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東武8111F動態保存記念ツアー列車を撮影

では、引き続き9月1日のお話です。

花小金井駅での訓練の様子を観察したあとは、スカイツリー開業で盛り上がる東武伊勢崎線(スカイツリーライン)沿線へと向かう。

東武鉄道では、スカイツリー開業100日を記念して、東武博物館が所有する8000系8111Fを使用した団体列車を、8月29日から9月2日までの5日間、大宮~とうきょうスカイツリー間(春日部経由)に1往復運転することになった。使用される8111Fは、今年6月まで、東武東上線で活躍していた車両で、前面のスタイルが、デビュー当時の姿を保つ最後の8000系として、一部ファンからは「東武顔」とも呼ばれ親しまれた車両。東武東上線から引退後の動向が注目されていたが、そのまま廃車とはせず、東武博物館が所有し、動態保存車両として活用することになった。その際に、塗装も、デビュー当時のものに復元されたが、今回は、スカイツリー開業100日記念及び8111F動態保存決定記念として、東武博物館がツアーを企画した。

普段は、東武鉄道の撮影をほとんどしない私。でも、この車両に関しては、何となく気になっていた。そこで、ツアー列車運転4日目となったこの日、伊勢崎線沿線へと出向き、動態保存車両となった8111Fを撮影することにしたのである。

花小金井から高田馬場・日暮里を経由し北千住へ。ここから東武伊勢崎線へ入る。とりあえず、複々線区間で撮影しようと思い、下りの各駅停車に乗り込む。列車が進むにつれて、雲行きが怪しくなり、西新井を過ぎたあたりから、激しい雨が降り始めた。どこで撮ろうか悩みながら降り立ったのは草加。実は、今から20年以上前のこと。この駅では、5700系のさよなら運転を撮影した事が有り、草加駅での撮影はそれ以来のことである。早速、上りホームの下り方先端へ向かうと、多くのファンが待機している状態だった。この草加駅は、西武線で言えば練馬。R西日本のアーバンネットワーク地域で言うと、高槻や芦屋のように、外側に急行線の通過線があり、優等列車のホームからであれば、まず被られる心配がない。それだけに、確実に撮れるということで、集まったファンも多い。しかし、ホームの先端まで行かなくても、望遠レンズを使えば、やや後方からでも撮影が可能で、その点も、草加駅を選んだ決め手となった。

時間的には余裕があると思っていたのだが、到着後、通過線を走る列車は1本もなく、ぶっつけ本番の状態となってしまった。11時42分頃の事。8111Fのツアー列車が草加駅をゆっくりと通過していった。

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東武博物館所有となった8111Fによる動態保存記念ツアー列車。

デビュー当時のカラーに戻された8111Fが、スカイツリーを目指し伊勢崎線を走行する。列車の通過直前まで、激しい雨が降っており、視界も悪い状態だったが、8111Fの新たな門出を祝うかのように、通過直前には雨も上がり、撮影には支障がなかった。

撮影後、私もスカイツリーを間近で見てみようと思い、上り列車に乗り込んで、とうきょうスカイツリー駅へと向かう。ご存知の方も多いと思うが、このとうきょうスカイツリー駅は、つい最近まで業平橋と言う駅だった。業平橋駅だった頃は、地味な駅だったが、スカイツリーの玄関駅として、立派な駅に生まれ変わっていた。私は、このとうきょうスカイツリー駅を中心に散策し、ソラマチにも入ってみたが、もう人が多過ぎて、昼飯も食べるような余裕もないことから、浅草へ移動することにした。

14時頃のこと、浅草駅へ移動すると、ホーム上には多くの鉄道ファンがカメラを持って待機している状態。これは何かあるのか?そう思った直後、女性の駅員さんによる業務放送が流れ、8111Fの回送列車が入線してくることを知った。そこで、私も8111Fの撮影に参戦することにした。

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浅草駅に入線した8111Fの回送列車。

思わぬ形で遭遇した8111F。よく見ると、今度は「ありがとう8111」というヘッドマークを掲出している。これは、同編成が東上線から引退するときに掲出されたヘッドマークらしい。

この後、浅草駅周辺で昼食を摂り、スカイツリーを撮ろうと隅田公園へ。水上バス乗り場近くのベンチに座り、心地よい風を浴びながら休んでいると、またまた8111Fが浅草駅へ向かっていくのが見えた。あとで聞いた話だが、ツアー列車の乗客も8111Fを撮影できるように、浅草~とうきょうスカイツリー間に回送列車が何本か設定されていたのだとか。これは有難い。暫く待てば、スカイツリーと8111Fの組み合わせが撮影できる。そう思って、この場所に留まることに。15分ほど待つと、8111Fの回送列車が東京スカイツリー駅方面へ走り去っていた。

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浅草駅を出発。隅田川を渡る8111F。

スカイツリー全体を入れるため、8111Fは小さくなってしまったが、8111Fに施された旧塗装のオレンジがしっかりと目立ってくれているので、こう言う時は有難い。

動態保存車となった8111F。この編成は、東上線生まれの東上線育ちで、デビューから東上線一筋で走ってきた車両なんだとか。浅草への入線も、同編成にとっては、このツアー列車が初めての経験なのかもしれない。

こうして動態保存車として、東武鉄道の要注目編成となった8111F。今後も同編成を使用した特別列車の運転も期待できそう。今後も同編成の動きに注目していこうと思う。

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コメント

五百万HIT おめでとうございます。
壱千万を目指して頑張ってください。


8111F、東上線で生まれ、育ちだったんですね。


東武鉄道博物館に車籍があり、動態保存というのも なかなかやりますね!


西武も動態保存して欲しかった…と思うのは私だけではないと思います!

こうなったら多摩湖線動態保存なんてしてもらいたいですね!

投稿: 準急豊島園 | 2012/09/05 02:45

準急豊島園さん、コメントありがとうございます。また、500万HITに対するお祝いコメントもありがとうございます。

8111Fは、長年にわたり東上線一筋で活躍してきたようで、動態保存車となった今でも、東上線に戻ってきて欲しいと願う東武ファンも多いのではないかと思います。

東武博物館は、日本鉄道保存協会にも加盟しており、鉄道車両の保存には力を入れていますので、今回の8111Fも、博物館の所有として、動態保存車として残すことにしたのでしょうね。維持費は大変だとは思いますが・・・

西武鉄道も、横瀬車両基地内には、101系低運車や5000系の先頭車、輸入電機各種など、貴重な車両を多数残しています。流石に、東武鉄道のような、動態保存はありませんが、それでも、残してもらっているだけでもありがたいことですよね。

投稿: TOMO | 2012/09/08 23:54

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