門鉄デフになったC58 363号機を撮影
さて、西所沢での狭山線の観察を終えた私は、下りの飯能行きに乗車して飯能へ。そして、更に飯能から特急「ちちぶ11号」に乗車し、西武秩父へと向かった。
この日、秩父鉄道では、創立110周年を記念した鉄道ファン向けのイベント、「おかげさまで110周年 ありがとうフェスタ」を三峰口駅構内で開催していた。そして、110周年に関連して、C58 363号機により運転されているSL列車「パレオエクスプレス」も、牽引機のC58のデフレクターを、国鉄時代の門司鉄道管理局で良く見られた「門鉄デフ」を再現して運転すると言う。
そこで、三峰口駅のイベントへ出かけると供に、このC58を撮影しようと計画した。飯能から特急列車に乗車したのは、三峰口へ行く前に、西武秩父駅周辺で、C58の撮影と昼食を済ませてしまおうという狙いからであった。11時48分、西武秩父駅に到着。目星を点けていた西武秩父逆1踏切付近で待機している人は、この時点で確認できなかった事から、まずは安心して仲見世通り内で昼食を済ます。そして、「パレオエクスプレス」通過のおよそ10分前に、逆1踏切へと向かうと、先客の方がお一人。タイミングを見計らってご挨拶をして、その方の後ろからカメラを構える事にした。この日は、前日とは対照的に、穏やかな空模様。ポカポカ陽気で、パレオエクスプレスを待つのも楽だった。
そして、待つ事およそ10分ほど。門鉄デフを装着したC58 363号機による「パレオエクスプレス」が、ゆっくりと近付いて来た。
門鉄デフを装着。そして創立110周年記念マーク・日章旗を掲出して、三峰口へと向かうC58 363号機。
今回のC58への門鉄デフ装着は、秩父鉄道創立110周年記念のサプライズ。門鉄デフは、今年2月、内房線を走行したC57 180号機で、初めて見たが、門鉄デフの方がスマートに見えるような気がする。まあ、この辺りは、個人的な好みの問題もあるかもしれないが・・・
側面も撮影してみる。
撮影後、私は後続の列車で三峰口へ移動。駅構内で開催されていたイベント会場を覗いた後、上り熊谷行き「パレオエクスプレス」の撮影へと移る。どこで撮影するか悩んだが、最終的に選んだのは、三峰口駅から一駅目。白久駅のホーム上からであった。ちょうど駅手前がカーブしている事も有り、ここはホーム上から様々な形で撮る事が出来た。
白久駅ホームより、上り「パレオエクスプレス」を撮影。
まずは、望遠で引っ張る。この角度ならば、どうにか門鉄デフだと言う事も解る。そして、近くまで来たところをもう一度撮影してみるが・・・
この角度だと、門鉄デフかどうかは、ちょっと解りにくい。
駅手前でシャッターを切ると、角度の問題からか、あまり門鉄デフらしさが伝えられないような写真となってしまった。う~ん、SLの撮影は難しい。
この後、暫くの間、白久駅に留まり撮影を続けることにした。
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ちろログさん
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