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183・189系を使用した中央本線の臨時列車撮影記

では、2012年の年末に遡りまして、2012年12月30日のお話です。

年末年始の帰省シーズンに入り、JR各社では、例年同様、臨時列車を増発して対応したが、中央本線は、例年以上に列車を増発して対応に当たった。皆さんもご存知の通り、12月2日に発生した中央自動車道笹子トンネル天井崩落事故が大きく影響している。増発された列車の中には、183系・189系が運用されるものも多数あった。定期特急運用消滅後も、団体列車や快速列車を中心に、波動輸送用として活躍を続けてきた183系・189系だが、そろそろ置き換えの噂も聞くだけに、忙しく走り回る183系・189系の活躍ぶりを、記録する事にした。

まずは、急きょ追加で設定された183系による、新宿~甲府間の臨時快速列車の撮影からスタートする事に。183系を使用した臨時快速列車は、新宿駅を9時02分に出発してくるもので、215系による「ホリデー快速ビューやまなし」のスジを利用したものである。当初は、西荻窪での撮影を予定していたのだが、天気も悪かった事、更に、列車による被りを回避すると言う理由から、国立駅で撮影する事にした。国立駅は、12月15日から16日にかけて、上り3番線の切り替え工事が完了し、2番線から下り列車の撮影がしやすくなった。そこで、今回、臨時快速列車の撮影に利用する事にしたのである。

通過時刻の15分ほど前より、2番線の東京方に陣取り、架線柱の位置等を確認。そして、9時27分頃のこと。183系の姿が確認できた。早速撮影を開始する。

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大宮総合車両センター183系OM102編成による快速甲府行き。

新宿発の臨時快速甲府行きに充当されていたのは、大宮総合車両センター所属の183系OM102編成であった。この編成は、国鉄特急色を纏うものの、先頭車の正面にあるシンボルマークは、片側のみとなっており、残念ながら、シンボルマークなしの先頭車が先頭でやって来てしまった。まあ、こればかりは仕方がない。正面の幕には、「快速」幕を掲出しての運転だった。

続いて、183系・189系による臨時特急の撮影に移る。とは言え、次の183系による特急は、新宿駅が12時06分発と、臨時快速から2時間以上時間がある為、いったん自宅へ戻り、野暮用を済ませてから再度出かける事に。撮影場所は、国立駅では芸がない事から、違う場所にしようと検討した結果、やはり、上り列車との被りがない中野駅7番線からと言う事になった。11時50分頃、現地に到着すると、国立駅よりも撮影者が多く、この時点で、ホームの新宿方には、先客が4人いらっしゃった。そこで、私は、やや後ろから望遠で引き付ける事にした。

まずは、定期特急列車を撮影することに。

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E351系による「スーパーあずさ15号」

新宿駅を12時00分に出発する定期特急列車の「スーパーあずさ15号」は、E351系の量産先行車による運転であった。中央本線にも、そろそろ新型の特急列車が出てくるのではないかと言う噂もちらほらと聞く事から、E351系も、撮れる時は撮っておかないとと言う気持ちになりつつある。

「スーパーあずさ15号」の通過から2分後、臨時の「スーパーあずさ79号」がやって来た。

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こちらは臨時の「スーパーあずさ79号」

定期列車の2分続行で中野を通過した「スーパーあずさ79号」は、先程の定期列車と同様、E351系の量産先行車による運転。2本しかない量産先行車が、2本続けて来るとは・・・

そして、この後、快速電車1本を挟んで、追加で設定された臨時の「あずさ99号」となる。

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臨時「あずさ99号」は、183系マリ32編成。

この日、「あずさ99号」として運用されたのは、幕張車両センターに所属し、大宮総合車両センターに常駐している183系マリ32編成。俗に言う「旧あずさ色」を纏った車両ではあるが、既に「あずさ」の幕は入っていない為、正面の幕も「特急」幕での運転となっている。

続いて、同じく183系による「あずさ85号」の撮影となるが、この列車まで3時間近く時間が有る事から、いったん都心へ出て、元日に使う乗車券を購入したり、秋葉原の模型店を覗いたりして時間を潰した後、今度は吉祥寺駅へ。同駅2番線から下り快速線を行く183系を撮るのだが、「あずさ85号」通過の10分ほど前に着くと、中野駅同様、ここも先客が多かった。とりあえず、邪魔にならない場所で待機をする。この場所での撮影で心配なのが、緩行線の電車との被りであるが、「あずさ85号」が、通過予定時刻になっても、なかなか現れず、背後からは、緩行線の電車が来てしまった。「ああ、被りか」と諦めかけたが、緩行線の電車の方が早く、被りは回避できた。

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臨時「あずさ85号」は、大宮総合車両センター183系OM103編成。

「あずさ85号」は、国鉄特急色を纏う、大宮総合車両センター所属の183系OM103編成での運転だった。この編成は、両先頭車にシンボルマークが残されている為、特急形電車らしい凛々しい表情を捉える事が出来た。ちなみに、新宿方の先頭車は、飾り帯が低い位置にある変形車クハ183-1527である。

最後は、長野総合車両センター所属の189系による「あずさ87号」の撮影となるが、「あずさ85号」のちょうど1時間後の設定と言う事で、吉祥寺駅では、被りの危険性が高い事から、再び中野駅で撮影する事にした。

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長野総合車両センター所属の189系N102編成による「あずさ87号」

「あさま色」189系による「あずさ87号」。今残っている183系・189系の中では、長野総合車両センターに所属する車両のみ、中央本線の「あずさ」「かいじ」の幕が残されており、この「あずさ87号」は、期待通り「あずさ」幕での運転であった。長野総合車両センターには、先日、しなの鉄道の撮影記でもご紹介した、国鉄特急色に戻されたN101編成があり、出来れば、この編成での運転にも期待したいところ。一度だけ、臨時「かいじ」に充当されたそうなので、また上京してくれないかなと期待している。

この撮影を以て、183系・189系の臨時列車の撮影を終了とした。

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