EF510-501+24系乗務員訓練列車を撮影
3月27日のお話。
このところの本業多忙により、疲労が溜まった体を癒すべく、午前中はのんびりと過ごした。午後、地元の床屋で散髪をして帰宅すると、JR東日本所有のEF510を使用した乗務員訓練が、東北本線(宇都宮線)で実施されている事を知った。
JR東日本のEF510は、現在「北斗星」や「カシオペア」の牽引に使用されているEF81を置き換えるべく、JR貨物が開発したEF510を、JR東日本仕様にして新製した機関車で、昨年12月に1両目の501号機が登場。これまでに2両が登場している。弊ブログでは、このEF510-501号機の甲種輸送の模様を取り上げているが、その後、試運転等については撮影のチャンスに恵まれず、そのままとなっていた。今回の乗務員訓練では、両数は少ないが24系客車を牽引して実施している。幸いなことに、これから出撃しても間に合うタイミングだった事から、EF510の乗務員訓練列車を撮影するために出かける事にした。
武蔵野線経由で大宮へ抜けて、大宮から宇都宮線へ。どこで撮影しようかと考えながら先に進む。有名撮影ポイントであるヒガハスは、人が少なかった。ここで降りようかとも考えたのだが、何やら被られそうな予感がした為、ヒガハスでの撮影は諦め、代わりに向かった先は久喜であった。実は、インターネットで、久喜駅の上野方にある踏切付近から撮影した画像が掲載されており、なかなか良い感じだった事から、ここで撮影する事に。踏切近くで撮影準備に取り掛かる。そして、撮影準備が整った頃、EF510の乗務員訓練列車が近付いて来た。さあ、撮影開始・・・と思ったら、何と背後から貨物列車が接近。見事に被られてしまった。
ここまで来て被られてしまっては、もう笑うしかない。こんな事もあるさ。そう思いながら、せっかく久喜まで来たので、撮影地近くの模型店、キングスホビーに立ち寄る事にした。店内で目の保養をしていると、京浜東北線の与野駅にて人身事故発生の知らせが届いた。そして、この事故の影響により、EF510の乗務員訓練列車が、白岡駅で抑止中との事。これはもしかしたら、もう一度撮れるかも?そう思いながら、店を出て久喜駅へ。運転再開を待つ事に。10分ほどして、逗子行きの湘南新宿ラインがやって来た。早速乗車して先を急ぐ事に。列車が白岡駅に差し掛かると、情報の通り、EF510の乗務員訓練列車が停車していた。とりあえず、この列車で大宮へ先回りする事にした。大宮駅で待つ事およそ25分。ようやくEF510-501号機+24系の乗務員訓練列車が、大宮駅に到着した。
人身事故の影響により、約1時間20分遅れで大宮駅に到着した、EF510-501号機+24系の乗務員訓練列車。
EF510-501号機と502号機は、「北斗星」用の24系客車に合わせたカラーになっているため、今回の編成は、まさにぴったりの組み合わせである。欲を言えば、もう少し客車の両数が長いと良いのだが・・・
24系客車のテールマークは「北斗星」を表示。
こうして、一度は諦めたEF510の乗務員訓練列車は、カメラのISOの設定を1250まで引き上げる事で、どうにか撮影する事が出来た。この撮影を以て、大宮駅から撤収。宇都宮線の普通列車で上野方面へ向かった。
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