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「トレイン117」ラストラン 「飯田線秘境駅号」を撮影する

さて、豊田町駅で「富士山トレイン371号」を撮影した後は、東海道本線と飯田線を乗り継ぎ、飯田線の東上~野田城間の撮影ポイントへと向かった。

今年3月のダイヤ改正で、JR東海からは、117系が1編成を除き引退した。国鉄時代から長きに渡って、名古屋地区の都市間輸送を支えてきた117系の引退。最後に残った1編成は、車内を観光列車用に改造された、S9編成「トレイン117」である。イベント列車用として、もう暫く活躍を続けてくれるだろうと思っていたが、その願いも叶わず、7月20・21日に、飯田線で運転される「飯田線秘境駅号」と言う団体臨時列車がラストランと言う事になってしまった。同編成の任務は、どうやら371系がそのまま引き継ぐ模様。JR東海の在来線の様々な路線に入線し、117系の新たな姿を見せてくれた「トレイン117」。せめて、同編成の最後の姿をもう1回撮影しておきたい。今回、遠征したのは、371系の撮影が目的ではなく、「トレイン117」の撮影が目的であった。

途中、乗り換えで20分ほどの時間がある豊橋駅で、遅めの朝食(きしめん)を食べて、豊橋駅9時08分発本長篠行き515Gに乗車する。列車番号末尾の「G」が示すように、この列車は、313系によるワンマン運転。119系を追いやった313系も、今やすっかり飯田線に溶け込んでいた。

豊橋から、35分ほどで目的地である東上駅に到着。8人ほど下車したが、降りたのは、私も含めて、みんな撮り鉄さんであり、駅からの目的地も、全員一緒と言う状況だった。朝は曇っていて涼しかったが、この時間になると、陽も出てきて、一気に気温も上昇。撮影地までは、歩いておよそ15分ほどだが、着いた頃には、汗だくだく。既に、現地にいらしていた地元の方から、「暑いのに駅からご苦労様」と優しく声をかけていただいたのは嬉しかった。

撮影地に着いてから、およそ15分後。下り特急「伊那路1号」がやってきたので、まずは、この列車から撮影することに。

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373系特急「伊那路1号」

身延線の急行「富士川」に運用されていた165系の置き換え用として、1995年にデビューした373系特急型電車。この車両により、JR東海で運転されていた「富士川」「東海」「伊那路」と言った急行列車が、次々に特急に格上げされ、身延線・飯田線と言ったローカル線にも特急列車が走るようになった。東海道本線・身延線・飯田線と大活躍していた時期もあったが、現在では、特急「東海」の廃止。そして、夜行快速「ムーンライトながら」の季節列車化による運用離脱等から、東京乗り入れも無くなり、活躍の場は、東海道本線熱海~豊橋間と身延線・飯田線(豊橋~飯田間)のみとなってしまった。その為、車両運用にも余裕があるようだが、余剰車をイベント列車用に改造と言う発想は今のところ無い模様。3両編成で動けると言う点では、371系よりも、ずっとイベント列車向けのような気がするが・・・

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213系による普通列車

313系と並んで、飯田線のもう一つの顔でもある213系5000番台車。飯田線への転用に際しては、製造元である近畿車輛で、トイレ取り付け改造を行う等、かなり大掛かりなものとなった。313系と異なり、213系は、ワンマン運転には対応していない為、列車番号末尾に「G」の入った列車には充当されていない。

そして、この後がいよいよ本番。「トレイン117」の登場である。

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「トレイン117」による「飯田線秘境駅号」

走行するエリアに合わせて、特別な装飾が行われた事もある「トレイン117」。私にとっては、3回しか撮影するチャンスは無かったが、改めて見直してみると、3回とも異なる姿で撮影する事になった。最後は、「トレイン117」を最初に撮影した、「水都大垣トレイン」に近い姿となった。

この撮影を以て、飯田線での撮影を終了とした。せっかく来たJR東海エリア。この後も、どこか他の線をぶらりと回りたいところであったが、この日は、夜から東京で他の予定が入っていた為、撮影終了後は、普通列車を乗り継いで、東京方面へと戻る事にした。

なお、東上~野田城間の撮影ポイントで偶然出会った方に、豊川駅まで車で送っていただきました。当日は、大変お世話になりました。ありがとうございました。この場を借りまして、改めてお礼を申し上げます。

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臨時急行「富士山トレイン371号」を撮影する

富士山と三保の松原が世界遺産に登録され、今や富士山観光がブームとなっている。鉄道会社でも、富士山の登山ルートへ向かう臨時列車を増発して対応しているが、JR東海でも、7月20日から8月4日までの土曜・休日に限り、臨時急行「富士山トレイン371号」を、浜松~御殿場間に1往復運転することになった。

この臨時急行列車、列車名が示す通り、かつて小田急新宿駅と沼津駅との間で運転されていた特急「あさぎり」用の371系が使用されることになっている。「あさぎり」運用離脱後の371系は、昨年、6月と12月、そして、今年の6月に臨時快速列車に使用されたことがあったが、それ以外は、ほぼ沼津運輸区に留置されたままと言う状態が続いていたが、ここへ来て、東海道線の名古屋地区や中央西線などで試運転が行われるなど、何やら動きが活発になってきた。今後は、臨時列車への充当も多くなってくるのかも。久々に本線を走る371系を見たい。7月19日夜、東京を出て、一路浜松へ。ここで一泊し、翌7月20日の朝、私は、東海道本線の豊田町駅に降り立った。

浜松駅から上り列車で2駅目となる豊田町駅は、1991年に開業。この界隈では、愛野駅に次いで新しい駅である。下りホームの浜松方には、先客が御一人いらっしゃったので、まずはご挨拶。その後、撮影準備を進めていると、背後から下り列車が到着。この列車からも数名、371系を撮影される方がやってきて、ホーム上が賑やかになった。そして、およそ7分後、「富士山トレイン371号」がやって来た。

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一路御殿場へ。臨時急行「富士山トレイン371号」が豊田町駅を通過する。

私自身、久々に見る371系。「あさぎり」運用から引退後は、団体列車用に転用されると言う話は、発表されていたが、その際に編成から外されるだろうと予想していたダブルデッカー車も健在。「あさぎり」現役時代と同じ7両編成で、颯爽と本線を駆け抜ける姿を、こうして再び見る事が出来た事は、とても嬉しかった。あえて、欲を言えば、正面のヘッドマーク。「臨時」表示としているが、これが373系ならば、列車名を変えて、「ごてんば」マーク掲出だったかもしれない。今後の事を考慮して、同じ「臨時」表示でも、例えば、世界遺産に登録された富士山をイメージした、新しいマークを作っても良いような気がする。

こうして、この日最初の目的は終了。次の目的地へと移動するのだが、その前に・・・

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211系5000番台車+313系の静岡行き普通列車。

371系「富士山トレイン371号」の後を追うようにやって来た211系+313系の普通列車。このエリアでは、2007年まで113系や115系が走っていた事も有り、211系は、まだまだ新しいイメージがあるのだが、JR東海の211系5000番台車も、デビューは1988年であり、今年で25年。JR東日本では、211系の廃車も始まっており、JR東海でも、国鉄時代に製造された電車は、ほぼ置き換えが完了したと言う状況を考慮すると、この211系も、あと数年で後継車両が登場する事も考えられる。それだけに、今のうちから、しっかり記録しておく事も大事かなと思っている。

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西武多摩川線 101系247F「春」の甲種輸送を撮影

7月7日、今度は多摩川線から戻ってくる101系247F「春」の甲種輸送の撮影に出かけた。

未明に八王子に到着した247F「春」は、そのまま八王子駅で朝を迎え、9時56分、新秋津に向けて出発する。これまで、何度か多摩川線の甲種輸送を撮影しているが、撮影後に、新秋津へ追跡するために、移動しやすい国立駅での撮影が多かったが、今回は違う場所へ行きたい。幸いにも、曇り気味の天気と言うこともあり、思い切って、立川~日野間の多摩川の河川敷へ行くことにした。

立川駅南口から、立川バス(西武バスの新道福島行きと途中までは同ルート)に乗車し、河川敷に着いたのは、247F「春」の甲種輸送通過のおよそ20分前のこと。河川敷には、10名ほどの方が集まっていた。多摩川線の甲種輸送にしては多いほうかな。そう思いながら、撮影準備を進める。曇り気味だった天気が、途中から晴れ間が出たり、また曇ったりの繰り返しで、カメラの設定がなかなか決められないまま、本番を迎えることに。

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EF65 2037号機に牽引され、新秋津を目指す101系247F「春」

この日、新秋津へ向かう247F「春」の牽引を担当したのは、新鶴見機関区所属のEF65 2037号機。菱形のパンタグラフを維持する人気ガマの登場に、思わずニンマリ。多摩川線の甲種輸送にしては、人が多めだなと思っていたのだが、機関車狙いの方のほうが多かったのかもしれない。

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西武多摩川線へ向かう101系241Fの甲種輸送を撮影

7月6日から7日にかけて、西武鉄道多摩川線の甲種輸送が実施された。

速報ブログや前の記事でも触れたように、多摩川線からは、247F「春」が戻る事になった。そして、新たに多摩川線へは、今年2月に、ワンマン対応工事を終えて出場した241Fが、送り込まれる事になった。多摩川線へ向かう車両は、お昼頃、所沢を出発するのだが、その際に、前日の上り終電車後に、所沢へ送り込まれる事になっている。しかし、ダイヤの都合上、この送り込みを撮影しに行くと、電車を利用して自宅へ戻ることが出来ない為、今まで撮影していなかったが、前記事でも触れたように、この日は、深夜にみんなで白糸台へ車で移動する事から、所沢で集合する事にして、この送り込みを撮影しようと企んだのである。

7月5日深夜。23時35分頃、自宅を出発し所沢へと向かうが、週末の金曜日と言う事もあり、列車は遅延気味。更に、小平で乗り換えた新宿線下り電車も、東村山駅での信号確認の影響により、所沢の到着が予定よりも10分程度遅れての到着となった。また、池袋線も人身事故の影響で、ダイヤが大幅に乱れているが、上りの最終電車は、所沢駅に到着しており、263F+241Fもそろそろかと言うタイミングであった。早速、4・5番ホームへ急行すると、ちょうど、263F+241Fがゆっくりと入線してくるところであった。

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所沢駅6番線に入線してきた263F+241F

263F+241Fが入線してきたのは、手元の時計で0時10分頃の事であった。ホームのない所沢駅の6番線。停止位置目標は、5番ホームの先端ギリギリのところ。停まってから撮るのは、かなり厳しい体制になる事から、今回は、停車する前に撮影してみた。かなりゆっくり入って来てくれたため、停車前でも十分に撮影する事が出来た。

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暫くしてから241F側も撮影。

263F+241Fは、到着後すぐに、パンタグラフを下ろして、翌日の出発まで留置される。反射板が付けられた241F側も撮影したいが、人身事故に伴うダイヤ乱れにより、この時間帯でも所沢駅5番ホームは、下り列車を待つ乗客達で混雑していた。そこで、遅れて到着する飯能行きが出発し、ホームが空いた頃を見計らってから撮影する事にした。

ちなみに、この日は、池袋線の人身事故の影響により、新宿線の上り臨時列車が運転された。この臨時列車は、小平で拝島線の終電にも接続すると案内がされていた事から、263F+241Fの入線を撮ってからでも、この日に限っては、自宅まで電車で戻る事が出来た。

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西武多摩川線 101系四季の電車4本並びを撮影

中央線の武蔵境から是政までを結ぶ、西武鉄道多摩川線。

2010年より、新101系に四季のイラストをラッピングした電車が運用に就いているが、西武鉄道の他の路線と全く繋がっていない孤立路線であるため、車両の入出場の際には、中央線・武蔵野線を経由する甲種輸送により対応している。通常は、「春」「夏」「秋」「冬」と四季の電車が揃っているのだが、1本検査が始まると、多摩湖線で運用中の白一色の電車が、1編成送り込まれる為、四季のどれかが欠けてしまう事になる。

そんな多摩川線の四季の電車だが、今年も「春」が検査の都合上、本線側に戻される事になった。西武鉄道のホームページの「車両図鑑」欄を見てみると、「春」も、今年12月でラッピングを終了する予定となっていた。他の編成についても、追ってラッピングを終了する事になっている。ふと、これまでに四季の電車が4本揃ったところを撮影した事がない事に気付く。通常は3本が運用に就く多摩川線。車両基地のある白糸台駅に行けば、4本揃ったところが撮れるのではないかと思うが、日中の12分間隔運転時には、この駅で列車交換があるが、運用に就いていない1編成と合わせた3本しか並ばない。一方、早朝・夜間の20分間隔の時間帯は、2本入庫するのだが、列車交換が多磨駅で実施される為、これまた並ばない。となると、終電から初電までの間の、約4時間が4本揃う時間帯となるのだが、留置場所が、駅の下りホームと、その隣の側線に1本ずつ、そして洗浄線に縦に2本と言う留置方法の為、白糸台駅の是政方にある踏切から見ても、3本しか顔が並ばない。

しかし、この法則が唯一崩れるタイミングがあった。それは、本線側へ戻る車両が運用を離脱した時である。通常、多摩川線の甲種輸送は、土曜日から日曜日にかけて実施される為、その週の水曜日には甲種輸送の準備が始まる。この時、運用を離脱した車両は、検修庫に突っ込む形で留置される為、運用中の3本と合わせて、4本並びが見られる筈。チャンスは、7月3日から6日までの4日間のみだ。

そこで、7月6日の未明、白糸台へ向かう事にした。4本揃うのは、おそらくこの日が最後。ツイッターでお世話になっている、@9PARAさんがワゴン車を出してくれる事になり、更にフォロワーさん3人が合流し、計5人で早朝の白糸台を訪れてみた。

午前4時頃、白糸台に到着。既に空は少しずつ明るくなっていた。早速、白糸台1号踏切から眺めてみると、狙い通り、4編成が並んでいた。手持ちで撮影できそうな明るさになるまで待機。そして、明るくなってきた4時20分頃より撮影を開始した。

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白糸台駅構内に勢揃いした多摩川線のラッピング電車。

見事に並んだ四季の電車たち。右側から、春・冬・夏・秋と並んでいる。この時点では、初電の発車まで1時間あり、どの編成もパンタグラフは下りたまま。車両たちも眠りについている。

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営業運転を開始した埼京線のE233系を目撃

仕事で新宿へ出かけた7月3日の夕方の事。

6月30日より運用を開始した埼京線のE233系が来ないかなと言う思いで、新宿駅7・8番線ホームの先端へ。ホームの端へ向かう途中で、池袋方向からE233系が接近してくるのを目撃した。しかも運が良い事に新宿止まり。と言う事は、数分後に下り列車として折り返していく筈。そのまま、ホームの先端で、E233系を待つ事にした。

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偶然目撃した埼京線のE233系。折り返し各駅停車川越行きとして新宿駅を発車していった。

運が良いのか、たまたま目撃したE233系は、デビュー記念のヘッドマークを掲出した編成だった。時刻は18時36分。既に薄暗くなっており、コンデジでの撮影の為、あまりい画像ではないが、一発で見られたから、個人的には満足している。

埼京線のE233系は、最終的に31編成が投入され、205系を置き換える事になるが、置き換えは今年度中には全て完了するとの事。1989年7月より24年間、埼京線の主力電車として活躍してきた205系の記録も本腰を入れなくては・・・

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