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模型運転会に参加する

およそ1週間前。10月23日は、久々に模型運転会を開催した。

私の家庭の事情などもあり、今年は1月17日に開催して以来、運転会を開催していていなかった。今年も残すところ3カ月を切り、そろそろやっておきたいなと思った事もあり、鉄道の日関連のイベントも一区切り付くであろう、このタイミングに模型運転会開催に踏み切った。

例によって会場は習志野。11時から17時までの6時間缶詰となる為、自宅を9時前にはでなくてはいけないのだが、車両の整備がギリギリまで掛かってしまい、現地到着は15分ほど遅れてしまった。受付で手続きを済ませると、何故か到着済みの参加者全員から拝まれると言う洗礼を受ける。良く解らないまま、昼の部となる運転会は、総勢10名でスタートとなった。

では、例によって当日の模様から。

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名鉄キハ8500系「北アルプス」

日比谷公園で開催された「鉄道フェスティバル」開催に合わせて、アンレール(発売元は中日本航空)から発売された名鉄キハ8500系のディスプレイモデル。3両セットで4200円と言う価格の割には、車内の座席などが一切再現されていないと言う、何とも中途半端な模型ではある。しかし、このようなマイナーな車両は、なかなか完成品で発売される機会がない事もあり、今回、鉄道フェスティバル会場で購入した。

このキハ8500系は、トミーテックで発売している鉄道コレクション同様、ディスプレイモデルである。各自工夫する事で、Nゲージ化する事が可能となっている点も、鉄道コレクションと同様なのだが、既に、Nゲージ化されている方のブログ等を拝見すると、皆さん、かなり苦労されている事が解る。タイミング的に、模型運転会でデビューさせることを目標にして整備を始めたものの、やはり、Nゲージ化には、かなり手間がかかってしまった。

まず、動力に関してだが、これはトミーテックの鉄道コレクション用動力ユニットTM-08を利用した。TM-08は、20メートル級用。名鉄キハ8500系は、21メートル級車両なので、長さが足らなくなるのだが、台車の位置からすると、現時点では、このTM-08が最適となるようだ。この動力ユニットに使う為の台車枠が製品には含まれているため、早速使ってみるが、動力台車の穴よりも、台車枠の詰めの部分の方が細く、そのままでは抜けてしまう事から、台車枠はゴム系接着剤で固定。そして、足りない長さに関しては、TM-08に含まれているカプラーのスペーサーの長短両方を、アーノルドカプラーユニットに付けて対応する事にした。これで長さはクリアー出来た。編成の中間車となるキハ8555に動力ユニットを組み込んだ。

続いて、両端の先頭車だが、まず正面のお顔がいただけない。しかし、両先頭車の貫通扉の大きさの違いは再現されており、細かな違いを再現しているところは評価できる。そこで、製品に付属する貫通幌が重要な役割を果たす。貫通幌は、貫通扉の大きさの違いに対応したものが1個ずつ、計2個、付属されており、これを装着する事で、正面がぐっと引き締まった。続いて、台車に関してだが、まずは車輪を鉄コレ用のものに交換する。しかし、そのままでは車輪の転がりが悪い。そこで、ピンバイスで穴を広げて対応する。そして、連結器も、鉄コレ用のアーノルドカプラーに交換するが、動力車同様、カプラースペーサーの長短の両方を付けて対応。更に、キハ85との併結を視野に入れ、1両だけ、運転台側も連結可能とする為、カトーカプラーを付けてみた。しかし、そのままではスカートをカプラーがこするような感じがしたので、少しだけスカートを削った。そして、ガランとした車内には、キングスホビーのクロスシートパーツを付けて対応した。

これで、一応走れる状態となるが、レールに置いて見ると、先頭車と中間車とで高さが合わない。この調整をする為に、余奈辺鉄道日誌さんの記事を参考に、先頭車の台車の固定方法を、ねじ式に変更して対応した。その結果、どうにか模型として走らせられるレベルになったのである。

まさに、この日がぶっつけ本番のデビュー戦。とりえあえず、試験走行も問題なくクリアー出来たので、今度は、カトー製キハ8500と併結してみた。

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カトー製キハ8500と併結して運転してみる。

当然の事ながら、動力の性能が異なる為協調はしない。当初はギクシャクした走りだったが、何週かしていくことで、いくらか改善された。しかし、我が家のキハ85が古い製品と言う事もあってなのか、動力車のカトーカプラーの連結が甘く、何度か外れてしまう事から、途中からキハ8500の動力だけで走らせるようにした。

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キハ85と併結した状態で駅へ戻ってきたところ。まずは編成全体を撮影する。

ここで改めて、キハ85とキハ8500の連結面の観察をしてみる事に。

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キハ85とキハ8500の連結面を撮影。まずはやや上から。

まずは、やや上から見てみる。模型は、上から見る機会が多いので、私も最初にレールに乗せた時は、特に問題ないと思っていたのだが・・・

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目線を下げて見てみると・・・

やはり、両者の高さの違いがやや気になってしまった。まあ、実車だって所有する会社も違う訳だし、この程度の高さの違いがあっても良いのか・・・と、都合よく考える事にした。

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再びキハ85を切り離して単独で走行させてみる。

苦労して走行可能にしたキハ8500。上手く走ってくれるか正直不安だったのだが、ぶっつけ本番の走行試験は、概ね成功。満足する事が出来た。

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DD54が牽引する旧型客車。

実車は短命に終わった不運なディーゼル機関車DD54。長年、トミックスの独壇場だったが、ここへ来て、カトーが5次車を製品化。独特なスタイルで、今も古さを感じないのだが、残念ながら、私も現物を見たのは、大阪の交通科学博物館に保存されている33号機のみ。と言う事で、ナンバーも33号機とした。

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20系「出雲」を牽引するDD54。

製品名に「ブルートレイン牽引機」と書かれている以上、やはり20系は牽引しておきたい。と言う訳で、20系を「出雲」に仕立てて、早速牽引させてみた。広い貸しレイアウト上では、フル編成で走らせたくなるもの。どうしても荷物が多くなり、移動時が大変だが、こうやってフル編成が走る姿を見ると、その苦労も忘れてしまう。

なお、DD54は、今回発売されたカトー製品に続き、マイクロエースからも発売される事になっており、ここへ来て、DD54の競作が続く事となった。

さて、JR東海派の私には、長年待ち焦がれていた物が、この夏に発売となったので、それも走らせる事にする。

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JR東海在来線の総合検測車、ドクター東海。

JR東海の在来線を定期的に検測しているキヤ95系「ドクター東海」。実車同様、第1編成と第2編成の両方がマイクロエースから発売になった。当然の事ながら、両編成とも購入した。

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パンタグラフが付いた第1編成。

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パンタグラフがない第2編成。

事業用車両と言う事で、なかなか撮影チャンスが難しいドクター東海だが、私も暫く撮影していないのだが、模型で走らせていたら、また撮影したくなった。何とか調べて撮影に出かけてみるかな?

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313系1300番台車タイプ。

今年度、増備が再開された313系。その中で新顔として登場したのが1300番台車だ。実車は、車端部を除き転換クロスシートと言う事で、中央西線で運用中の1100・1600番台車の2連バージョンと言う位置付なのだろう。実車は、5月に登場して、神領車両区に配属されたものの、暫くは、大垣車両区に貸し出され、117系の運用に就いていた。最終的には、どうも関西本線に投入されるような感じ。実は、この車両の模型化する前に、たまたまホビーセンターカトーへ行ったところ、313系の各種パーツがジャンク扱いで販売されており、良く見ると、5000番台車の先頭車の窓ガラスが各種揃ってしまった。そこで、このガラスを4両分購入し、手持ちの2300番台車と合わせる事で、1300番台タイプの出来上がりとなった。ちなみに、実車は、ワンマン運転とドアの半自動化が準備工事となっているため、扉の開閉スイッチが印刷されている2300番台車では、完全なタイプとなってしまうのだが、扉の半自動対応は、正式に改造される可能性もあるため、現在はそのままの状態にしている。

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119系JR東海色試験塗装車。

グリーンマックスに続き、マイクロエースからも119系が完成品で発売されたが、とりあえず、先に発売されたグリーンマックス製品で一通り揃えていた事もあり、マイクロエースの119系は、全く買っていなかったのだが、グリーンマックスが製品化しなかった、この試験塗装編成を、たまたま中古品で安く売っていた事から、つい手を出してしまった。現行の東海色になる前に、211系の塗装フィルムを使用した試験塗装を実施。この編成をマイクロエースが製品化したのである。このカラーは、「するがシャトル」運用中に登場している為、東海道本線でも飯田線でも運用実績がある。

では、ここから先は、他の参加者の車両をご紹介。

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485系青い「しらさぎ」

青い「しらさぎ」であるが、良く見ると先頭車はボンネット!有りそうで無かったボンネットの「青さぎ」を再現した。

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Bトレインショーティーの500系「のぞみ」

惜しまれながらも「のぞみ」から撤退したJR西日本の500系。Nゲージでも、トミックスから、惜別セットが出たばかりであるが、こちらは、一回り小さいBトレインショーティー。16両揃うと、Bトレインでも迫力はある。

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会場のすぐそばを走っている新京成のN800形。

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大糸線のキハ52に対抗して、キハ110で国鉄色を再現!

最後まで残っていた2両も、今年の夏に引退した大糸線のキハ52。そのキハ52に対抗して、キハ110で、国鉄色を3種類再現。糸魚川で実施されたキハ52の撮影会を意識して、この並び方で記念撮影。

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更に飯山線も合わせて撮影会!

飯山線カラーの車両も、カトーのキハ111・112からの塗装変更車。飯山線には、実際にキハ110系が運用されているが、それ以前に運用されていたキハ58に採用されていたこのカラーになる事は無かった。

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仙石線撮影会!

キハ110に続いて実施された仙石線の撮影会。でも、良く見ると、左から2番目の103系が、ちょっと実物と違うような・・・これはグリーンマックスで発売されたJR西日本の更新車を塗り替えたものだとか。でも、仙石線なら有りそうな話だったかも。

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103系・205系・209系、武蔵野線の車両が勢ぞろい。

京葉線へのE233系投入により、同線の209系500番台車が武蔵野線へ転用される事が決まっている。既に1編成が出場し、現在、試運転が繰り返されているが、早速、模型でも武蔵野線仕様の209系を登場させた方がおり、この日、お披露目となった。

と言う訳で、今回もあっという間に6時間が経過。終了後は、北習志野へ移動して懇親会。2時間ほど呑んだ後、希望者のみ2次会へ。我が、中日ドラゴンズの日本シリーズ進出も決まったこの日は、22時30分頃まで、北習志野で呑んで、自宅へ戻ったのは、日付が変わってからとなった。

年内に、もう1回、運転会が出来ると良いなあ。

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コメント

模型だと、実際には不遇で終わってしまった、DD54や8500系も永遠に存在できるところが夢があっていいですよね。
楽しそうな雰囲気がよく伝わってきました。

私はあまり模型は持っていなくて、165系とクモニ143を持っているくらいです。過去の東海道線の(地味な?)輝きの残光です。

キヤ95はお好きなんですか。もちろん、以前横見さんの本に写真が採用されていましたからね。
私はこの前来宮まで行きながら、大失敗に終わりました。でも、恥を忍んで公開しますか・・・。

投稿: バイシ | 2010/10/31 14:37

バイシさん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが大変遅くなりまして申し訳ございません。

このところ、鉄道模型業界は、団塊の世代の方達をターゲットにしている動きが多く見受けられます。つい最近では、カトーからキハ181系も製品化されましたね。DD54も、まさかカトーから製品化されるとは、数年前では考えられない事です。

キヤ95に限らず、JR東海の在来線車両は結構好きですので、製品化されれば殆ど購入しています。なかなか実車を撮影できる機会が少ない車両ですが、これまでに何度か撮影しています。このところご無沙汰していますので、また撮りに行きたいところではありますが、なかなかチャンスに恵まれません。

投稿: TOMO | 2010/12/21 03:06

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