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西武多摩川線へ戻る101系253F(冬)の甲種輸送を撮影

11月12日のお話。

10月2日に多摩川線からの甲種輸送により、戻って来た253F。約1ヵ月間、多摩湖線で運用されていたが、この度、多摩川線へ戻る事になり、再び甲種輸送により、白糸台へ向けて旅立つ事になった。

この日、私は、いつものように、午前中は病院へ行く事になっていた。多摩川線へ旅立つ253Fの甲種輸送を、西武線内から撮るとなれば、昼までには所沢に着いていなくてはならない。その為、早いうちに病院の診察を終わらせておく必要があった。8時半から受付を開始すると言う事で、早目に家を出て、病院には8時38分頃には到着したのだが、既に整形外科は26人待ち。それでも11時までには診察も終了。最寄りの一橋学園駅から、国分寺・東村山を経由し所沢へ。そのまま、いつものように所沢陸橋へと向かい、甲種輸送の撮影に臨む事に。ちょうど到着したのは、ちょうど12時頃の事であった。何人か知った顔を見つけ挨拶をした後、撮影準備を開始。253Fの通過を待つ事に。

現地到着からおよそ10分後の事。263Fに牽引された253Fが、ゆっくりと近付いて来た。

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263Fに牽引され、新秋津に向かう253F。

多摩川線へと向かう101系の甲種輸送は、この所沢陸橋を12時10分頃通過する。これまでの撮影では、池袋へ向かう準急4360列車と並走するパターンが多かったのだが、この日は、甲種輸送の通過が1分ほど遅く、並走する事はなかった。

この後、陸橋から撤収し、徒歩で新秋津へ移動する事にする。最初は、所沢駅へ戻って電車での移動も考えたのだが、駅まで歩いてから電車に乗って移動し、秋津駅から徒歩で移動する事を考えたら、新秋津まで歩くのも悪くないと言う気持ちになった。およそ20分ほどで、新秋津駅付近の受け渡し線付近へ到達。早速、下を見ると、JR区間の牽引を担当する機関車を見て驚いた。まずは落ち着こう。そして、クハ1254側からの撮影を先に済ませる事にした。

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クハ1254側から編成全体を眺めてみる。

新秋津から、武蔵野線府中本町方面へ送り出す場合も、E31引退後は、263Fの入替の都合上、いったん、新座貨物ターミナルへ向かう事になっており、今回も、まさにそのパターン。253FがJRの機関車と連結されても、新秋津までの牽引を担当してきた263Fは、切り離しても、253Fと向き合うような形で留置されている。

そして、この後、場所を変えて、八王子までの牽引を担当する機関車を撮影してみる事に。

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八王子までの牽引を担当するEF65 1036号機。

253Fと手を組んでいた機関車は、新鶴見機関区所属のEF65 1036号機。数少なくなってきた、菱形パンタグラフの車両である。塗装も国鉄色なら文句なしだが、今やEF65自体が数を減らしてきている為、そんな贅沢は言ってられない。私自身も、菱形パンタグラフのEF65PF形の撮影は、実に久々だ。その為、テンションも自然と高くなっていく。

さあ、そろそろ新秋津を出発する時刻。あまり時間が無い為、まずは、駅前の陸橋から、武蔵野線の本線へと進んで行くEF65 1036号機+253Fの姿を撮影する事にした。

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新秋津を発車した253Fの甲種輸送。まずは、新座貨物ターミナルへと向かう。

逆光、そして架線が気になると言う事も有り、まず、この場所では記録程度のつもりで撮影した。

続いて、今度は、新秋津までの牽引を担当した263Fの返却回送を撮る事にする。こちらは、新秋津駅すぐのトンネルを出て、西武池袋線の線路脇に出てくるところで撮影しようと思い移動する。夏頃の甲種輸送なら順光で撮れるのだが、さすがに、この時期になると、マンションの影が出来ていた。これまでに、この返却回送は二度撮影しているし、今回は、少し遊び心を出そうと、坂の途中から、後追いで263Fを撮影する事にした。

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役目を終えて、小手指車両基地へと戻っていく263F。

こうして、甲種輸送撮影の前半戦はここで終了。この後は、いったん昼食休憩をはさみ、午後の八王子へ向かう便の撮影に備える事にした。

昼食後、武蔵野線の下り列車に乗り込み、お隣の東所沢駅へと移動する。このところ、東所沢駅の上りホームには、多くのファンが集まる事から、人が多かったら、新秋津へ引き返すことも検討していたが、甲種輸送通過のおよそ30分前に到着すると、予想よりも少なく、このまま、東所沢で撮影する事にした。この時、天気は快晴で、先行する上り列車で試し撮りをしてみると、側面に陽が当たらず、更に正面に影が入ってしまっていたが、通過10分ほど前から曇ってきたため、影を気にせず撮影出来る環境となった。そして、その状態は、通過直前まで変わらず。安心して撮影する事が出来た。

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新座貨物ターミナルで折り返し、一路八王子へと向かう。

この後、甲種輸送列車は、新秋津と立川で停車時間があり、最大で3回撮影が可能となる。東所沢での撮影が、上手く行ったため、ここで少し冒険してみる事に。以前、EF65 1118号機を新小平駅で撮影した事があった。あの時は、天気も曇り。晴れていれば、駅の頭上にある鉄骨の影が気になるところだが、曇っていれば、鉄骨の影も心配する必要が無い。トンネルを出てくるところを撮れればと降りてみたが、見事に下り列車に被られてしまった。仕方なく、後続の電車で西国分寺へ。更に中央線に乗り換えて立川へ。ちょうど、西国分寺から乗車した電車が青梅行きだった事から、立川駅での乗換えの合間に、停車中の253Fを撮影してみた。

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立川駅に停車中の253F。

撮影後、高尾行きに乗り換えて先を急ぐ。途中、豊田での撮影が可能であったが、安全策を取って、豊田では降りずに、そのまま八王子へ直行。ここで、253Fの甲種輸送を出迎える事にした。

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八王子駅に入線する253F甲種輸送列車。

3・4番線ホームと5・6番線ホームとの間にある中線に入線した甲種輸送列車。到着後、ここまでの牽引を担当してきたEF65は速やかに切り離され、高尾方へと引き上げて行く。

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到着後、EF65は切り離され、高尾方へと引き上げて行った。

そして、その直後、今度は、高尾方からDE10が近付いて来る。

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八王子駅構内入替担当のDE10が253Fを迎えに行く。

この日の八王子駅構内の入替担当機は、国鉄色を維持するDE10 1586号機。良い車両が出迎えてくれた。

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DE10 1586号機に牽引され、まずは高尾方へ移動する。

253Fとの連結作業が終了すると、DE10により、八王子駅構内の入れ替え作業がスタート。まずは、いったん高尾方の引き上げ線へと移動する。

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いったん高尾方の引き上げ線へ入った253F

続いて、八王子までの牽引を担当したEF65が、機関車の留置線へ向けて動き出した。

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EF65 1036号機も、役目を終えて、機関車の留置線へと移動する。

そして、その直後、253FがDE10に押し込まれるように、ビックカメラ横の線路へと押し込まれていった。EF65の通過からあっという間の出来事だったので、253F側の撮影は上手く行かず、後追いだけ撮影した。

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DE10により、ビックカメラ横の留置線へ押し込まれた253F。ここで夜を迎える事に。

253Fは、ここで夜を迎えて、この日の終電後、武蔵境へと向かい、多摩川線へと戻っていった。武蔵境までの輸送は、終電後に実施される為、今回も、ここ八王子までで甲種輸送の撮影を終了とした。

さて、多摩川線へと戻った253Fだが、同編成は、多摩湖線でギリギリまで使用されていた為、これまでの四季の電車シリーズのように、床材の交換を実施したのかが気になっていた。尤も、253Fは、床材の問題が発覚した直後の出場だった為、国交省の基準に達している床材により、暫定的な仕上げとなっていた為、必ずしも交換しなくてはいけないと言う事は無かったのだが、このタイミングで本線側に戻ってきた事で、所定の床材に交換したものと思っていた。まあ、玉川上水車両基地でも、交換できない事は無いだろうし、運用離脱後に交換したのかなと思ったのだが、実際に、真相を確かめるべく、11月19日の午後、多摩川線を訪れてみた。

実際に、253Fが運用に就いているかどうか、全く調べもしないで、思いつきで多摩川線へ行ったのだが、武蔵境で電車を待っていると、2本目にして253Fが入線してきた。

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武蔵境駅に進入する253F。(2011年11月19日撮影)

まずは、進入シーンを撮影した後、今度はコンデジを使って、武蔵境駅停車中の同編成を撮影する。

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武蔵境駅で出発を待つ253Fの是政行き。(2011年11月19日撮影)

ホーム上で撮影をしていると、ドア付近の床材の色が、これまでの交換した車両と色が違う事に気付く。つまり、甲種輸送で本線側に帰還したにも関わらず、床材はそのままの状態で多摩川線へ帰って来た事になる。

とりあえず、疑問が解けたところで、この編成に是政まで乗ってみた。そして、是政到着時に、空いている車内を撮影する事に。

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基準値をクリアしている床材を使用して、暫定的な仕上がりとなっている253Fの車内。(2011年11月19日撮影)

次の入場時まで、このままの状態で走り続けるのか。それとも、その前に床材を交換する為に、また甲種輸送で本線側に戻ってくることになるのだろうか。その場合には、現在、多摩湖線で活躍中の101系ワンマン車のどれかが、一時的に多摩川線へと移動する事になるので、今後も、101系ワンマン車の動きを、暖かく見守っていこうと思う。

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コメント

今までの中でも、一番輸送の進行状況がよく分かりました。

1牽引編成に、2機関車全てが写されていて、資料的価値が高いと思います。

武蔵境での多摩川線への押し込みは深夜ですから、撮影は無理でしょう。
でも、私はちょうど両社の授受線のすぐそばにあるホテルに泊まったことがあり、そこの非常階段のベランダからなら見えるかなあと思ったことがあります。

投稿: バイシ | 2011/11/20 14:15

バイシさん、コメントありがとうございます。

この度はお褒め頂き有難うございます。とりあえず、253Fを牽引した車両を、八王子駅構内の入替機も含めまして、全て御紹介する事が出来ましたので良かったです。

武蔵境のホテルについては、我々仲間内でも、あのホテルから撮れないものかと言う話は出た事があります。一度はやってみたいと思うのですが・・・

投稿: TOMO | 2011/11/20 20:45

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