団体臨時列車「ひばり」運転される
8月6日のお話。
JR東日本は、駅ネット予約限定のツアーとして、「特急ひばりで行く仙台の旅」を企画した。東北新幹線開業前に運転されていた、特急「ひばり」のリバイバル列車で、同様の列車は、これまでにも何度か運転されており、弊ブログでも、2007年12月に運転された、583系による「ひばり」を取り上げている。実は昨年の12月にも、485系を使用した「ひばり」が運転されていたのだが、生憎、軍艦島遠征と日程が重なり、撮影出来なかった。
今回、485系による「ひばり」が運転されると聞き、撮影に出かける事にした。とは言え、実は別件の予定が既に入っていた為、朝のうちに近場で・・・と言う事で、東十条へ行ってみた。しかし、朝の出発が出遅れてしまった事もあり、いつもの撮影場所は人がいっぱいで入り込む余裕なし。そこで、東十条駅から赤羽方向に移動し、環七の陸橋をくぐった辺りで待機する事に。準備が出来た直後に来た211系の普通列車で練習。背後の陸橋がやや気になるが、何とか撮れる事が解り本番に備える。そして、およそ5分後の事。485系の「ひばり」がやって来た。
一路仙台へ向かう団体臨時列車「ひばり」
国鉄特急色が眩しい485系による運転。この「ひばり」に使用された車両は、仙台車両センターに所属する485系A1・A2編成。実は、最近まで「赤べえ」と呼ばれていた車両で、磐越西線の快速列車「あいづライナー」用に、赤をベースにした塗装を纏っていた。国鉄特急色に戻されたのは、つい最近の事で、まだまだ美しい。
後追い。赤羽駅付近の高架区間に入っていく。
東北復興を願ってか、このところ、かつての東北特急のリバイバル企画が相次いでいるようで、実は先月も「あいづ」が運転されたばかり。この先も、「やまびこ」が企画されていると聞く。「やまびこ」は、これまでにリバイバル運転が2002年に企画されて以来、運転されていなかったと思うので、気合を入れて、しっかりと撮影に臨みたい。そう考えている。
この撮影を以て、東十条からは撤収。この日の本来の目的地である中央本線方面を目指す事に。その話は後日。
おまけ
485系A1・A2編成「赤べえ」塗装時代。(2007年6月2日 郡山駅にて撮影)
独特の塗装で、この赤べえ塗装も人気があったが、今回、国鉄特急色への塗り替えと共に消滅してしまった。仙台車両センターへは、東武鉄道直通運転用に使用されていた485系が転属されたらしいが、同編成には何らかの手が加えられているのか、まだ姿を見せていない。元東武直通用編成が、新たな赤べえ編成となるのだろうか。
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コメント
おばんでございます。
実はそのひばりに乗っておりました。先頭車(6号車)から沿線にそれらしい姿を見かけておりましたので、もしや?と思っておりましたが、そうだったんですね。
つい最近まで東武直通特急に使用されていた485系は郡山で見かけました。編成をばらされたまま、まだ何も手をつけていないようです。
因みに郡山には青森の485系3000代もいました。
投稿: ゆず | 2011/08/08 00:19
ゆずさん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが遅くなりまして、申し訳ございません。
当日は、ひばりにお乗りになっていたのですね。しかも東十条にいる所を見られていたとは・・・東武直通特急用の485系は、この後どうなるんでしょうね。個人的には、あのカラー好きなんですけど、たぶん塗装も変わるんでしょうな。まあ、どんな姿になって出てくるのか、暖かく見守るしかないですね。
投稿: TOMO | 2011/08/16 07:46