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あさま色189系で運転 臨時特急「かいじ180号」に乗車する

すずらんの里で、201系を見送った私。この撮影地に集まった殆どの皆さんは、201系を追っかけて行ったが、私は、当初から、ここで引き返す予定だったので、201系を見送った後も、しばし呆然としていた。と言うか、帰りの上り列車が、1時間半後と言う事も影響していたのだが・・・

この後どうしようか。そう考えていると、隣に居合わせていた方から、この後、183系10両編成の団臨がある事を知らされた。201系ばかり気にしていて、そんな列車がある事をすっかり忘れていた。引き続き、雑談をしながら、183系を待つ事にした。

201系通過からおよそ25分後の事。上りの回送列車として、こんな車両が通過して行った。

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すずらんの里~青柳間を行く、長野総合車両センター所属の189系あさま色編成。

御覧のように、背後からやって来たのは、長野総合車両センター所属の189系あさま色編成による上り回送列車。どうやら、甲府始発の臨時特急「かいじ180号」の送り込み回送らしい。

あれ?この時間に回送と言う事は、もしや「かいじ180号」に乗って帰ると良いんじゃないか?そう思って時刻表を見ると、次の普通列車で甲府まで行けば、充分に間に合う事が判明。これは乗るしかない。帰り道の楽しみが出来た。

突然やって来た189系あさま色編成に、やや興奮気味となってしまったが、ここに留まったのは、この回送列車の撮影が目的ではない。本当の狙いは183系10連の団臨である。あさま色編成の通過からおよそ25分後の事。前方より、国鉄特急色183系が接近して来る姿が確認できた。

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茅野へと向かう田町車両センター183系10両編成による団臨。

ゆったりとした速度で、すずらんの里を通過して行った183系の団臨。通過直後に、日が射してきて、光線状態も良好な状態に。やはり、この車両には長い編成が良く似合う。

ここで、お隣にいた方ともお別れ。私も、この列車の撮影を以て、撮影地より撤収し、すずらんの里駅に戻る事にした。この付近は、とてものどかな風景が広がっており、その光景は、まさに典型的な日本の農村風景だ。木で出来た橋や、火の見やぐらに注目しながら駅へと戻るが、それでも、まだ時間が余る。まあ、たまにはこんな旅も良いだろう。

ようやく時間となり、やってきた普通列車は高尾行き。車内も空いており、このまま乗り通せば、高尾までのんびりと帰れるが、やはり、189系による「かいじ180号」の存在が頭から離れない。甲府駅手前の電留線で待機している189系あさま色編成を見てしまったら、もう乗るしかない。およそ40分待ちとなるのだが、115系等を撮影していれば、それ程気になる時間ではなかった。予定通り、甲府駅で下車。ホーム上で、115系等を撮影しながら時間を潰し、「かいじ180号」の入線を待つ。

「かいじ180号」は、甲府駅を17時08分に出発する。実は、この列車の発車6分前に、定期特急である「あずさ26号」がある。どちらも2番線からの発車だから、「かいじ180号」は、「あずさ26号」の出発後の入線となる。入線シーンを、1番線から撮ろうと企んでいたのだが、これは時間的に厳しそうだ。でも、撮影しておきたい気持ちの方が強く、1番線へと移動する。まずは、「あずさ26号」で、カメラの設定を合わせてみる。すると、もうすぐ後ろに、189系の姿を確認。「あずさ26号」出発後、すぐに入線させるつもりだ。なんとか「かいじ」マークを掲出した状態での入線シーンを撮りたい。そう思っていたのだが・・・

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「回送」表示で甲府駅に入線する189系あさま色編成。

御覧のように、「あずさ26号」にピッタリくっついて入線してきた189系の正面のヘッドマークは、「回送」表示のままであった。ホーム入線後、出発までの間に、マークの回転を行うのだろうけど、1番線で待っていたのであれば、乗り遅れてしまう。私は、そのまま2番線へと移動。正面から撮影する事にした。

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スカ色の115系と一瞬の出会い。

発車2分前に、ようやく幕の回転が終了した。運良く1番線には、スカ色の115系も到着しており、渋い並びを撮る事が出来た。

撮影を終えると、すぐに「かいじ180号」の出発時刻となった。ここまでの間に、立川までの自由席特急券(900円)と、帰りの車内で呑む缶ビールは購入済み。早速自由席に乗り込むが、なんと、この列車、6両編成のうちの4両が指定席と言う、指定席比率の高い列車だった。とりあえず、モーター音も聞こうと思い、2号車に乗車したが、甲府を出発した時点では、自由席が2両でも、余裕で座る事が出来た。早速、座席に腰を下ろすと、その直後に、鉄道唱歌のオルゴールが鳴った。そして、車内放送。こう言った点も、189系は良い。立川まで、自由席特急券は900円。今時、900円払って、189系の特急に乗れると思ったら、自由席料金も安いもんだ。

外は既に暗くなってきており、缶ビールを呑み終えると、すぐに眠くなって来た。そのままひと眠りする。所々で目は覚める物の、気付けば、もうすぐ八王子と言うところだった。久し振りに、国鉄型車両の重みのある乗り心地を堪能し、あっという間に立川に到着してしまった。

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コメント

こんにちは
車内放送で突然オリジナルのオルゴールが響くと心躍りますよね。
鉄道唱歌なんかはあちこちの新幹線が出来る前の特急を思い出して懐かしいです。
客車は旧客や12系でも聞けますが、気動車はもうない
と思っていたら、大糸線のキハ52さよならの時に流れて感激でした。
今のジャンルでベース撮り鉄と思っていても撮影地までの移動は鉄道主体。
その時間も大切と思います。

投稿: わるわる | 2010/10/22 02:49

わるわるさん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが遅くなりまして、申し訳ございません。

今や、国鉄型車両も、優等列車ではかなり減ってしまいましたので、かつての鉄道唱歌のオルゴールを聴く機会も減ってしまいましたよね。それだけに、この時も、臨時の「かいじ」車内で聴けたのは嬉しかったです。大糸線のキハ52のさよなら運転で聴けたと言うのは、正直言って意外でした。

こう言うものは、是非後世にも残していってほしい物ですね。

投稿: TOMO | 2010/10/30 02:41

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