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御殿場線駿河小山駅で「あさぎり」の並びを見る

では、引き続き4月1日のお話です。

伊豆箱根鉄道駿豆線の貸切列車から降りた後は、そのまま三島で東海道線に乗り継ぎ沼津へ。ここから御殿場線に乗り換えて、向かったのは駿河小山駅。

3月17日のダイヤ改正より、運転区間が新宿~御殿場間に短縮された特急「あさぎり」。運転区間短縮と合わせて、車両も小田急60000形MSEに統一され、平日に関しては3往復に減ってしまった。MSE化された「あさぎり」は、御殿場到着後、すぐに折り返す為、以前のように、御殿場線内での「あさぎり」同士の交換は、平日は見る事が出来ない。しかし、土曜・休日は、1往復増発される為、増発される「あさぎり12号」が、駿河小山駅停車中に、定期列車の「あさぎり5号」が通過することになっており、「あさぎり」同士の並びが見られる事になる。

この「あさぎり」の並びを見る為、沼津駅から国府津行き2550Mで、駿河小山を目指す。伊豆箱根鉄道の貸切列車の中でビールを飲んだせいか、座ると眠くなり、うとうととしてしまっていた。途中の御殿場で目を覚ますと、構内に60000形MSEが停車しているのを見たが、見慣れないせいか、まだ違和感があった。

15時47分、駿河小山駅に到着。無人駅の為、車掌に青春18きっぷを見せて下車。そして、ホーム上で「あさぎり12号」の到着を待つ事に。光線状態等を考慮し、撮影場所は、ホームの御殿場方と決める。

16時11分頃の事、「あさぎり12号」が駿河小山駅に到着。それからおよそ2分後の事。御殿場行き「あさぎり5号」が軽やかに駿河小山駅を通過していく。

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駿河小山駅を通過する「あさぎり5号」(右)と新宿行き「あさぎり12号」(左)

MSE同士の並びは、まさに一瞬の出来事だった。まあ、「あさぎり5号」は、停車しない訳だから仕方ないか・・・

この撮影を以て、駿河小山駅での撮影を終了とした。この後は、後続の国府津行き2552Gで国府津を目指す事に。2552Gと言う列車番号が表すように、この列車はワンマン運転だった。2両編成、ワンマン運転の2552Gは、行楽客などで混雑していた。私は、先頭車両に乗車し、ワンマン運転の実態を見て行く事にした。

御殿場線のワンマン運転は、1999年12月より開始された。ワンマン運転区間は、御殿場線全線。もちろん、当初から全列車がワンマン化されている訳ではなく、313系化された一部の列車が対象であった。御殿場線でのワンマン運転の歴史は、既に12年以上と言う事になるが、私自身は、御殿場線のワンマン運転には反対である。まあ、理由は後程触れるとして、まずは、この日の2552Gで起きた出来事を触れておく事にする。

順調に走っていた2552Gに異変が起きたのは、谷峨駅に差し掛かろうとした時だった。一人の乗客が、運賃箱にある両替機で両替をしようとした。しかし、お金を入れたものの、小銭が出てこない。そこで、停車中に運転士に申告し、運転士が対応に当たるが、運賃箱は反応しない。この時点で、既に遅延が発生しており、運転士も、ひとまず谷峨駅を出発する事に。そして、輸送指令室へ対応策を相談する。そのまま、先日のダイヤ改正で無人駅となった山北駅に到着するが、ここで、運転士が証明書を作成し、先程の乗客に対して、松田駅の駅係員に証明書を渡して、お金を返金してもらうように乗客に説明していた。まあ、先程の乗客も松田まで行く予定だったようだから、松田駅での対応と言う事になったのだろう。しかし、この時点で8分の遅れが発生している。列車は、そのまま山北駅を出発し、フルスピードで東山北へ。ここも無人駅なのだが、降りる客が先頭車前寄りのドアを開けた所、ホームで待機していた乗客が、開いたドアから乗車してしまう。ワンマン運転の列車なので、無人駅からの乗車の場合、本来は先頭車両後ろ寄りのドアから乗ることが前提である。それに対して、運転士も、注意していない。と言うか、運転士は集札業務もあり、これ以上の遅れを出さない為にも黙認しているような状態であった。

御殿場線の国府津~御殿場間は、都市部にも近く、更には、国府津からJR東海になっている事を知らない乗客も多く、横浜方面から、そのままSuicaで乗ってくるような客も多い為、ワンマン運転の運転士は、列車の運転以外にも、証明書発行等の業務をさせられる事が多い。その事からも、遅延が発生するケースが多く、必死に働く運転士がとても気の毒に感じてしまう。この日も、まさにそんなケースだった。私が御殿場線のワンマン運転を反対する最大の理由が、まさに、このICカード問題なのである。そして、ワンマン運転開始から12年にもなるのに、東山北駅のように、本来の乗車位置から乗ろうとしない客もいたり、JR東海の他のワンマン運転実施路線と比較すると、ワンマン運転の乗車方法も徹底していないようにも見える。これは、御殿場駅や松田駅等、沿線の主要駅で、モニター等で無人駅を監視し、乗客に対して、乗車位置を守るように注意放送を流す等の対策も必要なのではないかと思う。

結局、この遅れは、終点の国府津まで引きづる事になり、国府津には、およそ5分遅れでの到着となった。

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