだが、朝が早かったせいか、途中から程よい揺れで眠くなり、気がつけば下仁田の近くだった。西武秩父線の景色かと見間違えるような景色の中を進むと、終点下仁田に到着。隣のホームには、先に高崎を出た999ラッピング車となっている501Fが停車していた。

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臨時の高崎行きとして、下仁田駅で出発を待つ500形501Fとデハ251。

501Fとデハ251の並びを撮影した後は、改札を出場し、駅に隣接した駐車場へと向かう。到着した下仁田駅では、臨時列車が運転されていた事もあり、車両が4編成並ぶと言う状況だった。そこで、この4本並びをまずは撮影する事に。

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カラフルな車両達が並んだ下仁田駅。

私が乗車してきた151F以外の3本は、いずれもラッピング車両である。これだけカラーの違う車両たちが一堂に集まると言うのも見事である。

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続いて3本並びを撮影。

この時点で、501Fによる臨時高崎行きの出発時刻が迫って来た。駅へ戻って、501Fに乗って折り返す事も考えたが、やはり、501F単独での撮影もしておきたいと思い、そのまま下仁田に留まる事に。先程撮影した場所から、もう少し高崎方に進んだところにある小さな踏切から、高崎へ向かう501Fを撮影してみた。

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下仁田駅を出発する501Fの臨時高崎行き。

2番ホームから出発と言う事で、ゆっくりと本線へ入って行った。

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後追い。車掌さんが乗務していた。

ワンマン運転が定着している上信電鉄ではあるが、この501Fが充当された臨時列車は、ツーマン運転だったらしく、折り返しの高崎行きでも、しっかりと車掌さんが乗務しているのが確認できた。

この後、下仁田駅へ戻ろうとすると、側線に停車していたデハ251+クハ304のコンビが入れ替えを始めたので、カメラを向けてみた。

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入替中のデハ251+クハ304。

デハ251+クハ304のコンビは、501Fが出発を待っていたかのように入れ替えを始め、501Fが停車していた2番ホームへと入線して行った。デハ251は、通常であれば、同じく「人形処かんとう」の広告車両であるクハ303とコンビを組んでおり、おそらくは、クハ303が検査等で運用に就けないための措置と思われる。

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下仁田駅2番ホームに横付けされたデハ251+クハ304。

この後、下仁田駅へと戻るが、下仁田駅を離れる前に、まずは駅舎を撮影しておく。

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下仁田駅駅舎。

駅舎を撮り終えて、いざ入場。14時48分発の高崎行きに乗車する。待っていたのは、ここまで乗車してきた151Fである。

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下仁田駅留置中のデハ251+クハ1301と、高崎行き151F。

撮影後、151Fは高崎へ向けて軽やかに下仁田駅を出発した。来た時と同じ車両に乗って、そのまま高崎へ戻るのも、何か味気ない。15時前だし、まだ、もう1時間は撮影できそうだ。そこで、どこか気に行った所で途中下車をして、列車を撮影してみる事に。先頭車両で景色を見て撮影地を探していくが、なかなか思うような撮影地が見つからない。そんな中、神農原と言う駅で地元の子供たちがまとまって下車した。完全な思い付きだが、私もこの子たちと一緒に降りてみた。

ホーム片面の神農原駅。2002年ごろまでは駅舎もあったらしいが、現在ではホーム中央に待合室とトイレが有るだけの、小さな無人駅で有る。とりあえず、高崎方向へ進んでみた。駅から数える事3つ目の踏切まで来ると、ようやく開けた場所に出てきた。ここで、上り列車と下り列車を1本ずつ撮影する事にした。

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下仁田行き503F。

まずやって来た下りの下仁田行きは、500形の第2編成である503Fだった。今年1月に撮影した時は、入場中だった編成だが、今回は元気よく運用に就いている姿を見る事が出来た。

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高崎行き6001F。

自社発注車である6000系による高崎行き。先程の503Fとは、珍駅名と言われている南蛇井(なんじゃい)駅
で交換してきたようだ。

この後、再び神農原駅へ。高崎行きにの前に、下りの下仁田行きが先に来ると言うので、神農原駅の下仁田方にある踏切から、下仁田行きを撮影してみた。やって来たのは、150形の第3編成。マンナンライフの広告車だ。

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夕日を浴びながら神農原駅を出発する下仁田行き。

そして、先程と同様、南蛇井で交換してきた高崎行きがやって来る。神農原の踏切で撮影した503Fだ。ワンマン運転なので、先頭車両の前よりのドアしか開かないので、先頭車両に乗り込むが、2両目の方が空いているので、すぐにそちらへ移動する。途中、上州富岡では、999ラッピング車の501Fと交換した。ここで張っていたら、500形同士の交換が見られたのかと、ちょっとだけ後悔した。

この503F、弊ブログの2005年12月26日付記事でも触れているように、上信電鉄入りする際の甲種輸送時に、ブレーキ故障を起こし、急きょ、甲種輸送を取りやめて、小手指車両基地へ逆戻りした事が有った。一度は旅立とうと、新秋津まで行ったのに、引き返してくるとは、前代未聞。よほど西武鉄道を離れたくなかったのだろうか? 二度目の甲種輸送で無事に上信電鉄入りしてから、まもなく4年が経過する。今では上信電鉄の主力車両として活躍している姿を目にする事が出来て安心したのか、また車内で眠ってしまった。気がつけば南高崎だった。そのまま高崎に到着。こうして、1日フリー乗車券を使った、上信電鉄の下仁田往復の旅は終了した。私は、そのままJRの高崎駅へと移動。駅構内の土産物店で漬物を購入した後、211系の快速「アーバン」で高崎を離れた。

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コメント

省力化で藍色の帯をなくしてコーラルピンク1色になった上信の車両の写真を鉄道雑誌で観たときは驚きましたが、いまはラッピング車だらけですね。

そんな中「標準色」化された150形第1編成はいいですね。
特に正面の緑の塗り分けは401系時代をなぞる形なのがニクいところ。
その最下部は緑にしないほうがより401系っぽかったんですが、そこが側面の帯とつながってることにより、緑の「J」に見えるんです(4本並びの写真がわかりやすい)。
運転台を右側に観たときは「し」ですけどね。

おでこの『JDK』は上信電鉄のことなんでしょうが、見慣れないので「おや?」と思いました。

投稿: ひみつ | 2009/11/17 02:11

ひみつさん、コメントありがとうございます。

一時、ピンク一色になってしまった事がありましたが、ここ最近の上信電鉄はカラフルな車両も多くなり、更には広告電車も多数そろうなど、見ていても飽きさせませんね。

150形の塗装に関しては、正面の塗り分けは仰る通り、西武時代の401系のイメージが蘇りますね。

投稿: TOMO | 2009/11/18 12:12

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