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久留里線 キハ30国鉄色3両運転を撮影

ゴールデンウィーク5連休の初日となった5月1日は、久留里線へと出かけてきた。

JR東日本千葉支社では、昨年の夏頃より、久留里線で運行中のキハ30を、懐かしい国鉄色に塗り替えて運行している。久留里線で活躍中のキハ30は全部で3両。かつては日本各地で見られたこの車両も、今現在、JRの路線で運行しているのは、この久留里線のみ。3両のキハ30は、順次、国鉄色に塗り直され、昨年度中に3両すべての車両が国鉄色に復活した。

このキハ30を、4月30日の夕方から5月1日にかけて、国鉄色だけで揃えた3両編成で運転すると言う。今年の1月10日に久留里線を訪問した時、国鉄色に復活したキハ30を2両見る事が出来たのだが、いつか国鉄色だけの編成を見てみたいと思っていただけに、この3両運転のニュースに飛びついてしまったのである。私は、撮影地をどこにするか、ネットで検索した結果、東清川~横田間にある鉄橋を目指す事にした。

東京駅から京葉線201系による快速電車で蘇我へ。そして113系で木更津へと言う、国鉄時代に舞い戻ったような乗り継ぎで木更津に到着したのは、午前10時頃の事。ここでホリデーパスの区間は終了。いったん改札を出て、撮影ポイントの最寄り駅である横田駅までの乗車券を購入。そして久留里線ホームへと向かうと、待っていたのは、キハ38の2連。今年1月に久留里線を訪問した際にも連結されていたのだが、あの時は全てキハ30に乗ってしまったので、八高線で乗って以来だなと思いながら乗り込む。

10時23分、横田駅に到着。駅員さんに切符を渡して出場。撮影地に向けて歩きだす。狭い歩道に悪戦苦闘しながら歩く事およそ20分。撮影地に到着。流石は人気撮影スポット。この時点で約20人ほどの方が集まっていた。セッティングを終えて、脚立をセットし腰を下ろす。そして現地到着から、およそ20分後の事。キハ30の3連による木更津行き932Dが通過する頃には、更に人も増えてきた。現地到着後、いきなり最初に来る列車が、国鉄色と言う事で、まさにぶっつけ本番ではあるが、後追いなので、ある意味気楽な気分で撮影に臨んだ。

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懐かしい国鉄色を纏ったキハ30の3両編成による木更津行き932D。

昨年の夏ごろから進めてきた塗装変更。3両目となるキハ30 100が出場したのが今年2月。塗装変更を担当した郡山総合車両センターは、床下機器を全てグレーに塗ってしまうため、出場直後の姿はやや違和感も有ったのだが、出場から2カ月が経過。そして、一番最初に塗装変更した車両も、出場から約10カ月が経過し、塗装も良い感じに汚れてきており、この国鉄色3両編成も、とても自然な感じに見えた。

国鉄色3連の余韻を楽しみながら、今度は、木更津から戻ってくる上総亀山行きの撮影へと移る。この撮影がここでの撮影のメイン。先程の木更津行きが、思いの外良かったので、期待が高まるのだが、その中で光線状態が気になって来る。と言うのも、先程の木更津行きの最後尾車両、つまり折り返しの上総亀山行きでは先頭車両となるのだが、この先頭車両の正面に陽が回るのかどうかが重要となる。この間に、1本でも列車が走れば状態を確認できるのだが、ローカル線では試し撮りも出来ない。今度も、ぶっつけ本番だ。こうなったら開き直るしかない。再び脚立に腰をおろす。心地よい風も手伝ってウトウト。気が付けば、周りは更に人が増えて、ざっと数えても50人ほどは集まっただろうか。さあ、いよいよ本番。立ち上がって、目を覚ます為に体をほぐす。そして、国鉄色3連の上総亀山行きを撮影する事に。

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折り返し上総亀山を目指す、キハ30国鉄色3連。931D。

最初に撮影した木更津行きから比べると、やはり正面には陽が当たらなかった。

このあと、931Dに乗っていた、たけしー氏を出迎えて、折り返しの938Dの撮影に備える事にした。先程の鉄橋を中心に、撮影地を探し歩いたのだが、やはり、線路沿いの草や障害物等を考慮した結果、鉄橋の対岸での撮影に落ち着いた。これからの時間帯、木更津へ向かう列車が順光となるので、この場所での撮影は好都合。938Dまでの間に、下り列車3本、上り列車2本があり、試し撮りも充分だ。

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キハ37(手前)とキハ38の混結による久留里行き933D。

国鉄時代の1983年、ローカル線の次世代車両として開発され5両が製造されたキハ37形。3両(2、1002、1003)が久留里線・木原線(現:いすみ鉄道)に、2両(1、1001)が加古川線に投入され、それぞれJR東日本とJR西日本に継承されたが、JR西日本に継承された2両は、一足早く廃車となり、現在では、この久留里線用の3両のみの存在となっている。

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キハ38の2両による木更津行き934D。

933Dと横田駅で交換する934Dは、私が木更津から乗車した929Dの折り返し列車である。

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934Dの折り返しとなる上総亀山行き935D。

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キハ37を先頭に木更津へ向かう久留里始発の936D。

この場所で最初に撮影したキハ37が、久留里から戻って来た。

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936Dの折り返しとなる久留里行き937D。

この937Dは、横田駅で国鉄色3両編成の938Dと交換する列車である。いよいよ本番。雲も切れてきて、撮影条件も良くなってきた。

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国鉄色キハ30の3両編成で木更津へと向かう938D。

先程の上総亀山行きとは反して、バリ順での撮影。私自身、キハ30は、幌が付いた方が好きなのだが、バリ順となれば答えは別。最高の状態で撮影する事が出来て、大満足である。

この撮影を以て、撮影地から撤収。徒歩で横田駅へと移動する。乗車する木更津行きは、937Dの折り返しで久留里始発。と言う事は、当然の事ながらキハ37が先頭となる。

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横田駅に到着した木更津行き940D。

久留里線は、未だにタブレットを見る事が出来る。ここ横田駅では、上り列車と下り列車との交換のため、列車が到着すると、タブレットの交換シーンも見る事が出来る。ちょっとトイレに入っていたため、タブレット交換の決定的なシーンを撮ることはできなかったが、右側に写っている駅員さんが手にしているタブレットで、その様子を想像していただける事だろう。

そして、この横田駅では、下り上総亀山行き939Dと交換する。国鉄色3両は、木更津到着後、入庫してしまう事になっていたので、別の車両との交換となるのだが、やって来たのは、キハ38とキハ37の混結2両。しかも、キハ37は木更津側に連結されていると言う事で、キハ37が2両、顔をそろえる事になった。

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横田駅で顔をそろえた2両のキハ37。

発車間際まで粘った事も有り、3両しかないキハ37を、一度に2両撮影する事が出来た。

撮影後、車内へ乗り込む。これが私にとって初めてのキハ37乗車だ。車内は、国鉄色3両編成を撮影したファンでいっぱいであったが、空いている席に腰を下ろす事が出来た。キハ37の座席は、とてもフカフカで、快適だった。15分ほどキハ37に揺られて、木更津へと戻って来た。

さて、木更津に到着した私達が見た光景は、庫から顔を出していたキハ30である。皆さん考える事は一緒。キハ30が少しでも良く見える位置を目指し、ホーム上を移動する。キハ30は、翌2日から4日までの間も、国鉄色の2両編成で運転される事から、入庫の際に2両と1両に分かれて検修庫の中に入庫しており、2両のキハ30が並んでいるのが見えた。障害物が気になるものの、何とか並べて撮れる場所を見つけて撮影してみる。

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翌日の運用に備えて入庫したキハ30。

この撮影を以て、久留里線の撮影を終了とした。時刻は16時20分。昼食は、撮影地に行く前に、木更津駅のNEWDAYSで購入していた、おにぎり2個だけだったので、やや小腹がすいた。改札を出て、東口にあるそば店へと入り、お腹を満たせてから帰宅する事にした。

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コメント

知らなかった・・・、後でJR東日本・千葉支社のホームページを調べてみます。

投稿: 岩崎友裕 | 2010/05/02 18:06

私も本日2連を撮って来ました。
1両は2+1の朝運用で上りの後ろにに。
その後、お目当ての2連は1+1+2の4両編成で木更津行きました。
本番は下りを同じ鉄橋、上りは横田駅の反対側まで歩いて、田園風景の走行にしました。
国鉄色はすっきりしていてきれいですよね。

投稿: わるわる | 2010/05/04 00:33

久留里線撮影お疲れ様でした。自分も簡単なブログを立ち上げました。
アドレスは多分携帯版になっているかと思いますがもし良かったら宜しくお願いします。

http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/mytop?bid=tobu8564

投稿: たけしー | 2010/05/04 01:39

皆さん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが遅くなりまして、申し訳ございません。

>岩崎友裕さん
今回の3連運転、千葉支社から発表された時は驚きました。4月30日の夕方から5月1日にかけてしか実施されませんでしたが、連休中は、この後も2連運転が見られたようですから、久留里線を訪れたファンも多かったのではないでしょうか?

>わるわるさん
国鉄色2連運転を撮影されたのですね。お疲れさまでした。外された1両も増結用に回っていたようで、この連休中は、キハ30フル稼働だったようですね。

>たけしーさん
当日はお疲れさまでした。そして、ブログを開設されたのですね。ブログは、継続していかに記事を書き続けて行くかがポイントとなりますので、どうぞ無理をなされない程度に記事を更新してくださいね。

投稿: TOMO | 2010/05/13 02:20

東横川ー横田の鉄橋横田側は、斎場敷地内のため許可えるか、ルールとして人がいなくても立ち入り禁止です。入口から中に入らないように気をつけて下さい。また人家の裏とか畑に立ち入る人見かけますがやめましょう!

投稿: つるくn | 2012/08/28 21:52

つるくnさん、コメントありがとうございます。

いよいよ久留里線のキハ30・37・38も終焉時期が近づいてきました。旧型気動車の最後の活躍を記録しようという方が、久留里線沿線に連日訪れていることと思います。

さて、この度は、撮影地情報ありがとうございました。つるくnさんは、地元在住でらっしゃいますか?弊ブログ以外でも、複数のサイトさんに同様のコメントを出されているようですね。弊ブログも、多くの方にご覧頂いていますので、最近では、弊ブログの記事を参考に撮影地に行かれる方も多いと聞いております。それだけに、今回のような撮影地に起きた、その後の変化についてコメントいただけると、とても助かります。ありがとうございます。私が、この地を訪れたのは、今から2年前、2010年5月のことでした。頂いたコメントを元に調べましたところ、この鉄橋の横田側に、メープルホール横田という斎場が出来たんですね。私が訪れた時は、このような斎場はなかったと思います。

今後、この撮影地での撮影は困難ということですね。久留里線へ撮影に行かれる方は、十分にご注意下さい。

投稿: TOMO | 2012/09/03 01:04

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