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西武 奥むさし駅伝開催に伴う臨時列車を観察する

2月最初のブログ記事は、1月26日のお話からです。

1月最後の日曜日となったこの日は、恒例行事となった奥むさし駅伝が開催された。西武鉄道では、毎年、この駅伝大会の開催に合わせて、駅伝のコースと重なる飯能~西吾野間に臨時列車を2往復増発。更に飯能~西吾野間が1日乗り放題となる「奥むさし駅伝応援きっぷ」を販売して対応している。

弊ブログでは、この奥むさし駅伝開催に合わせて運転される臨時列車の観察記を、以前より取り上げている。臨時列車1本目は、飯能駅の出発時刻も早く、寒いこの時期の早朝出動は、かなり辛いものがあるのだが、今年も、臨時列車の撮影に合わせて、早起きして現地へ向かった。

1本目の臨時列車は、飯能駅を7時44分に発車する。この列車に間に合うように、萩山駅を6時52分に発車する急行西武新宿行きで出発。途中、所沢駅構内の「狭山そば」に立ち寄って、朝飯代わりに春菊天そばを食べて目を覚ます。そして、所沢から飯能行きに乗車し、7時41分、飯能駅に到着するが、まだ西吾野行きは入線していなかった。あれあれ、時間を見間違えたか。そう思ってホームの発車案内機を見ると、確かに西吾野行きは7時44分になっていた。

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飯能駅の発車案内機。西吾野行きとしっかり表示されている。

数年前までは、ホームの発車案内機の表示は「臨時」で、しかも、次にこのホームに入線する列車は回送列車になることから、「回送」と「お乗りになれません」が交互表示となり、瞬間的には一段目「臨時」、二段目「お乗りになれません」と言う、訳が解らなくなるような表示だったのだが、その頃と比較したら、とても解り易くなっていた。

そして、この表示を撮り終えた頃、ようやく西吾野行きとなる列車が入線してきた。

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1本目の西吾野行き臨時列車は38109F。

この列車、西武秩父から来る飯能行き5010列車からの折り返しで、駅伝対応のために、予め4000系から、30000系に車両を変更していた。早速、撮影開始となったのだが、この時点で発車時刻まで残り1分少々となっており、乗務員室内の列車番号表示機まで撮る余裕もなく発車してしまった。

撮影後、改札を出場して駅伝応援きっぷを購入。そして、飯能駅7時52分発の長瀞・三峰口行きで臨時列車を追跡する事に。お隣の東飯能駅からは、駅伝に出場する選手たちも乗り合わせて、車内は大変な混雑に。こう言う時、2ドア車は辛い。この混雑は、吾野まで続いた。

さて、西吾野行きに使用された38109Fだが、芦ヶ久保駅1番線(ホームの無い側線)にも停まっていなかった為、横瀬まで来てしまった。しかし、横瀬駅でも、2番ホーム隣の4番線に38109Fが停まっていなかったので、一瞬、どこかで見失ってしまったのかと焦ってしまったのだが、西武秩父方にある引き上げ線の10番線を見ると38109Fを発見。見失っていなかった事で一安心。早速、乗って来た4000系と絡めて撮影してみた。

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横瀬駅10番線(西武秩父方引き上げ線)に入った38109Fと、4000系三峰口行き。

この後、38109Fは、長瀞行きを交わした後、再び動き出し、1番線を経て、飯能方の留置線である8番線へと入って行った。

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今度は8番線に入線した38109F。

これまで、奥むさし駅伝の臨時列車に使用された車両は、西吾野到着後、芦ヶ久保や横瀬に回送され、折り返し、西吾野発の臨時飯能行きに充当される事が多かったのだが、横瀬駅で8番線留置となると、西吾野始発の臨時列車に使用するには、直接飯能方へ出発できないため、少々面倒な事になる。おかしいなあと思いつつも、この後の予定もあり、ここでいったん横瀬を後にする。この時は、疑問に思った38109Fの動きは、後に明らかになって行く。

横瀬駅からは、8時58分発の飯能行きに乗り込み、次に向かったのは東吾野。ここで、2本目の西吾野行き臨時列車を待つ事にした。途中、駅伝開催のため、下り列車に遅れが出ていた為、上りの飯能行きにも遅れが生じており、飯能から元町・中華街行き快速急行と、池袋行きの急行に乗り継げない場合があるとの案内放送が入る。増発や増結で対応しているとは言え、単線区間ではこう言う時、どうしても遅延が発生してしまう。また、都心側も東急東横線との直通列車を遅らす訳にもいかず、西武秩父線の状況次第では、接続を取らずに飯能駅を出発する事も多いようだ。

とりあえず、東吾野には、西吾野行き到着のおよそ10分前に到着。再び西吾野行きに乗り込む前に、トイレに行くだけの余裕はありホッとする。再び入場し、ホームで待つこと数分。二本目の西吾野行き臨時列車がやって来た。

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東吾野駅に入線する2本目の西吾野行き臨時列車。

2本目の西吾野行きに使用されていたのは2077Fだった。一本目の38109F同様、この車両も行先表示は前面・側面共に「臨時」となっている。新2000系の更新車と言う事で、ドア上の案内機及び自動放送装置を完備しているが、いざ乗車してみると、ドア上の案内機は無表示であり、更に放送も車掌さんによる肉声放送であった。車内表示および自動放送は、西吾野行きには対応していないようである。

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車内より列車番号表示機を撮影してみる。

この後、2本目の西吾野行きで終点の西吾野まで乗り通す。西吾野到着後、2077Fは回送列車として西武秩父方面へ向けて走り去って行った。

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西武秩父方面へ向けて回送される2077F。

2077Fは何処まで回送されたのだろうか。西吾野から後続の西武秩父行きに乗り込み追跡すると、芦ヶ久保駅1番線に2077Fの姿を発見。ここで下車して、2077Fを撮影した。

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芦ヶ久保駅1番線で折り返す2077F。

2077Fは、ここで折り返して、西吾野から1本目の飯能行き臨時列車となる模様。私もホーム上から、暫くの間2077Fを観察する事にした。10時30分頃のこと、1番ホームに西武秩父行き各停が到着した。どうやら、ここで上り特急と交換する模様。と言う事は・・・

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芦ヶ久保駅で実現した電車3本並び。

2000系、4000系、そして10000系特急と、芦ヶ久保駅では一瞬ではあるが、列車が3本並んでくれた。

2077Fは、この後、10時40分に芦ヶ久保駅を発車。西吾野へと回送された。そして、私は、10時52分発の西武秩父行きに5017列車に乗り込んで、お隣の横瀬へと向かう。前の記事で触れたクハ3016を車内から撮るのが目的だったのだが、この列車、フルカラーLEDとなった2083Fが使用されていた。この5017列車は、所定でも4ドア車8両編成が充当されていて、西武秩父到着後は、横瀬へ回送されて、8番線に夕方まで留置。西武秩父16時28分発の快速急行池袋行き1002列車になるのだが、横瀬駅で観察していると、2083Fの回送列車が、なんと横瀬駅1番ホームを通過し、飯能方面へと向かって行った。と言う事は、夕方の快速急行には、この日は違う車両が使われる事になる。

では、2083Fは何処まで回送されるのだろうか。後続の5026列車(4015F充当)で追跡すると、吾野駅3番線に2083Fの回送列車が停車しているのを発見。予定を変更して吾野駅で下車。早速撮影する事に。

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吾野駅でも実現した電車3本並び。

御覧のように、手前から4015Fの飯能行き5026列車、38109Fの西武秩父行き5021列車、2083Fの回送列車と、3本並びが実現した。

ここで、1本目の西吾野行き臨時列車に充当された38109Fが、今度は定期列車に充当されているところを目撃する事に。横瀬駅8番線に入った38109Fは、その後、西武秩父駅へ回送されて、5022列車~5021列車と回った模様。この後は、おそらく横瀬駅へ回送され、夕方の快速急行1002列車に充当と言う流れになるようだ。

この後、飯能行き5026列車が発車し、時刻表上では5026列車と同時刻に発車する筈の5021列車も発車するものと思っていたのだが、いつまで経っても発車しない。どうやら、遅れの影響を受けて、西吾野駅で交換する筈だった上り特急列車と、吾野駅で交換する事になった模様。と言う事は・・・

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さらに3本並びが実現。

上り特急列車が1番ホームを通過する事で、またまた電車3本並びが実現した。

この後、38109Fの5021列車、そして2083Fの回送列車の順に発車すると、いつもの静かな状態に戻る。時刻はもうすぐお昼。後続の5028列車に乗り込み、飯能へ向かう。途中、高麗に2083Fがいたりして・・・なんて一瞬期待してしまったが、高麗駅3番線に2083Fの姿は無く、列車はそのまま飯能駅へ。奥むさし駅伝の臨時列車の観察は、ここで終了となった。

おまけ

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8両編成で2140列車に充当中の38114F。

2013年の年末に新宿線から池袋線へ異動した38114F。この日は、相棒である32106Fと離れて、8両編成単独で運用に就いていた。

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コメント

おはようございます。
久々に拝見させていただきました。

「奥むさし駅伝」があることすら全く知りませんでした。
それに合わせ臨時列車まで走っていたのですね。

俺自身、全く勉強不足でいけません。
今回も楽しく読ませていただきました。

それから最後になりますが、俺自身、ツイッターをやっていないので、こちらからコメントさ瀬ていただきました。
失礼、悪しからず。 facebookはやっているのですが。

投稿: 熊田 | 2014/02/02 09:20

熊田さん、コメントありがとうございます。

奥むさし駅伝の歴史は古く、1952年から開催されているそうですが、1999年開催の第48回大会を以て、交通事情により、一旦中止となりましたが、2003年に復活。改めて第1回開催として、今年2014年は第12回と言う事になりました。

駅伝に伴う臨時列車の運転と、応援きっぷの販売は、復活後の大会の分しか知りません。弊ブログでも、毎年と言う訳ではありませんが、可能な限り、この臨時列車の記録はしています。過去の記事を見ていただくと、今は亡き301系による西吾野行きもありますが、現在では4ドア車による運転となっています。

Facebookは、私もやっています。弊ブログのプロフィール画像から本名を拾って検索していただければ御覧頂けるかと思いますので、宜しければどうぞ。

投稿: TOMO | 2014/02/02 12:28

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