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253系「成田エクスプレス」ラストランを撮影

さて、東十条での撮影を終えてから向かったのは、総武本線の物井である。

7月17日。成田空港への新ルートとなる成田スカイアクセスが開業し、京成電鉄の新型スカイライナーが颯爽と運転を開始したが、その裏側では、約20年間、成田空港への足として君臨してきたJR東日本の初代「成田エクスプレス」である253系が、「成田エクスプレス」としてのラストランを迎えていた。とは言うものの、253系の定期運用は、既に終了しており、今回は大船~成田空港間を、団臨として1往復すると言う形でラストランが設定されていたのだ。

とりあえず、沿線各撮影地の混雑を想定し、千葉までの駅撮りは避ける事にして、駅間での駅撮りにする事にした。そこで思いついたのが物井である。有名撮影地である物井~佐倉間、通常「モノサク」と呼ばれるこの区間。人でも多いとは思うが、その分キャパはあるので、何とかなるだろうと判断したのである。

東十条から京浜東北線で東京駅へ。東京駅より、総武快速線に乗り換えるが、タイミング良く、次の快速電車が成田空港行きの「エアポート成田」だった。これなら物井まで乗り換えなし。と言う事で、奮発してグリーン車に乗る事にした。ホームの自販機で飲み物を購入しグリーン車の車内へ。2階席に腰をおろして、シートを倒したところで、隣のホームに、大船からの253系「成田エクスプレス」ラストランの団臨が入線してきた。ここでも撮っておきたい気持ちもあったが、降りて撮るほど時間に余裕がなく、ここでは見るだけ。

列車は、両国駅の裏側から地上へ。錦糸町を過ぎると、亀戸から先、総武線の各駅で快速電車が撮れそうな駅では、どこも多くの鉄道ファンが、253系の通過を待ち構えている状態だった。これは駅撮りを避けて正解だった。列車は順調に走りぬけて、約1時間ほどで物井に到着する。とりあえず、物井駅から千葉側に戻る形で線路沿いを歩いてみる。駅から歩くこと約10分。253系の通過時刻が迫っている事から、そろそろ撮影地を決めないといけない。そう思いながら歩いていると、ちょうど若い2人組が待機しているすぐ後ろから撮れそうだと判断。声をかけると、快く承諾してくれた事から、彼らのすぐ後ろから撮る事に。足場が悪いところではあるが、なんとか踏み台もセットして撮影体制に。準備が整った頃、253系がやって来た。

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成田空港へ向けて総武本線を力走する253系「成田エクスプレス」ラストラン。

成田空港へ向けて力走する253系。このラストランに充当されたのは、Ne07編成だった。御覧のように、特別な装飾がされている訳でもなく、現役時代そのままの姿。ただ、東京~成田空港間では、横浜方面からの列車と新宿方面からの列車を併結して運転する為、長編成での運転を見慣れていただけに、この区間を6両編成で走る姿には、やや寂しさも感じた。とは言うものの、実はこの場所、6両編成が限界。12両編成だと、確実に8両目以降が切れていまうのだ。だからこそ、この場所で撮れたと言うのも事実だ。

撮影後、画面で画像を確認。良く見るとややぶれているではないか。253系通過のおよそ5分前ぐらいに到着していたのだが、どうやら気分的に慌てていたようで、シャッター速度の設定がやや遅めになっている事を気付かずに切ってしまったようだ。ああ、何ともお恥ずかしい話である。

この後、253系は約1時間半後に大船に向けて、再びこの場所を通過する。その間に食事を済まさなくては・・・と思うも、この付近、気の利いた飲食店など無い。幸いなことに、近くにミニストップがあったので、ここでおにぎり等を購入。お店の外の邪魔にならない場所に腰をおろして昼食休憩をした後、午後の大船行きの撮影へと向かう。折り返し列車は、物井駅をそのまま通過して、佐倉側へと歩き、「モノサク」と呼ばれる有名撮影地へ向かった。やはり、人は多かったが、その分キャパは余裕があるので何とかなる。しかし、光線状態の良い、下り線側には入る事が出来ず、上り線側から撮る事にした。先行列車で練習を重ねる。まあ、塗装で何とか救われるかと言う事は解っていたが、やはり下り線側の方が良かったなあ・・・

現地到着からおよそ20分後、253系が成田空港から戻ってきた。

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モノサクを行く253系。この場所を走るのもこれが最後。

デビュー以来、成田空港へのアクセス輸送一筋で活躍してきた253系は、このモノサクを何度も通過し、それが日常の光景となっていた筈。でも、その光景も、この列車を以て終了となった。何か、そんな事が信じられないまま、253系ラストランの撮影は終了した。

この後、まだ東京に戻るには時間があるので、この場所でもう暫くの間撮影を続ける事に。

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新型E259系による「成田エクスプレス24号」。12連で颯爽と駆け抜ける。

253系に代わる新しい主役となったE259系。これからは、この車両がモノサクの「日常の光景」となっていく。

このE259系が通過した後は、下り線側にも空きが見えてきたので、踏切を渡って下り線側に移動。撮影を続ける。しかし、光線状態は良好なのだが、上り列車の前面に架線の影が入ってしまう。1時間ほど、この場所で粘ってみたのdがあ、それは解消されなかった。とりあえず、ここで撮影した列車の一部をご紹介しておく。

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E259系12連「成田エクスプレス26号」

う~ん、やっぱりお顔の影が気になるなぁ・・・

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銚子発総武本線回り千葉行き356M。

やっぱりこの場所で撮るからには、113系はしっかり撮っておかないと。と言っても2本しか撮れなかった。まずは356Mに充当されていたマリ209編成。全車両1000番台で構成されており、スカ色の似合う編成だ。

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銚子発成田線回り千葉行き448M。

同じく銚子発だが、こちらは成田線回りでやって来た448M。2005年に、国府津車両センターから転属してきた編成で、銚子方の先頭車を除き2000番台車で構成されていると言う、かつての東海道本線で良く見られたパターンの車両だ。

この撮影を以て、モノサクでの撮影を終了とした。私は再び物井駅に向けて歩きだす。かなり暑かった事から、この時点で疲労もピークに達しているが、この日はまだまだ先が長い。頑張らなくては・・・

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コメント

TOMOさん、やはりいらっしゃいましたね。
この時は、成田駅で駅撮りをしていました。理由はモノサクの先は撮影が難しくなることで、もともとは酒々井か成田を検討していたのですが、折返しの停車時間13分を狙う都合で、成田にしました。
日焼け対策もかなり入念にして、撮影しました。
自分のブログに挙げてありますよ。

後、ケヨE233もヘッドマーク付きも撮影していますが、ケヨ502編成にもヘッドマークをつけていますね。

投稿: 横山 正典 | 2010/08/06 21:59

横山正典さん、コメントありがとうございます。

>TOMOさん、やはりいらっしゃいましたね。

はい。やはりいらっしゃいましたです。横山さんは成田で撮影されたのですか。お疲れさまでした。駅での撮影は、どうしても混雑するのではないかと言う事と、最近、駅ホームでの警備が厳しくなり、撮り辛くなっている駅が多い事から、今回は駅間での撮影にしました。今年の夏は暑いですからね。日焼けに関しては、もう諦めています。

まだまだ暑い日が続きますが、色々と撮っておかなくてはいけない物も多いですから、これからも暑さ対策に気を付けながら、撮影して行きましょう。

投稿: TOMO | 2010/08/07 11:56

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