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西武新宿線の3000系を追う

さて、241Fの撮影のために、西武多摩川線を訪れた8月4日。多摩川線の撮影を終えてからは、観察場所を新宿線に移すことにした。

5月16日に発表された事業計画でも明らかになったように、西武鉄道では、これから3年かけて、30000系車両を84両製造することになっているが、この30000系の投入により、真っ先に置き換えられるのが、本線最後の3ドア車両となった3000系である。3000系は、これまで、6連化された3005Fと3007Fの中間車4両が廃車になった以外は健在であるが、今後は、30000系へ急速に置き換えられることになり、いよいよ本線から3ドア車が消えることになる。既に、池袋線・新宿線ともに、3000系の運用は少なくなっており、なかなか捕まえられないことも多い。そんな中、この日は、池袋線・新宿線ともに、3000系が元気よく本線で活躍していたことから、3000系の記録と言う意味で、追跡することにした。

武蔵境で昼食を摂った後、国分寺・東村山経由で新所沢へ移動する際、恋ヶ窪駅で3007Fと交換した。そこで、東村山に到着後、新宿線の下り列車に乗り換える前に、後続の3007Fを出迎える事にした。

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東村山駅に進入する3007F。

国分寺から東村山行きとして運転されてきた3007F。東村山到着後は、折り返し国分寺行きとなる為、既に方向幕は、国分寺行きとなっている。3000系の場合、方向幕指令機が、西武新宿・国分寺方先頭車(奇数番号車)に設置されている為、入線時には、上り列車の行先表示になっている事も多い。

さて、東村山で3007Fを撮影した後は、新宿線で運用に就いている3013Fを撮影するため、新所沢へと移動する。この時、3013Fは、西武新宿を15時39分に出発する各停本川越行き5639列車に充当されている事が確認できていた。この5639列車は、航空公園~新所沢間で、本川越を16時08分に発車する各停国分寺行き5714列車とすれ違うのだが、この5714列車には、3005Fが充当されていた。5714列車の新所沢発車時刻と、5639列車の新所沢到着時刻の差は、僅か1分。と言う事は、新所沢駅のホームでカメラを構えると、両編成の擦れ違いが上手く撮れるのではないか・・・と言う考えが頭に浮かんでいた。

しかし、実際に現地に行ってみると、上り列車の方が、やや遅れて運転されていて、10分前の列車でも並びは撮れなかった。これは本番でも・・・何となく嫌な予感がする。そして、その予感は見事的中。

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新所沢駅に進入する3013F。(5639列車)

本来は、上りの国分寺行き5714列車の方が、1分早いのだが、先にやって来たのは、3013F充当の5639列車だった。

では、3005Fの5714列車は、何処へ行ったのか?5639列車が新所沢駅を発車するちょっと前に、新所沢駅に到着した。そこで、走り去る3013Fと、到着した3005Fの並びを、強引に撮影してみた。

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新所沢駅で並んだ、3013Fの各停本川越行き(左)と、3005Fの各停国分寺行き(右)

装着していたレンズの都合上、一眼レフでの撮影は不可能で、急きょ、腰に付けていたコンデジで慌てて撮った3000系の並び。強引に撮った割には、まずまずの仕上がりで、ホッとした。

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新所沢駅を発車し、一路国分寺へと向かう3005F。

この後も、暫くの間、新所沢駅で撮影しようと思い、引き続き、ホームの端でカメラを向けていた。すると・・・

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新所沢駅に進入する3009Fによる急行本川越行き2671列車。

5639列車が発車してから、ちょうど10分後。つまり、すぐ次の列車が、この2671列車となるのだが、なんと、この列車には、3009Fが充当されていた。ここへ来る前に、Twitterを見ながら、新宿線の3000系の動きは確認していたのだが、恥ずかしながら、この3009Fに関しては、チェックを怠っており、続行で来る事は、全く把握していなかったので、突然3009Fが現れた時は、正直驚いた。

ここで、大事な事に気付く。3000系が、10分差で、各停と急行として運転していると言う事は、折り返し、西武新宿へ向かう際にも、本川越出発時には、10分差で追いかける事になる。と言う事は、どこかで3000系同士の追い越しが見られるのではないか。早速、時刻表で調べてみると、井荻駅で、3013F充当の各停西武新宿行き5632列車が、3009F充当の急行西武新宿行き2690列車に追い越される事が判明。早速、井荻駅へと向かう事に。とりあえず、井荻駅の西武新宿方にある踏切からカメラを構える事にしたが、下り線側では、ほぼ同じ時間に通過する、下りの特急列車に被られる危険性があった事から、上り線側から撮影する事にした。

踏切脇にある生コンの会社の敷地内に入らないように気をつけながら、カメラを構える。そして、17時42分頃のこと。3013Fの各停の横を、3009Fの急行が通過して行った。

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井荻駅で見る事が出来た、3000系同士の追い越し。

井荻駅での追い越しシーン。それも3000系同士と言う組み合わせを、まさか取れるとは思ってもいなかっただけに、撮り終わった直後は、やや興奮状態になっていた。

これで、新宿線所属の3000系で、この日撮影していないのは、3017Fのみとなった。撮れれば、コンプリートだ!と思いながら電車に乗っていたら、偶然にも3017fを見る事が出来た。早速、時刻表で運用を追い、撮影する事に。しかし、ここで痛恨の見間違えをしてしまい、当初予定したところで3017Fを押さえる事は出来なかった。その後、改めて時刻表を見直した結果、小平駅で3017Fの上り各停を撮影出来る事が判明。早速、時間に合わせて、小平駅へ行く事に。すると・・・

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38111Fの各停本川越行き5647列車と、3009Fによる急行拝島行き2365列車。

まず、本命の3017Fを撮る前に、3009Fによる急行拝島行き2365列車がやってきた。30000系の各停本川越行きとの並びを撮影する事が出来た。

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3017Fによる各停西武新宿行き5356列車。

こうして、時刻表の見間違えと言ったトラブルは有ったものの、1日で新宿線の3000系全編成を撮影する事が出来た。

3ドア車の運用そのものが減っていく中で、この日は、新宿線に所属する3000系全編成が運用に就いていたと言うのは、本当に運が良かったと言えると思う。この日撮影した5編成のうち、3017Fに関しては、7月に武蔵丘検修場を出場したものの、車体の再塗装はされていないため、廃車時期が近いと見て間違いなさそう。3000系の終着駅は、すぐそこまで迫っているのかもしれない。それだけに、今後も3000系を見かけた時は、しっかりと記録しなくては・・・そう思っている。

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コメント

3017Fも3003Fと同様、車内床のの台車の軸の部分を板で塞ぐ工事が未施工ですが、今年度に引退する可能性が高いということでしょうか?

投稿: 西武沿線民 | 2013/09/28 00:28

西武沿線民さん、コメントありがとうございます。

3017Fですが、本文でも触れていますように、検査を通しても車体の再塗装が一切されていないため、この編成も、今年度中には引退するのでは?と予想しています。

出来れば、こういう予想は外れてほしいですけど・・・

投稿: TOMO | 2013/10/08 12:14

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