武蔵野線で試運転中の209系500番台車に遭遇
さて、前の記事でも触れたように、11月28日は、午後から貨物列車の撮影に出かけたが、南浦和駅で、隅田川から北長野へと向かう89列車を撮影した後も、暫く、同駅で待機していた。何故、待機していたかと言うと、ある車両の試運転があるかもしれないと思ったからである。
89列車の通過から、およそ7分後の事。お目当ての車両が、南浦和駅へとやって来た。
南浦和駅に到着した209系500番台車M73編成の試運転。
お目当ての車両とは、御覧のように、209系500番台車である。現在、京葉線へのE233系投入に伴い、同線で活躍していた209系500番台車は、4編成とも、中間2両を外して8連化した後、武蔵野線へと転用される事になっており、今回、試運転を実施していたM73編成は、転用第1弾で、9月17日に長野総合車両センターを出場。現在は、武蔵野線内で乗務員訓練が繰り返されている。
実は、この編成の試運転を、この日の午後、東所沢駅で目撃していた。そして、その1週間ほど前に、知人からも目撃情報が有り、ある程度の時刻は解っていたのだが、実際に来るまでは正直不安だった。
この試運転列車を撮影した後、私は、後続の上り電車に乗車する。東所沢に到着すると、すぐ隣のホームには、209系500番台車M73編成が停車していた。降りて観察と思ったのだが、こちらの電車のドアが開いた瞬間ぐらいに、M73編成は、東所沢電車区に向けて回送されてしまった。
デビューに向けて試運転が繰り返されている209系500番台車。デビュー時から振り返ると、帯の色もこれで4色目。黄色→水色→赤と来て、今回4色目となる武蔵野線色。最近の車両としては、デビューから4回も色が変わると言うのも、珍しい事と言えるだろう。
試運転が繰り返されている209系500番台車、時期的に見て、12月のダイヤ改正からデビューとなるのだろうか。
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コメント
あちこちに転属させられるのは少数形式ならではですよね。
車両にとってはある意味哀しいことなのかもしれませんが、趣味的には興味深いですよね。
投稿: バイシ | 2010/12/01 19:30
209系4本て事は205系0番台と同じ本数ですね
うわさだと209系4編成が非VVVFの0番台置き換えると出ていますが残念ながら0番台はM62編成は重要部検査を受け運用復帰し変わりにM64編成が大宮工場へ
入場中ですこの事から209系による置き換えはなく
増発分を209系で補うのでしょう
投稿: トレイン | 2010/12/02 22:40