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上毛電鉄 大胡車両区のイベント会場へ

さて、上泉での撮影を終えた後は、西桐生行きに乗り込み、大胡へと戻る。

前の記事でも触れたように、この日は、大胡駅に隣接した車両区内で、上毛電鉄の新春イベントが開催されていた。デハ101の特別運行も、このイベントに合わせて行われており、既に同車は、大胡到着後、車両区に入庫し、展示されていた。

まずは、車両区へと向かう道路上より、展示中の車両を撮影してみる事にした。

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大胡車両区内に並べられたレトロな車両たち。

道路上での撮影を手短に済ませた後、更に先へと進み、車両区の入口で案内図などを貰い、イベント会場内へと入っていた。

入口を入ってすぐに目に入って来たのが、2つの台車だった。

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東武鉄道5700系のクハ700が履いていた、TRK53台車。

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銚子電鉄デハ101が履いていた台車。

上毛電鉄は、調べてみると筆頭株主は東武鉄道となっており、今も昔も東武鉄道との結びつきが強い。かつては、東武鉄道の急行から浅草から乗り入れていた事もあった。一時的に、西武鉄道で活躍していた旧351系が譲渡され、活躍していた時期もあったが、この車両を置き換えるために投入されたのは、元東武鉄道の3000系車両だった。まあ、その車両も引退してしまったが・・・現に、今でも大胡駅の時刻表には、赤城駅で東武特急「りょうもう」に接続する列車は、その旨がしっかりと記載されていた。そんな訳で、5700系で使われていた台車が展示されているのかもしれないが、銚子電鉄のデハ101の方は・・・実車は、だいぶ前に引退し、笠上黒生駅に留置されていたが、伊予鉄道からの車両購入により、同車両を一時的に笠上黒生駅に留置する事から、デハ101が解体された。その際に2つある台車のうちの1つが、この上毛電鉄に寄贈された。

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東武5700系に掲出されていた急行列車のヘッドマーク。

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東武からの直通急行に掲出されていたヘッドマーク。

「りょうもう」「じょうもう」「こうずけ」「おりひめ」と、当時は4種類あった列車名。後に、「りょうもう」へと統合。そして、運転区間を赤城までする事により、現在の東武特急「りょうもう」につながっているのだろう。

この後、検修庫内を抜けて、撮影会場へと進んでいく。

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静態保存中のデハ104。

上毛電鉄開業当初から活躍を続けている100型電車。現在では、デハ101が現役を続けているが、このデハ104も、数年前までは本線走行をしていた。現在は、デハ101を残して現役を引退しており、引退後は大胡車両区内で静態保存されている。デハ104が纏っているカラシ色のカラーは、1960年代から80年代初頭にかけて見られたもので、2006年5月に開催された大胡車両区のイベントに合わせて再塗装されたものらしい。

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特別運行が行われていたデハ101も展示。

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左からデハ101・デキ3021・デハ104。

今回のイベント、実は中央にいるデキ3021が主役と言っても過言ではない。このレトロなスタイルの電気機関車は、東急電鉄で活躍した後、1980年に廃車。以後、長津田工場で入替用として使われてきたものだが、昨年10月に開催された大胡車両区のイベントに合わせて、この上毛電鉄にやって来た。

昨年秋の段階では、自力走行ができない状態であったが、今回のイベントでは、一歩前進して、車両区構内のみではあるが自力で走行すると言う事で、その様子を撮影してみた。

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構内を自力で走行するデキ3021。

動画で撮影した訳ではないので、その動きをお伝えする事は出来ないのだが、先程まで停められていた場所と違う事から、実際に同機が動いたことに関してはお解りいただけるかと思う。

デキ3021が構内走行をしている間に、今度はデハ101のみを撮影する事にした。

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デキ3021がいない間にデハ101を撮影。

そして、暫く様子を見ていると、今度はデハ101に掲出されていたヘッドマークがデハ104に掲出されたため、こちらも改めて撮影する事に。

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日章旗と「とら」のヘッドマークが掲出されたデハ104。

この後、デハ101の綱引き大会が実施されるため、今度はデハ101が入れ替えのため動くと言う。先程のデハ101の単独撮影同様、今度はデハ101が動いたのを見計らって、デキ3021を撮影する事にした。

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構内運転を終えて戻って来たデキ3021と貨車。

見事に磨き抜かれたデキ3021と貨車。この2両を単独で撮影したいと思っていたのだが、ようやくチャンスに恵まれた。そして、デキの後ろに連なる貨車側からも撮影してみる。

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貨車側からも撮影。赤い反射板が良い味を出している。

そして、デハ101が綱引き大会準備のために、デハ104を連結して押し込むと言うのでそのシーンを撮影に。入替ではあるが、デハ101とデハ104の併結シーンを見る事が出来た。

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デハ104を奥へ押し込んだデハ101。

自力走行出来ないデハ104を押し込んだデハ101には、御覧のように群馬県近代化遺産に登録された事を記念したヘッドマークが掲出された。

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車両区の奥へ押し込まれたデハ104。

押し込まれたデハ104には、大胡行きのサボが掲出されており、現役時代を彷彿させるかのような姿で停められていた。

イベントそのものは、この後も続いていたのだが、この日は寒さに負けてしまい、更には空腹に耐えられなくなってきた事から、ここまで撮影したところで会場を離れる事にした。

他サイトさんでも触れているように、ここ最近、上毛電鉄ではイベントが盛んに行われている。東急の長津田工場からやって来たデキ3021も、更にパワーアップして、我々鉄道ファンを楽しませてくれる事になるのかもしれない。旧西武の譲渡車引退後は、殆ど訪れる事が無かった上毛電鉄だが、これを機に、上毛電鉄の動きにも注目して行こうと思う。

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