« 西武多摩湖(南)線に2000系入線 | トップページ | 中央線 国立駅付近線路切替工事に伴う特別運転を観察する »

お帰りなさい 西武2079F

11月6日のお話。

西武鉄道では、昨年度に引き続き、今年度も2000系電車のバリアフリー化改造を進めている。今年度は3編成が実施される事になっており、既に第1陣となる2071Fは、池袋線で運用を開始しており、当初は新宿線に投入された、前年度施工車の2077Fも池袋線に復帰し、これまでは新宿線オンリーだった2000系バリアフリー車が、池袋線でも見られるようになった。そして、第二弾となる2079Fは、8月9日に東急車輛に入場していたが、この度、バリアフリー化工事が終了し、東急車輛を出場。甲種輸送にて戻ってくる事になった。

この日、私は、まず西武多摩川線へと向かい、引退間近となった223Fの最後の撮影(後日執筆予定)をした。多摩川線の撮影は、午前中で終了し、京王線でいったん都心へ。その後、この2079Fの甲種輸送撮影へと移るが、逗子~新鶴見間で見られるDE10牽引シーンをどうしても撮りたくて、一路、横浜方面へ向かう事にした。秋葉原から京浜東北線の電車に乗り込み、降り立ったのは関内駅。本当は、もっと奥まで行きたかったのだが、ここが限界だった。

到着後、まずは、いったん改札を出場する。と言うのも、今の甲種輸送のダイヤは、新鶴見での停車時間が短い為、撮影した後は、続行の電車に乗らないと、府中本町より先へ逃げ切れないのである。撮影後、すぐに電車に乗る為にも、まずは撮影前に運賃の精算を済ます必要があった。改札を出場して、すぐに再入場。周りから見れば、何とも不自然な行動だ。そして、改めて横浜方面行きホームへ向かう。ホームの大船方には、撮り鉄さん達が待機していた。先客の皆さんの邪魔にならない位置に陣取る。関内駅での撮影は、過去に一度だけあるのだが、その時は、このホームの横浜方で撮影しており、ホームの大船方での撮影は、今回が初めて。思った以上にホームが狭く、これは苦戦しそうだ。とりあえず、一般のお客さんの邪魔にならないように心がけて待機する。

14時21分、ホームに列車接近放送が掛かる。前方には、DE10に牽引された2079Fの姿が確認できた。

Img_d202481106s

DE10に牽引される西武2079F。関内駅まであと少しなのだが・・・

何と不運な事に、反対側のホームも接近放送が掛かっている。まずい。このままでは完全に被りだ。反対側の列車の接近が遅い事を期待して撮影を続ける事にしたのだが・・・

Img_d202501106s

ベストポジションに到達した時は、貨物列車に被られてしまった。

御覧のように、完全に貨物列車に被られてしまった。まあ、被った相手が、この区間で幅を利かせているE233系ではなく、貨物列車だったと言う事がせめてもの救いか・・・せっかくなので後追いも撮影する。

Img_d202531106s_2

関内駅を通過する、西武2079F甲種輸送列車。

貨物列車の通過のタイミングが良く、後追いは、御覧のように綺麗に撮る事が出来た。普段走行している西武線内の駅と一味違う事もあり、後追いが、しっかり撮れた事については良かったと思う。

さあ、気を取り直して、2079Fを追い掛け、追い抜く事にする。続いてやって来た京浜東北線の電車に乗り込み、一路川崎を目指す。府中本町方面へ抜けるには、南武線に乗る必要があるが、横浜から湘南新宿ライン・横須賀線・東横線を使って、武蔵小杉へ抜けたとしても、このまま川崎まで乗り通したとしても、接続の南武線は同じ列車。と言う事で、楽な方を選択し、そのまま川崎まで乗り通す事にした。14時53分川崎着。ここから南武線に乗り換え、府中本町を目指す事に。来年3月からは、快速電車の運転も復活する南武線だが、現時点では各駅停車のみだ。1個ずつ、丹念に停まっていくので、遅いイメージが強い南武線だが、この線を活用するのが、意外と速かったりするのだ。川崎駅からおよそ45分で府中本町に到着する。

府中本町駅、実はここで待ち合わせをしていた。以前より、ツイッターで、私の事をフォローしていただいていたshion_aさんである。この撮影の5日前である、11月1日の事。オオゼキタクさん主催の飲み会が、人形町のキハであり、この飲み会で、初めてお会いした。お仕事で鉄道について少々かじっていると事もあって、鉄道に関して日々勉強中との事。この飲み会では意気投合し、今回の甲種輸送を一緒に観察する事になった。私自身の府中本町駅到着が、2079F甲種輸送通過前ギリギリと言うタイミングだったので、うまく合流できるか、やや不安だったのだが、無事に府中本町駅で合流する事が出来た。挨拶もそこそこに撮影準備に入る。南武線ホーム、武蔵野線ホーム、どちらも人は多かったが、とりあえず、南武線のホームの中程から撮影をする事にした。

現地到着からおよそ7分後の事。前方より、EF65のライトが見えてきた。ホームの中程よりカメラを構えて撮影を開始する。

Img_d202551106s

EF65 1088号機に牽引されて、新秋津を目指す西武2079F。

ホーム中程からの撮影のため、ホーム先端付近にいる撮影者を交わすには、望遠レンズで引っ張った上、更にトリミングで修正する必要性が有ったが、御覧のように、無事、撮影する事が出来た。

Img_d202661106s

武蔵野線のトンネルへと入っていく2079F。

こうして、府中本町駅での撮影は、あっという間に終了。関内駅での成果が良くなかっただけに、ここで失敗すると、更にテンションが下がるところだったが、何とかモノになってくれた。

ここで、改めてshion_aさんにご挨拶。府中本町駅は初めてという事で、変則的な駅の構造をちょっとだけご案内した後、新秋津へと移動する。武蔵野線の電車で新秋津に到着した時には、既に16時を過ぎていた。季節は秋。夏場なら、まだまだ撮影できる時間帯だが、さすがに、この時期になると、もう薄暗くなっていた。新秋津に着いた2079Fは、どうやらすぐに所沢方面へ移動すると言う事は無さそう。と言う事で、少しでも明るい時間帯に、まずはJRと西武の連絡線を、上から眺めてもらう事にした。トンネルの出口付近までご案内した後、お馴染みの受け渡し線へと向かう。

Img_sx10152s

西武線内の牽引を担当する263Fが待機中。

受け渡し線へ近付くと、まず見えてきたのが、西武線内の牽引を担当する263F。今や、すっかり牽引業務が板について来た感じだ。そして、新鶴見から牽引してきたEF65の姿を見に行くと・・・

Img_sx10153s

新秋津から牽引を担当してきたEF65は、2079Fとは切り離された状態で待機していた。

御覧のように、EF65は、2079Fから切り離されて留置されていたのだが、こんな位置に停まっていた為、263Fとの並びは撮れなかった。

Img_sx10154s

クハ2080側から編成全体を見てみる。

せっかく、ここまで来たので、出来れば入替シーンぐらいは見ておきたい。訓練センターの209系やクモヤ145を上から眺めながら、入替を待ってみたものの、一向に動く気配が感じられない。ギリギリまで粘ってみたのだが、あたりが薄暗くなってきた事もあって、新秋津での入替シーンの観察は諦めて、所沢へと移動する事にした。

所沢では、2079Fの到着まで時間が有る事から、旧所沢工場を外から見たり、彩の国古本まつりを見たり、軽く食事したりして暇を潰した。そして、20時過ぎに所沢駅に行くと、263F+2079Fが6番線に停車していた。まずは、両編成の連結部分を撮影する事に。

Img_d202671106s

所沢駅にて撮影した263F+2079Fの連結部分。

本来であれば、ここでは入線シーンから撮るつもりでいたのだが、やや時間配分に問題が有り、連結部分のみの撮影に留まった。

この後、所沢から小手指へ先回りして、2079Fを出迎える事にした。程無くしてやってきた3000系の小手指行きで小手指に向かうと、上りホームの飯能方に先客が2人。思ったより少ない。私は、停まる寸前に撮ってしまう事にしたので、待機していた少年に声をかけ、前に入る事を承諾してもらった。半ば、流し気味に撮るつもりでいたのだが・・・

不運な事に、ここでも上りホームに接近放送が入る。すると、始発の各駅停車池袋行きが入線。せめて、263F+2079F到着前に出て行ってくれていれば、何とかなるかなあと思ったのだが、結局は263F+2079Fの到着の方が早く、入線シーンを撮ることはできなかった。

Img_d202771106s

263Fに牽引され、小手指車両基地へと進んで行く2079F。

せめて最後は車両基地へと向かう2079Fを流し気味に撮影・・・と思って撮影したのが、御覧の画像である。最後の最後で各駅停車に被られるとは・・・やや消化不良に終わってしまった2079Fの甲種輸送の撮影。この後、小手指駅で長時間待機していたと言う若者と立ち話をした後、小手指駅を後にした。

11月6日、この日はもう一つ大きな出来事があった。shion_aさんを送って行きながら、次の目的地へと向かうことに。

|

« 西武多摩湖(南)線に2000系入線 | トップページ | 中央線 国立駅付近線路切替工事に伴う特別運転を観察する »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:西武」カテゴリの記事

鉄道:JR貨物」カテゴリの記事

コメント

天童市10年目の60才長島です。先日仕事で鴻巣に出張で行き、13日に休みを取り渋谷に出て、渋谷発飯能行急行に乗りました。
メトロ10000系のかぶりつきで練馬から石神井公園間を見ました。
もう上り線は高架になっていて石神井公園駅の高架上線路配置は見えませんでした。飯能から西武秩父に出て、秩父鉄道のカレンダー
を買って熊谷から鴻巣に戻りましたが、石神井公園駅が気になり
ます。高架が完成したら特集を組んで掲載をしてください。
楽しみにしています。 20101125

投稿: 長島治房 | 2010/11/26 00:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52372/50060410

この記事へのトラックバック一覧です: お帰りなさい 西武2079F:

« 西武多摩湖(南)線に2000系入線 | トップページ | 中央線 国立駅付近線路切替工事に伴う特別運転を観察する »