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国鉄急行色になったキハ2005を訪ねて湊線へ

では、2010年元日のお話。

元日より開設した速報ブログ、TOMO鉄 NOWでも触れたように、2010年は元日より鉄活動を開始している。まず最初は、武蔵野線の終夜運転を利用して、廃止される事が決まった夜行列車の「能登」「北陸」を撮影する予定だった。しかし、悪天候の影響により運休となっていた。そこで、「能登」「北陸」の撮影を諦めて、早朝の上野駅から普通列車で常磐線を北上。一気に勝田へと向かい、ひたちなか海浜鉄道湊線を訪れる事にした。

弊ブログでは、昨年何度か同線を取り上げているが、2010年の元日、同線では旧型車両を使用した初日の出・初詣列車「急行阿字ヶ浦号2010」を運転する事になっていた。しかも、同列車には国鉄急行色に塗り替えたキハ2005を連結する事になっており、旧型車3両編成での運転となる。これは見てみたいが、流石に早朝の常磐線普通列車で現地に向かったとしても、この列車には間に合わない。しかし、ひたちなか海浜鉄道の公式サイトを見ると、旧型車3連の運転には間に合わないものの、キハ2005に関しては、ほぼ終日運転される事になっており、朝9時頃までに湊線沿線に入れれば、どうにかキハ222との2連ぐらいは撮影できそうな事が解った。

私は、上野駅を6時04分に出発する常磐線の普通列車水戸行きに乗り込んだ。水戸まで約2時間乗車と言う事で、グリーン車に乗車する。大晦日から元日にかけて、殆ど寝ていなかった事もあり、車内ではすぐに眠ってしまったが、途中で目が覚めると列車が駅間で停まっていた。羽鳥駅手前の所である。なんでも列車が小動物と接触したとの事。結局、現場に約20分ほど停車した後、運転再開となった。その後の遅延状況により、湊線に乗り継げないかと冷や冷やしていたのだが、勝田から乗車予定だった、8時48分発の列車には間に合った。

勝田駅到着後、湊線乗り場で、いつものように1日乗車券を購入。湊線のホームには、既にキハ3710形が停車していた。

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勝田駅で出発を待つ、ひたちなか海浜鉄道キハ3710形。

勝田駅に停車していたキハ3710形は、御覧のように2両編成だった。しかも車両の貫通扉の所には、御覧のようにヘッドマークが掲出されている。

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キハ3710に掲出されたヘッドマーク。

キハ3710、ミキ300、そして旧型車両3両と、ひたちなか海浜鉄道の主役たちを並べた状態のヘッドマーク。まさに鉄道ファンが喜ぶデザインだ。

撮影後、車内へと入る。2両編成の車内は閑散としていた。この2両編成での運転も、結局は初日の出や初詣に向かうお客さんに合わせて増結されたもので、ちょうど私が訪れた時間帯は、そろそろ空いて来る頃だったのだろう。実際に、この車両もあと1往復すると、那珂湊で1両切り離すことになっていた。

8時48分、列車は定刻通り勝田駅を出発する。とりあえず、定番撮影ポイントが駅近くに数多く存在する中根駅で下車する事に。この列車からも、何人か中根駅で下車したが、皆、撮影機材を持った鉄道ファンだった。私は、中根駅で下車すると、やや勝田側に戻った畑の中の畔へと移動。ここで、キハ222+キハ2005による勝田行きを待つ事にした。そして、待つ事およそ15分。阿字ヶ浦から上がって来たキハ222+キハ2005が中根駅に到着。同駅を出発した直後の様子をコンデジで撮影する事にした。

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勝田へと向かうキハ222+キハ2005。

御覧のように、この向きでは逆光となる。その為、デジイチは勝田側に向けて三脚に固定していた。その為にコンデジで撮ったのだが、まあまあの感じで撮れた。その分、順光となる後追いはデジイチで撮影したのだが、微妙に失敗していた。まあ、すぐに勝田から折り返してくるので、それに賭ける事にした。

待つ事およそ20分。勝田から旧型車2連が折り返してきた。もう2連での運転は、この列車の那珂湊到着時点で終了となる。ここは慎重に撮影した。

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勝田から折り返してきたキハ2005+キハ222。

国鉄急行色となったキハ2005には、御覧のように、虎の絵が入った「あじがうら」のヘッドマークが掲出されていた。キハ2005は、かつて北海道にあった留萌鉄道で活躍していた車両。旧国鉄のキハ22と同型の車両で、キハ22自体に国鉄急行色を塗られた事は無かったのだが、流石に国鉄型車両に類似しているだけあって、こうして国鉄急行色に塗られても似合っている。両運転台と言う事と、側面の窓の形状から考えると、かつて南海電鉄で活躍していたキハ5500に近いように感じた.。

この後、私は那珂湊へ行く事になるが、上り列車が勝田まで行き、その列車が折り返して来るまでは、阿字ヶ浦行きが来ない。そこで、この場所に留まり、勝田行きを撮影する事にした。

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キハ3710形2連が勝田へと向かう。

キハ3710形は3両在籍しているが、このうちの2両がオリジナルのカラーに塗り替わる事になっており、現行カラーの2両編成も、まもなく見納めとなってしまう。それだけに、順光の中を走る2両編成は撮っておいて正解だった。

撮影後、私は勝田駅から折り返してきたキハ3710形2連による勝田行きへと乗り込んだ。ちょうど乗車した列車が、2両編成最後の列車で、乗車すると、ひたちなか海浜鉄道の社員さんが、那珂湊駅での切り離し作業に併せて、勝田方の車両をいつでも外せるように、色々と準備をしていた。停車時間も限られているし、事前にやれるべき事をやっておいて、短時間で作業を済ませようという作戦らしい。

そんな事を観察しながら、那珂湊駅に到着。まずは、おさむの様子を見に行くが、寒いからか定位置にはいなかった。続いて、駅構内に留置してあった旧型車両を撮影する事に。

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那珂湊駅構内に留置してあった旧型車両たち。手前より、キハ222、キハ205、キハ2004。

手前のキハ222とキハ205に関しては、元日の早朝から「急行あじがうら号2010」に使用されており、今は、国鉄急行色に塗装変更されたキハ2005を残して入庫していると言う状況であった。また、三木鉄道からひたちなか入りしたミキ300は、検修庫内に入っており、この日は撮影し辛い位置に停車していた。

この後、いよいよキハ2005に乗ってみる事に。まずは、留置中のキハ222と絡めて入線シーンを撮影する事に。

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那珂湊駅構内で、キハ222と一瞬だけ並んだキハ2005。

順光の状態で並んだ旧型車両。とても良い感じだ。撮影を終えた私は、速足でホームの阿字ヶ浦方へ移動する。無事に乗車する事が出来た。空いていたボックス席に腰を下ろす。もともと、国鉄のキハ22をベースにした車両なので、車内の感じはキハ20系そのもの。北海道時代は二重窓だったと思うのだが、今は内窓を撤去してあるので、この日は隙間風が酷く寒かった。

10分ほど乗車して、そのまま阿字ヶ浦に到着。15分間の折り返し時間を利用して、阿字ヶ浦駅ホーム停車中の姿を撮影する事に。

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阿字ヶ浦駅に停車中のキハ2005。

この時間帯、阿字ヶ浦駅ではホーム側から撮影すると側面にも陽が当たるため、この位置からの撮影となった。

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キハ2005に掲出されていたサボ各種。

撮影を終えた私は、再びキハ2005に乗車。那珂湊へと移動する。ここで、駅近くのファミレスで昼食を摂り、1往復してきたキハ2005に再び乗り込んで、隣の中根駅へと移動した。今度は、この駅周辺でキハ2005の単行での走行写真を撮る事にする。朝は、中根駅から勝田側に進んだところで撮影したが、今度は、中根駅から阿字ヶ浦方向に進んだところで撮る事にした。まずは、勝田から折り返して阿字ヶ浦に向かうキハ2005を撮影してみた。

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勝田から折り返して阿字ヶ浦へと向かうキハ2005。

バックに高速道路の高架橋がどうしても写ってしまうのだが、それをかき消すかのように、良い感じにキハ2005が写ってくれた。

この後、阿字ヶ浦から戻ってくるキハ2005を撮影するため、もう少し那珂湊側に移動する。しかし、勝田行きの場合、正面に陽が当たらなくなる事から、結局は後追いのみに絞る事に。時間が有ったので、持参した小型のふみ台を椅子代わりにして待つ事およそ25分ほど。ようやく、阿字ヶ浦からキハ2005が戻って来た。

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勝田へ向かうキハ2005。

そして、最後は再び阿字ヶ浦へ向かうため、中根駅から再びキハ2005に乗車する。昼間はホーム側からが順光だった阿字ヶ浦だが、夕方になると、ホームとは反対側の側道側からの方が順光となる。

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阿字ヶ浦の給水塔とキハ2005。

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阿字ヶ浦駅に停車中のキハ2005。

ちょっと車体に影が掛かってしまう場所があったのは、この時期は仕方ないか・・・

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キハ2005車内の写真。

この後、阿字ヶ浦から勝田まで、このキハ2005に乗り通す事で、元日の湊線撮影&乗車を終了する事とした。帰りは、朝が早かった事もあり、途中から眠ってしまい、気付くと勝田到着目前と言う感じであった。国鉄急行色になったキハ2005、想像していたより良い感じだった。次の訪問時には、未だ走行写真を撮った事が無い準急色のキハ2004もしっかり撮影しておきたい。となると、チャンスは冬と言う事になるかもしれない。

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コメント

元旦早朝からありがとうございます。
やっぱり準急色はいいんでしょうか。
早く現場復帰させましょう。
(吉田)

投稿: ひたちなか海浜鉄道 | 2010/01/06 11:56

僕は大晦日の常磐線最終電車で勝田駅に着きました、その後は初詣したりして時間をつぶしておりました。早朝4時過ぎからは、勝田駅のホームでイベント列車を待っていました。

投稿: 岩崎友裕 | 2010/01/06 13:27

ひたちなか海浜鉄道はいいですね。
TOMOさんが取り上げる度に行ってみたくなります。

今月の16,17日は東京に行く予定でいますが、ひたちなか海浜鉄道まで足を伸ばす事考えたいですね。
おさむにも会ってみたいです。

投稿: maa | 2010/01/06 21:47

皆さん、コメントありがとうございます。

>ひたちなか海浜鉄道 吉田社長さん
確か当初の発表では、準急色充当のはずだったと思いますが、直前になって変更があったので、準急色に何か不具合があったのかなと思っていたのですが・・・ なかなか準急色との巡り合わせが悪いもので、まだ一度も撮ったことがなかったものですから、1日も早く復帰されることを期待しております。

>岩崎友裕さん
常磐線の終電での勝田入り、お疲れ様でした。31日から元日にかけての間は、実家に行かなくてはいけなかったものですから、結局は早朝の常磐線での移動となりました。

>maaさん
弊ブログ、ひたちなか海浜鉄道シリーズの記事をご覧になって、湊線に行きたくなってくれるという話を聞きますと、ブロガー冥利に尽きます。きっと、吉田社長も喜んでくださることでしょう。おさむは、寒い時期なので、ホームに出ていてくれるかどうか。

投稿: TOMO | 2010/01/07 13:05

おさむ君は暖かい日なら日中でもホーム近辺にいますよ。
来月下旬には、こさむちゃんも時々行くようになるかもしれません(駅側と相談のうえで決めます)
グッズもいろいろ出ているので、ゆっくりお越しくださいね。

投稿: | 2010/01/09 14:52

舞さん、コメントありがとうございます。

寒い日が多く、猫にはつらい季節となっていますが、暖かい日は、おさむ君もホームにいる事があるんですね。元日は風が冷たく寒い1日でしたから、たまたまこの日は姿を見せなかったのですね。

こさむちゃんとの共演も期待しております。

投稿: TOMO | 2010/01/10 01:51

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