武蔵野線を走る489系金沢車の回送を撮影
5月3日のお話。
3月のダイヤ改正で、惜しまれながらも定期運用を離脱したJR西日本金沢総合車両所の489系旧能登編成。定期運用離脱後も、代走で「はくたか」の運用に就いたり、団臨に使用され、存在感をアピールしている。首都圏へ乗り入れるための設備が整っているというのも、現役続行の理由の一つかもしれない。
その489系を使用した東京ディズニーランドへ向かう夜行の団臨が、5月2日から4日にかけて運転されることになった。489系の団臨は、早朝、舞浜駅に到着して、ディズニーランドへ向かう乗客を降ろした後、そのまま東京駅へ回送。更に同駅から留置先である東大宮操車場へ向けて、京葉線・武蔵野線周りで回送される。京葉線内は早朝の走行のため、撮影に出かけるのが厳しいが、武蔵野線内の回送を狙うのであれば、朝、のんびり出かけても間に合う。久々に武蔵野線内を走るボンネット車が見たくなり、撮影に出かけることにした。
新小平駅から武蔵野線に乗り込み、向かった先は東浦和。同駅周辺の撮影ポイントに向かうのだが、実は私自身、ここで撮るのは初めて。とりあえず、駅に着くと、駅前には三脚を担いだ同業者と思われる方を発見。後を付いていくことにした。線路の方向に向かって進んでいくが、途中にグラウンドがあったりして、なかなかまっすぐ進めない。だいぶ先まで行っただろうか。何かおかしいと思い、反対方向に進むことにした。結果的にはそれが正解で、更に、この時点で、一カ所曲がる方向を間違えていたことが発覚。左ではなく、右へ行っていれば、もっと早く到達できていたのだ。
久々のボンネット型車の走行とあって、朝からこの撮影地には、多くの鉄道ファンが駆けつけていた。しかし、持参した踏み台の効果もあって、撮影には影響なかった。色々と試行錯誤を繰り返して、ようやく撮影ポイントが決まったときには、もう489系が、すぐそこまで迫っていた。
武蔵野線東川口~東浦和間を行く489系金沢車。
背後の鉄塔がやや気になるものの、光線状態もまずまずで、ボンネット車らしい写真が撮れたと思う。
撮影後、東浦和駅へと戻る。帰り道で、自分がだいぶ遠回りしていたことを思い知らされた。
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